東京×大阪です
地雷さんは回れ右
昼下がりのオフィス。
社内のトイレ、個室のドアが静かに閉まる──と同時に、
**「ガンッ‼️**」****と壁に叩きつけられるようにして、大阪の背が押しつけられた。
「ッ……はぁ!? な、何すんねん、東京っ!!」
「静かにしてください。声、響きますよ」
東京はピシッとスーツを着こなしたまま、
冷たい目で大阪を見下ろす。
「朝から言うこと聞かないし、資料の件も、言い訳ばかり。
……どうして、私に従えないんです?」
「そ、それはっ……! 僕は、おまえに命令される筋合いなんか……っ!」
バッ──
ネクタイを掴まれて、ぐっと顔を寄せられる。
「また、そんな顔……いい加減、覚えてください。
あなたが、どれだけ私のものなのか」
「は……ッ? やっ……んっ、んむぅッ……!」
唇を塞がれたかと思えば、舌がぐちゅりと絡んでくる。
ビジネスキスちゃう。
これは、支配のキスや。
「っは……なっ……あ、あかん、ここトイレやろ……ッ、バレる、ッ!」
「バレたらどうします? “大阪が可愛がられてる”って噂でも流れますか?」
東京の手が、大阪のベルトをスルリと外す。
「っ、おい待て、やめぇ……ッ、お前、ほんまに……ッ!」
「……言いましたよね。
“言うこと聞けない子には、再教育”って」
ぐちゅ、ぬちゅっ……っ!
「ぅあッ……ああっ!? ちょっ、なんでっ、こんなとこでぇッ♡」
東京の指が、大阪のスラックスの奥に潜り込んで、
とろとろに溶けたそこを、ぐにぐにと愛撫し始める。
「……ほら。身体はちゃんと覚えてる。
“私に触られると、気持ちいい”って──」
「ちゃ、ちゃう……こんなん、仕事中に……ッ」
くちゅっ、くちゅっ、ぬちゅっ……!
「じゃあ、言ってください。
“僕のミス、もっと罰して”って──ここで」
「っそんなん、言えるかアホッ……!」
「ふふ……じゃあ、このまま──
イかされるまで、おしおき、続けますね」
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