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不穏
グロ表現あり
MARETU教に入りなさい(勧誘)
いってら
あらすじは食ったわ
過去に戻って大体1ヶ月?たったかな
あれから教会に行くのは避けてazureといた
とにかくまた幻覚とか見ないようにするには
なるべく干渉しない
これが1番
でもある日、違和感を感じるようになった
別に身体はどこも悪くない
ただ、たまに手の感覚がおかしくなる
怖いな
「time」
「?」
チュッ
「ふぇ?」
「隙あり?」
「もう…///」
azureはあれから油断している僕にイタズラをしてくるようになった
恥ずかしいけどとても嬉しい
クスクスと笑う彼に僕もお返しをした
ずっとこんな時間が続いたらいいのに
数日後
違和感が強くなった
これは気のせいではない
嫌な予感を感じつつも僕は会いに行った
その日は夜だった
「time見て」
「?」
「ここ綺麗でしょ?」
「わぁ…」
そこは彼の好きな紫の花畑だった
これまで色んな所に行ったけどここは一番彼に似合ってる
けどどうして…
初めてなのに
なんで懐かしさを感じてるの?
流石にこれは気のせいだよね?
チュッ
「time」
「はっ…」
「またやられたね」
「うぅ…//」
またやられた…
顔を赤らめてると
ザザッ
!?
一瞬何か見えた
幻覚?また…
「time出来たよ」
「えっ…あっ」
azureはいつのまにか花冠を作ってた
「はいどーぞっ」
「エヘヘ…ありがとう」
やめて
何かはわからないけど僕たちに干渉しないで
そう心で訴えるとまた幻覚が走った
そして僕は最悪な事実に気づいた
あぁ
ここ
僕が
彼を
殺した場所だ
なんで
なんで
今……
すると手が動いていた
手は僕の意志を無視してあの短剣を取り出した
な、なんで
なんでよ
やめて
ずっと
これまで
頑張って
避けたのに
どうしてよ
まさか
スポーンが?
嫌だ
僕はもう
あんな復活になんてものに
惑わされたくないから
止まって
お願い
…………そう
どうしても僕に捧げて欲しいんだな
わかったよ
終わってしまう前に終わらせるよ
azureは手を止めた
さっきから後ろのtimeが静かだ
それは今に始まった事じゃない
ずっとだ
僕がイタズラを仕掛ける前とか
どこか遠い目をしてて
この際聞いてみようと
振り返った
そして目を見開いた
愛していた
グシャ
愛していたのに
グシャ
こうしてやる
グシャ
裏切り者は
グシャ
返してくれ
グシャ
僕の思い出を
グシャ
愛していた
グシャ
愛していたのに
グシャ
ずっと
グシャ
カラン
僕は
スポーンの意志を裏切った
多分あの時この場所で僕は
大切な物を捧げれば良いって思ったんだろう
でも違う
贄は結局なんでも良かったんだ
じゃあ
僕自身を
くれてやる
淡く流るる血と涙
決してあの時へは帰らじと
間違った過去に釘を打て
ぐらっと揺れる僕の体は
花の中に沈んだ
痛みはそこそこで
あの時彼は
この感覚と景色を目の当たりにしたんだな
「time……?(涙)」
「azu…re…」
泣かないで大切な人
あなうらめしや 名に追う聖者
「なんで…なんでこんな…こと……」
僕を抱き抱える
あったかい体温が伝わる
「僕ね…殺そうとしたんだ…azureを…」
「え…」
「私欲で…殺そうとした…ごめんね…」
「あ……」
「でもそんな事のために…全部を壊してしまうなら……」
君を守るためなら
「壊してしまう前に」
壊れる前に
「自分の手で」
「終わらせた方が楽だよね…」
「なん…でtimeが死なないといけないの…」
そんな事思わないで
「やだ…やだよ…行かないで…」
「ごめんね…azure…」
君を一人にさせてしまうね
ごめん
でもあんな姿にさせてしまうよりかはマシかもしれない
僕は震える手で彼の頰を撫でて
チュッ
イタズラをした
「愛してるよ、azure」
目の前が暗くなった
その夜
森に静かな泣き声が響いた
少年は眠った親友を抱きしめていた
そして少年は神に向かって言った
「もう一度会わせて」
彼の願いが花に溶けた
同時に白い羽が二人に降った
そして
「(*^^*)」
天使が現れた
次回
現在
does love bring about a curse?
コメント
1件
MARETU信者ならわかる文章多すぎたかもしれへんスマン