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「はあ、、、また新しい薬。あと何個飲んだら治るんだ よ、、、」
私はため息をつく。私は昔から体が弱い。心臓の病気らしい。病名は聞かされたことがない。私はほぼ毎日病院のベットの上にいる。学校に行っても、すぐ貧血になって倒れたり、人が混雑しあっているのが気持ち悪くて吐いたりする。
「ゆあちゃ〜ん、次の検査あるから、行くよ〜。」
「はい。」
私は看護師さんのあとにゆっくりついていく。検査、あといくつすればいい。あといくつ薬を飲めばいい。あとどれだけ日にちが経ったら、この病院から出られる?私は毎日が嫌になる。
「じゃあ、検査始めるよ〜。」
まあ、最近の検査は25分程度で終わる。昔は1時間とか馬鹿な時間がかかっていた。
(はあ、、、また寝るか。)
寝ていても検査はできるから、ほぼ寝ている。そして、25分後。気づいたら病室に戻っていた。
(はあ、、、終わったのか。じゃあ、1時間くらい時間あるし、勉強するか。)
私は棚からドリルと筆記用具諸々を取り出す。そして、折りたたみの机を広げて勉強を始める。すると、
「コンコン。ゆあちゃん?」
「はい?」
(あれ?検査はさっきしたから、まだもっと先だと思うんだけどな、、、)
私はベットから降りてドアを開ける。
→続きは第2話で!!