それから数分経って、ヤクザみたいな人が、3人ぐらい人を連れてきた。
「らっだぁ…ほんとに何も覚えてないの…?」
呆気にとられたような顔をしながら赤い目の人は言う。
「覚えてないも何も、俺は学生で、今日も普通に学校に行くはずだったんですよ。」
「ガッコウ?ッテナニ?」
「ゑ?」
(学校を知らないということがあるのだろうか。…なんならこの人、体浮いてるし…え?どういう状況?流石に夢?)
「とにかく、自己紹介してくれるかな?」
顔を隠しているスーツの人はそういった。
「ふ、福田らだおっていいます。高校3年生でテニス部です。趣味は…まぁ色んなゲームやってます。」
4人「・・・」
「ラダオガヘンニナッチャッタヨ;;レウサーンドウニカシテー…」
「いやっどうにかしろって言われても…どうしようもないでしょっ!」
「まぁ、こうなった以上は仕方ないんやから、軽く散歩でも連れて行け…仕事は俺がどうにかするから」
「じゃあ俺が城の案内でもしようかな。」
そう言ってスーツの人は俺の手を引いて
「着いて来て」
と言って城の中を歩く羽目になった。
(学校に遅れたらどうしよう)
そう思いつつもついていくしかないのであった。
今回はここでしめますゆ
さいぬら〜
コメント
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もう最高 神作