テラーノベル
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『寝不足』
(学校・朝)
えと。
席に座ってる。
⸻
でも。
様子がおかしい。
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ぼーっ。
⸻
女子A
「えとちゃん?」
⸻
えと
「……はっ。」
反応遅い。
⸻
机の上。
缶コーヒー。
エナジードリンク。
さらに小さい眠気覚まし。
⸻
女子A
「飲みすぎじゃない!?」
⸻
実は。
委員会の仕事。
締切地獄。
⸻
えとは数日。
ほぼ寝てない。
⸻
その結果。
現在。
ふらふら。
⸻
教室のドア開く。
ゆあん入ってくる。
⸻
ゆあん
「え――」
止まる。
⸻
一瞬で気づく。
⸻
ゆあん
「……寝てない。」
低い声。
⸻
えと
「ね、寝たよ?」
⸻
ゆあん、机の上見る。
缶。
大量。
⸻
沈黙。
⸻
ゆあん
「これ何。」
⸻
えと
「カフェイン……?」
⸻
🥺※スランプ中

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3,411
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44
ゆあん
「疑問形やめて。」
⸻
えと、目逸らす。
⸻
ゆあん、えとの顔近づける。
目の下。
うっすらクマ。
⸻
ゆあん
「何時間寝た。」
⸻
えと
「……。」
⸻
ゆあん
「えと。」
⸻
えと
「……二時間。」
⸻
教室。
空気終わる。
⸻
ゆあん。
無表情。
逆に怖い。
⸻
ゆあん
「委員会。」
えと
「みんな困ってて……」
⸻
ゆあん
「断れ。」
⸻
えと
「うぅ……」
⸻
その瞬間。
えと、ふらっ。
⸻
ゆあん。
秒速で支える。
⸻
クラスメイトたち。
(速……。)
⸻
ゆあん
「もうだめ。」
⸻
えと
「授業あるよぉ……」
⸻
ゆあん、えとの缶コーヒー回収。
⸻
えと
「あっ。」
⸻
ゆあん
「没収。」
⸻
えと
「死んじゃう……」
⸻
ゆあん
「寝ろ。」
真顔だった。
『カフェイン生命体』
(教室)
ゆあんに缶コーヒー全部回収されたえと。
机に突っ伏す。
⸻
えと
「コーヒー無かったら死んじゃう……」
⸻
ゆあん
「死なない。」
即答。
⸻
えと
「いやほんとに……」
ふらふら。
⸻
ゆあん、えとの額触る。
熱はない。
でも。
完全に寝不足。
⸻
ゆあん
「今のえと。」
ゆあん
「目閉じたら三秒で寝る。」
⸻
えと
「寝ないもん……」
その瞬間。
こくっ。
⸻
ゆあん
「ほら。」
⸻
えと
「……はっ。」
自分でびっくりしてる。
⸻
クラスメイトたち、苦笑い。
⸻
男子A
「鄧華さん限界じゃん……」
⸻
ゆあん、不機嫌。
⸻
ゆあん
「なんでそこまで頑張るの。」
⸻
えと
「だって委員長困ってたし……」
⸻
ゆあん
「えとが倒れたら俺が困る。」
即答。
⸻
えと
「重……」
でも。
ちょっと嬉しい。
⸻
ゆあん、没収した缶コーヒー見下ろす。
⸻
ゆあん
「これ今日禁止。」
⸻
えと
「えぇ!?」
⸻
ゆあん
「水飲め。」
⸻
えと
「味しない……」
⸻
ゆあん
「人類みんな飲んでる。」
⸻
えと、しょぼくれる。
⸻
ゆあん、ため息。
そのあと。
自分のパーカーえとにかける。
⸻
ゆあん
「昼休みまで寝て。」
⸻
えと
「授業……」
⸻
ゆあん
「ノート俺取る。」
⸻
えと
「ゆあんくん頭良かったっけ……」
⸻
ゆあん
「えとのためならIQ300。」
⸻
えと
「基準がわからないよぉ……」
⸻
でも。
ゆあんの肩に寄りかかった瞬間。
えとは数秒で寝落ちした。
⸻
ゆあん。
その寝顔見ながら。
小さくため息。
⸻
ゆあん
「……ほんと無理しすぎ。」
ノート』
(授業中)
教室。
静か。
⸻
えとは。
