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ーらっだぁ視点ー
どうやら此処は我々国らしい.
ある程度気持ちが落ち着いてから周辺を見てみると,見たことのない街が見えた.
その街の人々が言うには我々国だ,と.
だが我々国と言ったら俺も来たことはあるーし,なんなら仲が良く高頻度で遊びに来ていた.
限界国と同じく,最近は来れていないけれど.
それでも,明らかに自分が覚えている我々国の街並みではない.
ここ数ヶ月程度でそこまで街が変わるはずないけど…
でもとりあえず他国へ行きたいな,引き返せないし,ここまで連絡が行っていると困るし.
街の住人1「おお,見ない顔だね.どうしたんだい?」
え,話しかけられるとは思ってなかった…
でも好都合かな.
rd「えっと,道に迷ってしまって…ここに行き着きまして.我々国と聞いているのですが,他国へ行きたいんです,道は分かりますか?」
街の住人1「ああ,通りで…ここは我々国と言ってもかなり端にある街だから,他国へ行くとなると…一度汽車で都心の城に行ってから門を通って外へ行く事になるよ.」
rd「なるほど…ありがとうございます!」
街の住人1「いえいえ,頑張ってね.」
うーん,都心に行かなきゃいけないのか…
我々国にもコンちゃんから連絡行ってると困る.見つかったら逃げにくいし.
しかも多分門を通るとなるとパスポートいるなぁ.そういえばこの街へ来るのももんがあった気がする…
飛び越えてきちゃったけど.
都心だとそれは通用しないし…
一旦汽車の時間だけ見るか.
都心まで行く汽車は…明日か.
次は1週間後…金もそんなにないし,明日行くしか無いか.
今日は宿で泊まって明日出発しよう.
宿は…
安値でいい感じの宿があったので今日はそこに泊まる事にした.
部屋は普通に良く,窓からの景色が綺麗だった.
それに風呂が広いのは助かった.寝れない分疲労だけが蓄積されるので,風呂とかは重要なんだ.
それはそうと、もう夜がふけているので,もうすぐ晩御飯が運ばれてくるはず.
宿の娘「こんばんは,晩御飯をお持ちしました!」
rd「ありがとうございます,」
晩御飯のプレートを受け取ると,宿娘はそそくさと出ていった.忙しそうだ.
もらった晩御飯は…白米と味噌汁,それに唐揚げ.
大好物の唐揚げがあり,少しテンションが上がった.
rd「いただきまーす」
美味しい.
というか今日朝から何も食べてなかったからな…それどころじゃなかったけど.
案外早く食べ終わり,部屋のベットに転がる.
ずっと眠れていないし.今日も眠れないんだろうけど,疲れは癒せる.
暇だし,色々目標決めようかな.
ー深夜ー
あー,やっぱ寝れない…辛…
頭痛いな…頭痛薬置いてきたんだった…何やってんだ.
それに結局目標も何も決まってない.
だるいなぁ.
rd「ちょっと散歩しよ…」
ー外ー
軽く着替え外に出ると,無数の星が空に浮かんでいた.
懐かしい.昔,運営のみんなで星を見たっけ.
何か,頬が冷たい.
rd「あ,れ」
涙,?
それに気づいたら,星がぼやける位に涙が溢れてきて.
夜風が吹き付けて,涙で寒くなって.
涙が止まらないな.
なんでだろ.
rd「ああ…な,さけ,ないなぁ…」
嗚咽で息ができない…
顔を手で覆って,でも涙が出る.
なんでこんな事になっちゃったんだろ.
嗚呼,みんなに迷惑かけてるなぁ.