テラーノベル
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数ヶ月の間記憶が戻らなかった主は、デビルズパレスのみで過ごしていた。
執事たちは皆主の記憶が戻ったとしても、元の世界に帰る気が起こらないほど甘やかし、依存するように仕向けていた。
しかし、記憶の戻った主は元の世界との二重生活の頃の記憶も戻ったことで、元の世界の大切なものや人のことが気になったのと、執事達の異常な行動の数々に恐怖を感じてベリアンに一度元の世界に戻ると告げた。
その瞬間、優しかった執事の表情が消え首を絞められて意識を失った。
『・・・?』
主が目を覚ますといつも通りの部屋のベッドの上だった。
身体を起こそうとした瞬間、手足の自由が利かない事に気づいた。
手は一纏めにされてベッドの柵に括りつけられており、足は足枷と鎖でベッドに固定されていた。
勿論、指輪は外せないようにロックのかかる手錠とチェーンで固定されていた。
『やっ!?なにこれ!?』
主はパニックになり手足をバタバタと動かすが、拘束はびくともしなかった。
主が暴れる音に気がついたのか、誰かが部屋に入ってきた。
「・・・お目覚めですか、主様」
『ベリアン!?ねぇ、どうなってるの!?外してよ!!元の世界に帰りたいの!!』
主がベリアンに叫ぶが、ベリアンは顔色一つ変えずに主の服をハサミで切り刻み始めた。
『いやぁ!?なに、何するの!?やめてよ!!』
フルーレが作ってくれたお気に入りの部屋着がみるみるうちにボロ布になっていく。
主はその光景をただ見ていることしかできず、悔しさと混乱で涙が滲んだ。
下着も全て剥ぎ取られ裸にされると、流石の主も何をされるのか嫌でも理解しかけてしまう。
『ベリアン、やめて・・・ダメだよ、おねがい・・・』
主が弱々しく懇願すると、やっとベリアンが微笑んで目を合わせてくれた。
「ふふ・・・可愛らしいですね、主様。
でも、やめませんよ?だって、あんなに甘やかして依存していただこうと頑張ってもダメだったんですもの。
もう体から堕とすしか無いではないですか・・・」
ベリアンは主の頬にそっとキスをした。
主がぎゅっと目をつぶってしまうと、また小さくふふっと笑う気配がした。
そのまま唇、首、胸、腹、腰・・・とどんどん下にキスを落とされる。
切なく疼き始めた箇所は素通りして、ベリアンは足先からどんどん上にキスをしていく。
太腿にキスをされる頃には疼きが我慢出来ないほど大きくなってきていて、主は無意識に体をくねらせていた。
「うふふ・・・可愛らしい主様・・・
はぁ・・・もう食べてしまいたいですけど、お預けです」
『え・・・』
「いい子になって、もう元の世界に戻らないと約束してくださるまでは気持ちよくしてあげませんから」
『!』
ベリアンはそう言うと主に水を飲ませて部屋から出ていった。
主は中途半端に高められた熱をどうすることもできずに、ベリアンが再び訪れるのを待つことしかできない。
『うう・・・』
主は小さく呻きながら永遠にも感じる数時間を過ごすことになった。
ベリアンが再び主の部屋を訪れたのは2時間ほど経ってからだった。
ベリアンが食事の支度をして戻ってくるまでの間、主は発散することのできない熱を持て余し、火照ったままの体が実に美味しそうに見えた。
「主様」
ベリアンが声を掛けると、主はゆっくりと振り向いた。
『あ・・・べりあん・・・?』
ぼんやりとした頭で発された言葉は甘く掠れていて、ベリアンの理性はガリガリと削られていく。
「・・・お食事をお持ちしました。さあ、どうぞ」
ベリアンはそんな事を悟られないよう必死にいつも通りを演じ、主に一口ずつ料理を食べさせた。
食べカスの付いた唇にゆっくりと指をすべらせると、主は期待しているように潤んだ瞳でベリアンを見つめた。
ベリアンはそのまま主に口付け、唇の間に舌をねじ込んだ。
小さな口内を大きく長い舌で舐め回し、性感帯を探る。
歯列をなぞり、舌を絡め、上顎を撫ぜると主の肩が跳ねた。
ベリアンは気が済むまで主の口内を蹂躙し、やっと唇を離した。
互いの唾液で濡れた口元がいやらしく光る。
その光景に余裕を無くしたベリアンは主の首に顔を埋め、首筋を舐め回した。
気が済むと今度は期待に固くなった胸の飾りを舌先で優しく舐め始めた。
たまに唇で摘んだり、軽く吸ったりするだけのもどかしい愛撫に、主は声を押し殺し身をくねらせることしかできない。
ベリアンが胸を手で愛撫し始めると、主は声を抑えられなくなり小さな喘ぎ声を漏らし始めた。
既に下はぐしょぐしょに濡れ、シーツに大きなシミを作っているのに全く触れてもらえない。
もどかしさに足をすり合わせようとすると、気付いたベリアンがするりと腿に手を滑らした。
「あら?主様・・・こんなに濡らして・・・」
『っ・・・』
主は恥ずかしそうに真っ赤になった顔を背ける。
ベリアンは焦らすように太腿を撫でて言った。
「主様、どうしてほしいか言ってくださらないと分かりませんよ?」
『そんな・・・』
「それか・・・もう元の世界に帰らないと約束してくださるなら、極上の快楽を差し上げますが・・・?」
主は快楽と元の世界を天秤にかけ、わずかに残った理性で首を横に振った。
「・・・そうですか。強情ですねぇ・・・
あ、そうです・・・それなら・・・」
ベリアンはポケットから小瓶を出して蓋を開けた。
「念の為ルカスさんに頂いた媚薬です。
処女でも娼婦のように乱れると評判の薬・・・の原液です」
『!?』
「ふふ、これを直接摂取したらどんな風になってしまうんでしょうね?」
ベリアンは楽しそうに言いながら、足を開かせた。
『いやっ!!やめてぇ!!』
ベリアンは主の悲鳴を聞き流し、ドロドロになった秘部に薬を塗りつけ始めた。
固くなった陰核の皮を剥き、刺激を与えないようにとろみのある液体を垂らした。
薬が落とされたところからジンジンと熱が上がっていく。
主は先程とは比べ物にならないほどの疼きを与えられ、涙が滲んできた。
『ん、くぅ・・・』
そんな主を見てベリアンは楽しそうに笑った。
「主様、辛そうですね?
