【番外編】
インターネットの広告で流れてきた本。
試し読みをして今日、本を買った。
ここ数日はその本に夢中で読んでいた。
私が読んでいる時、狐さんは静かに隣に座っている。
時折視線を感じるが、何も言ってはこない。
そんな日々が何日かたった頃…
視線を感じた時、やっと声を掛けてきた。
「〇〇さん、いつ本読み終わりますか? 」
本を除けて顔をちかづける狐さん。
「あ、ああ…あともう少しですよ」
「そうですか…」
声をかけてきたと思ったら直ぐにまたいつも通りの静けさが戻ってきた。
狐さんが立ち上がったと思うと、私の膝の上に乗る。
思わず
「え、狐さん!?」
と声が出てしまう。
本を避けられ、優しく私の唇にキスをする。
「もっと私にも構ってください…」
抱き締められた狐さんの温かみが体中へ染み渡る。
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今回は犬系を書こうと思ったのですが、あんまり犬系じゃないですね…
リベンジあるかも…、?
↓犬系狐さんです
コメント
2件
あーもう大好き、ありがとう(?)