ゆあんの肩にもたれたまま熟睡。
完全に限界だった。
⸻
その隣。
ゆあん。
普段。
絶対ノート取らない。
⸻
先生
「赤城が書いてる……?」
⸻
クラスざわつく。
⸻
男子A
「世界終わる?」
⸻
でも今日のゆあん。
違う。
⸻
ゆあん
(えとに見せる。)
その一点だけ。
⸻
結果。
めちゃくちゃ丁寧。
⸻
字綺麗。
図わかりやすい。
ポイント整理完璧。
色分けまでしてる。
⸻
女子B
「誰のノートあれ……」
⸻
男子A
「参考書?」
⸻
しかも。
たまに。
寝てるえと見て。
⸻
ゆあん
(かわいい。)
⸻
その勢いで。
さらに綺麗になる。
⸻
先生まで二度見。
⸻
先生
「赤城。」
ゆあん
「……はい。」
⸻
先生
「熱でもあるか?」
⸻
クラス爆笑。
⸻
ゆあん、真顔。
⸻
ゆあん
「えとに見せるんで。」
⸻
先生
「理由が重い。」
⸻
数時間後。
昼休み。
⸻
えと
「……ん。」
起きる。
⸻
えと
「あれ、授業……」
⸻
ゆあん、すっ。
ノート見せる。
⸻
えと
「……え?」
⸻
綺麗。
めちゃくちゃ。
⸻
えと
「ゆあんくんが書いたの!?」
⸻
ゆあん
「うん。」
⸻
えと
「すごっ!?」
⸻
ゆあん、少し得意げ。
⸻
ゆあん
「見やすい?」
⸻
えと
「めちゃくちゃ見やすい!」
⸻
その瞬間。
ゆあん。
静かにガッツポーズ。
⸻
クラスメイトたち。
(今ガチで喜んだ……)
『おやすみ係』
(放課後)
えと。
まだ眠そう。
⸻
ふらふら歩く。
⸻
ゆあん
「……限界。」
⸻
えと
「だいじょぶ……」
その瞬間。
こくっ。
歩きながら寝そうになる。
⸻
ゆあん、即支える。
⸻
ゆあん
「もう喋らなくていい。」
⸻
そのまま。
空き教室へ連行。
⸻
えと
「え、授業……」
⸻
ゆあん
「今放課後。」
⸻
えと
「……あ。」
本格的に脳が働いてない。
⸻
空き教室。
カーテン揺れる。
静か。
⸻
ゆあん、自分の椅子引いて。
えと座らせる。
⸻
ゆあん
「寝て。」
⸻
えと
「でも……」
⸻
ゆあん
「寝て。」
二回目。
⸻
えと、しょぼん。
⸻
ゆあん、少し表情柔らかくする。
⸻
ゆあん
「いい子だから。」
⸻
えと
「子供扱い〜……」
でも。
ちょっと嬉しい。
⸻
ゆあん、自分のパーカーまたかける。
しかも。
髪撫でる。
⸻
ゆあん
「頑張ったね。」
⸻
えと
「……。」
その一言。
刺さる。
⸻
えとは委員会も勉強も。
ずっと頑張ってた。
でも。
“頑張ったね”って言われると。
急に力抜ける。
⸻
えと
「……ん。」
目閉じる。
⸻
ゆあん、机くっつける。
えとが寝やすいように。
⸻
ゆあん
「ここ使って。」
自分の腕ぽんぽん。
⸻
えと
「腕?」
⸻
ゆあん
「枕。」
⸻
えと
「痺れるよ?」
⸻
ゆあん
「えとならいい。」
即答。
⸻
えと、少し笑って。
そっと頭預ける。
⸻
ゆあん。
その瞬間。
めちゃくちゃ優しい顔。
⸻
ゆあん
「おやすみ。」
小さい声。
⸻
えと
「……ゆあんくんも寝る?」
⸻
ゆあん
「えと見てる。」
⸻
えと
「寝にくいよぉ……」
⸻
でも。
ゆあんが髪撫で続けるから。
えとは数分後には。
すやすや寝息立ててた。
⸻
ゆあん。
その寝顔見ながら。
⸻
ゆあん
「かわい。」
今日だけで百回目くらいだった。
コメント
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ああああゆあんくんが!!!!!😭💕💕 「えとが倒れたら俺が困る」って重くて優しくてずるすぎる〜!! しかもノート鬼丁寧に書いて「見やすい?」ってドヤるとこ、ちゃんとガッツポーズまでしてるの尊死する…。 腕枕しながら「えとならいい」とか最後の「かわい」百回目とか、もうダメ、恋愛脳が爆発した🔥 寝不足でふらふらのえとも可愛すぎて、二人の距離詰まりまくりの神回だったよ!!