テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
━━━━━━━━━━━━━━━
Br side
━━━━━━━━━━━━━━━
“ 自作薬が完成した ッ … ! ”
そう 、 ある薬剤師が僕の所属している
新聞社の方まで息を切らして走ってきた 。
〈 … スマイル ? 〉
《 聞いてくれ Broooock 》
〈 ちゃんと聞くから 、 息整えて ~ ? 〉
《 あ 、 あぁ … 》
興奮していた状態の
スマイルを落ち着かせるように 、
僕はそっと背中を撫でた 。
《 … ありがとう 、 落ち着いた 。 》
〈 よかったぁ 、 それで … 〉
〈 お話 、 ちゃ ~ んと
聞かせてくれますよね ? 〉
〈 薬剤師さん ♪ 〉
僕がそうにたり と笑うと 、 目の前の
薬剤師も珍しく同じ顔をして笑った 。
《 そりゃもちろん 、 w 》
〈 んふ 、 んじゃ早速
聞かせてくれる ? 〉
〈 もちろん 、 部屋は … いや
スマイルの実験室に行ってもい ~ い ? 〉
《 いいけど 》
〈 やったぁ ! 内装撮らせてもらうねん 〉
《 だろうと思った w しょうがないな 》
〈 頼りになっるぅ ~ ! 〉
〈 おぉ ~ 、 実験室 …
また汚くなったねぇ w 〉
《 … そういうんなら 、
掃除しに来てくれよ 》
予想外に 、 スマイルの実験室には
生活感がある … いや 、それはないか 。
生活感というより 、
ただ散らかってるだけ 。
〈 床も足つけらんないでしょこれ w 〉
《 そんなことないだろ ッ 、 》
インスタントラーメンとか 、
ひび割れた試験管とか 。
スマイルの実験室は
とにかく汚くなってた 。
〈 … これじゃあ撮るのもなんだなぁ 〉
〈 一緒に片付けよっか 、 スマイル ! 〉
僕がそう言うと 、 白衣の男は
少し間をあけて返した 。
《 … 俺が2割 、 Broooockが8割な 》
〈 えぇ ~ ! ? それは話が違う ! 〉
《 じゃあやるか 》
〈 ねぇ ~ ぇ ! ちょっと ~ ? 〉
こういう会話も 、 最近はして
いなかったからか … すごく楽しい 。
まぁもちろん 、 掃除は
5割ずつにする けどね !
一通り片付いた部屋を見渡して 、
白衣の男に視線を合わせた 。
〈 掃除終わったねぇ 、 疲れたぁ w 〉
《 … だな 、 w 》
〈 まあ 、 とりあえずこっからが本番 ! 〉
〈 自作薬について 、 お話願えますか ? 〉
《 もちろん 、 喜んで 。 》
━━━━━━━━━━━━━━━