・・・これからもっと辛くなりますから、頑張りましょうね」
ベリアンは指に薬を塗りつけ、ヒクヒクと動いている膣口に指を埋めた。
『えっ!?・・・いやぁっ!!やだやだやだぁっ!!ベリアン!やめてぇっ!!』
ズブズブと指が埋まっていく感覚に主は悲鳴を上げる。
しかし、ベリアンは指に薬を伝わせて膣内にどんどん薬を流し込み、念入りに壁に擦り込んでいく。
奥の行き止まりまでしっかりと塗り込まれると、もう疼きは我慢できず主は腰をカクカクと動かして快感を拾おうと必死になっていた。
「あらあら・・・そんなに腰を動かして・・・」
ベリアンは満足そうに呟き、情欲に蕩けた主を見下ろした。
「早くいい子になってくださいね。私だって我慢しているのですよ?」
そういったベリアンは主に背を向け、部屋から出ようと立ち上がった。
『ぁ・・・まって・・・』
主の身体は耐えられない熱にベリアンを求めてしまった。
「・・・主様、もう元の世界に戻るつもりは無くなりましたか?」
『んっ、もうもどらないっ!だから、おねがい、さわってぇ!!』
主はとうとう泣きながらベリアンに縋り、元の世界を捨てる選択をした。
「あぁ・・・主様・・・っ!!」
ベリアンは恍惚とした表情で主に覆いかぶさった。
部屋の中は粘着質な水音と、肌がぶつかる音が響いていた。
女の嬌声は高く掠れ、行為の長さと激しさが窺える。
『っ、ひぁ・・・あーーっ、あっああっ・・・』
まともな言葉も話せなくなり、ただただ喘いで跳ねるだけの人形と化した女を貫きながら、ベリアンもまた行為に溺れ何度目かも分からない精を注ぎ込んだ。
『あーーーーっ・・・ああっ!ぅあっ、ああぁ・・・』
女は引くことのない絶頂の波にさらわれ、延々と達し続けている。
ベリアンは髪を掻き上げて膣から昂りを引き抜いた。
流石にもうベリアンの体力も尽きてきたのだ。
荒い呼吸を繰り返し、意識も朦朧としている主にベリアンは声を掛ける。
「主様・・・私はもう満足しましたので終わりにしますね。
・・・あと17人のお相手、よろしくお願いしますね」
ベリアンは部屋から出て次の執事を呼びに行った。
最初からこうしておけば、何も考える余裕もなく執事達に愛されるだけの主で居てくれたのに、と過去の自分を殴りたい気分だ。
部屋の外で聞き耳を立てていた数名の執事に呼び止められ、流石にやりすぎだと抗議されたが主が元の世界を捨てたと知ると何も言えなくなった。
彼らも主をこちらの世界に留まらせるという目的は同じなのたから。
しばらくすると、主の部屋から女の嬌声と荒い息遣いが聞こえてきた。
これからずっとこの音を聞きながら過ごすことになるのだから、いちいち気にしていられない。
ソワソワとしている執事達に順番は守るようにと釘を差し、バスルームに入ったのだった・・・。
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コメント
1件
うわっ…これは結構ハードな展開だね。記憶が戻ったことで優しかった執事が一転して監禁・調教ルートに入るギャップがすごい。ベリアンの「もう体から堕とすしかない」っていう台詞、ゾッとしたけどキャラの執着がガチで伝わってきた。主が天秤にかけられて快楽に負けるシーンは切なかったけど、この世界に留まる選択をしたことで今後どうなるのか気になる。全18人の執事相手って…想像しただけで震えるわ。