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Kzn side


「…今日も1限から講義か、、」


この世には、3種類の人間がいる

Dom—「支配したい」と思う者

Sub—「支配されたい」と思う者・妊娠可能

Normal—どちらにも当てはまらないもの

割合的にはNormalが1番少なく、全体の5%ほどだ。

DomとSubは同じぐらいの数になる

俺はSubであり、月に1回ヒートというものがある

わかりやすく言えば「発情期」であり、重さは人によって変わる

俺は突発的で予兆がないものの、比較的軽い方だ

ただ、常に微量のフェロモンを放っているためDomには基本的に気付かれてしまう

大学など、勉学に励む場所と思っている奴はほとんどおらず、番を見つけるために来ている奴が大半だ


「…鬱陶しい」


基本的に俺はDomに目を付けられたくないため、ヒートは軽くても常に抑制剤を飲んでいる

お陰で大学に入ってからはSubと気づかれることは無くなった

ただ、副作用として眠気が誘発されるためモ◯スターが手放せず、更にカフェインの利尿作用を抑える薬も飲んでいるため、健康的ではないだろう

モ◯スターも、1本では眠気が抑えれないため、1日に3本は飲んでいる

もともとカフェインが効きにくい体質なのだ

「…だるいなぁ」

どうせDomやSubとつるんでいても、基本的にセッ…の話しかしていないため、俺の友達はNormalばかりだった








?「かざねさん!」

可愛らしい声がして、後ろを振り向くと白髪の少年が立っていた

「おはよ、ルザクくん!」

この子は後輩のルザクくんで、ご近所同士と言うこともあって小さい頃から仲良くしていた

俺とルザクくんが通っている学校は同じで、小学校から大学までエスカレーター式で上がることができる

高校と大学のメインキャンパスは同じ敷地なので、俺に1限がある時は一緒に通学している

ちなみに、彼はNormalだ

—Normalだから、ここまで仲がいいのだ

「勉強はどう?」

Lz「まあまあ…苦笑」

「嘘つかないの、わかんないことあったらちゃんと聞かないと定着しないよ?」

Lz「やっぱ国語が苦手なんだよなぁ…記述を見るとやる気が失せる、、」

「記述は型さえ覚えたらあとは探しゲーだから、問題解いて定着させることだね」

Lz「ちなみにどういう型?」

「例えば—」

…通学時間はゲームか、勉強の話をしている

俺にとってはこの時間があるから大学に行く気力が保たれていると言ってもいい。

こんな普通の会話でさえ、大半の人はしていないなんて頭がイかれてるんじゃないか?

…しているのかも知れないが、俺は聞いたことがない

Lz「ありがとう!助かった…😊」

「勉強頑張れよー!」

Lz「はーい!じゃあまたー👋」

笑顔で手を振る彼の姿を見送って、俺は大学に足を踏み入れた








無事に大学の講義が終わって、ゼミに向かう

俺は文系ではあるが、生物だけは理系科目の中でもとりわけ好きだったので高校の頃死ぬもの狂いで勉強し、今の研究室にいる


「失礼しまーす…って、今日はこめしょーさんだけですか?」

研究室には白衣を着、ハイトーンの髪をした人物のみが顕微鏡と相対していた

俺の先輩の米将軍さんだ

俺とは違って、バリバリの理系で細胞研究に打ち込んでいる

どうやら観察中らしい

Ks「そーだね、他の人とかはまだ計画立ててる最中の人も多いから」

「俺も今日から実験なんで」

「そっかぁ、頑張って👍」

研究室の中では1番仲が良い先輩で良き理解者でもあり、よく飲みにも行く

ただ、酔うといつも恋人の惚気ばかりなのでそこは少々面倒だ…

…絶対に本人の前では言えないけど

この先輩も、その恋人さんもNormalらしい

惚気を聞くたびに、“何もない”っていいなぁ…と思わずにはいられなかった

Ks「…今日も“あそこ”行くの?」

「…なんでわかったんすか?」

「んー…なんとなく?ちょっと実験だるそうな顔してたから」

「、、流石っすね先輩。お見通しです」

先輩に言われた“あそこ”—

その場所に行っていることは殆ど誰も知らない

知っているのはこの先輩とルザク君だけだ

Ks「かざね君分かりやすいから笑」

「そうっすかね笑」

…とにかく、今日のノルマは速く終わらせよう

そう思い、俺はテキパキと準備を進めた








PM18:00

「お疲れ様でーす」

Ks「おつかれ〜!」

実験が終わり、俺は夜の繁華街へと足を運ぶ

繁華街でも奥の方へと足を進め、地下に繋がる階段を降りるとモダンで重厚な扉が見えた

店員「いらっしゃいませ、何名様ですか?」

「1人で」

店員「ご指名はどうされますか?」

「あー、いつもの“方々”に…(名刺を見せる)」

店員「了解しました。こちらのお部屋でお待ちください」

この店にはかなりの頻度で通っている

忙しさによっても変わるが、週2では行っているだろう

しばらくスマホを見て時間を潰していると、扉が開いて2人の人物が姿を現した

?「ご指名ありがとうございます…って水臭いよな」

「それはそう」

??「まあ、友達だし?」

「じゃあ今日もよろしく」


















「しゅうととふうはや」—





お疲れ様です!

【解説】

私はカフェインが効きにくいのか、モ◯スターを飲んでも平気で寝れますw(睡眠の質は悪くなってるかも)あとは、私は完全に文系で、ここでは物語の設定上、生物には興味があるとしていますが、現実の主は理数全部ダメです✖️

Dom/Subの比率は現実で言う男女比を表したかったので、一般のDom/Sub作品の比率とは変更しています(設定上男性しかいないので)


今回はあんまCOに繋がるものは無かったけど、次回はガチガチ入りますのでご注意を…

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Dom/Sub(生物学的性別)が全ての世界でも生きる価値はありますか?

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