ここはすとぷり王国
自然と活気のある暖かい王国だ
だが経済が発展してるからか
森から近いからかわからないが少し戦争も多い
だから30年ほど前から軍が置かれた
初代総統グルッペン・ヒューラー
皆からぺんさんと親しまれてきた方だ
尚現王様の弟に当たる
軍ができて何年がか立ったとき王国に第1王子が生まれた
彼は初代総統ぺんさんにそっくりだった
だから国は第1王子に名を着けた
グルッペンと
王子のグルッペンはとにかく頭がよく軍が好きだった
たまに顔を覗かせに行ったりもした
そして王子のグルッペンが10歳の時
彼は軍に入った
王子のグルッペンはめきめきと成果を挙げ
すぐに幹部へと成り上がった
幹部になったグルッペンは町で一人の少年を見つけた
赤く透き通った瞳をしている
少年はトントンと名乗った
グルッペンはトントンを気に入った
彼もどこかグルッペンに引かれたのだろう
仲良くなるのに時間はかからなかった
そんな彼らを大きく動かすのは5年先
トントンが軍に入り二ヶ月がたとうとしてたときだ
彼らの年は15だ
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gr「俺も戦争いきたかった~」
そう言いながらグルッペンは伸びをした
tn「しゃぁないやん俺らまだ未成年(16才以下)なんやから」
「あっぐるさんこれまた被害届け出とる」
グルッペンの愚痴に返しつつ次の資料を渡してくる
gr「また実験か、本当に何してるのかわからないゾ」
眉間にシワを寄せながら呟くグルッペン
やけに外が騒がしい
トントンはそう思いながらも資料を見続けた
ドアをノックする音が聞こえた
モブ「失礼しますッグルッペン様ッペン総統がお帰りになりましたッ」
少し焦った様子で言う
「今すぐ行く」と返しながらぐるさんは席を立った
呼びに来た人の後ろを付いていくと場所は医務室だった
嫌な予感がする
そう思い重い扉を開けた
ps「…よぉトントンにグルッペン」
気まずそうな顔で手を挙げる神
その横ではぐるぐる巻きの包帯に身を包んだペン総統だっだ
ぐったりと横になっている
gr「ッ!!!ぺんさん!」
そう言いながらベッドに駆け寄るグルッペン
「遅いじゃないかグル」と行ってる総統様の声は掠れてて元気が無かった
gr「ぺんさん!大丈夫か!?生きとるよな!大丈夫やんな!!!!」
ペン「グル…ハハッお前の総統になる姿見ときたかったな…」
gr「なっなに言っとるんやまだッまだいきるよなッ」
ペン「自分の寿命ぐらいわかるわ…なあグル次を任せたよ」
gr「ペンさんッぺんさッなぁッ返事してやッぺんさんッ」
「俺ッまだぺんさんに教わってないことめっちゃあんねん」
「なぁぺんさッうぅッぺんさん…」
ぺ神が首を横にふる
ボロボロと溢れ出す雫はグルッペンの視界をぼやかす
握った手は冷めていて死を感じさせる
ps「ごめんグルッペン…俺神なのに外科医なのにッぺんさんをッッ」
雑面の下から涙が滴る
赤い眼鏡も役割をはたさず視界がぼやける
初代総統は息を引き取った
今思えばあの時以降ぐるさんの泣き顔は見てないな
そう思い出すトントン
それから彼は総統になった
世間を揺るがす最年少で
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あれから月日は経ち今では22名の優秀な幹部の上に立つ立派な総統様になっていた
軍は最大の力か入り,しっかりと機能してる
これはそんな軍の話をまとめた書物だ
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