テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ttn「んん………、(目擦」
朝7時。
昨日のことを思い出す度に
胸が締め付けられるが
今日は出勤日。
jppは、もう起きて着替えをしている。
jpp「…….あ、ttnおはよ。」
昨晩とは違い
少しだけ冷たい態度のjpp。
が、その中にある異常さを
ttnは、見逃さなかった。
ーーーーー
洗面台に行き、身支度を済ませると
時計の針は、7時30分を回っていた。
出勤時間は、8時30分までだが
二人は早めに部屋を出た。
これだって、いつものこと。
だからこそ、彼に
もっと触れていたいって
感じるのかもしれない。
ーーーーー
二人の勤めている会社は
一般的なサラリーマンなどが働く
ごく普通の商事会社。
今日も、朝一で席に着き
鞄を置いたら
デスクの上のパソコンを開く。
ttn「……なぁ、jpp。」
jpp「……なーに?ttn。」
ttn「これ、どうやるん?」
jpp「……あー、それはね___」
まるで、昨日のことが無かったみたい。
でも、少しだけ
距離が縮まった気がして
何となく、ぎくしゃくした感じで
不思議な距離感。
ttn「……俺、良かったわ。」
ttn「jppの席の隣で。」
jppは、ttnよりも先に入社していて
先輩でもあるが
気持ち的には同僚……みたいな。
jpp「………俺も、良かった。」
jpp「ttnに、色々教えること出来て。」
ttnは、胸が高鳴った。
いつも、思わせ振りな言葉を発するjpp。
今の「色々教える」と言うのは
もしかしたら、パソコンの資料以外にも
「そーゆーこと」関連の「教える」も
入ってるんじゃないかって
ttnの頭の中は、jppでいっぱいで
jppしか頭になくて
キーボードの「j」を打とうとしていた手が
何故か動かなくて。
jpp「………ねぇ、ttnはさ。」
ttn「……何や?」
jpp「…………やっぱ、何でもない。」
ttn「………そうか……?」
どうしても、気になるような仕草で
jppは、また指を動かし始めた。
ttnには、jppが何を言おうとしたのか
想像もつかなかった。
mb「おはようございまーす」
mb「お願いしますー」
jpp「……あ、おはよう。(微笑」
ttn「……………、」
彼が、あの時の微笑みとは
またちょっと違う笑い方で
出勤してきた人達に、挨拶をする。
ttnは、無性に辛くなった。
その、原因が
何なのかも知らずに。
コメント
9件
全体的に私の好きを詰め込んだ
ttn く ん 、 教 え て あ げ よ う ( 上 か ら 目 線 で す み ま せ ん そ れ は 嫉 妬 だ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !!
早く気持ちに気づいてくれ〜!