微👼×👹
「大丈夫ですか〜?」
傷だらけで、雨の中外に座り込んでいる
赤毛の人心配で声をかけてみた
「だれ?」
「えーとなるせです」
「可愛いw俺の事養ってくれん?笑」
ヘラヘラしている、こんなに傷まみれなのに
この人は多分ヒモなんだろう
可哀想だけし一日だけ家に泊めてあげよ
「一日だけ家に来ますか?」
「え〜がち?ありがと〜笑」
腕を引っ張りキスをしてきやがった
こいつこのままほっとこうかな
「最低」
「えー?そんな事言わないでよなるせちゃん」
「もう知らない」
傘をあげて 鞄から予備の折り畳み傘を出す 俺はその場から離れた
「なんかついてきてない?」
「え〜、泊めてくれるんでしょ?」
「泊めない!ホテルの料金あげるから 関わらないで」
「無理、一目惚れしちゃった笑」
「は、ふざけんな」
「そんな事言いながら顔真っ赤じゃん笑」
「うるさい!黙れ!」
早足で歩いてるのにずーっとついてくる!
どうすればいいの〜、
電話して助け求めよ
「どうした〜?なるせ」
「だるま?ありさかと一緒に来てくれ」
だるまはありさかと住んでいて俺の家、マンションのお隣さんだ
「どこよ?」
「コンビニ来て」
コンビニの近くを歩いている
「すぐ行くわ〜」
「ストーカーに付きまとわれてるんだ、はやくこい」
「それ早く言えよ、ダッシュで向かう」
電話が切れた
「ストーカーって酷い」
「ストーカーでしょ!実際に」
「だるまってやつ彼氏かなんか?」
「友達!何?嫉妬かよストーカー野郎」
「ローレン、」
「何? 」
「名前、ローレン」
「ローレンって言えって事ね 言うからどっか行け」
「無理すぎ」
コンビ二につくと、だるま達がもうついており
きょろきょろとしていた
「あ!だるまー!」
「なるせ、そいつ?ストーカー」
「そ、何かボロボロだったから声掛けたらこいつ俺に一目惚れしただと」
「何それおもろ」
「おもろがるなありさか、てめぇ」
「そんな睨まんくてええよ、なるせのこと好きじゃないから笑」
「は?!嫌いって事?だるまくん、」
「いや、恋愛感情がないって事」
「まぁ、こいつから助けてよぉ」
「ローレンっす、あんたらがだるまとありさか?」
「そ、とりあえず今日は俺の家来な」
「ぇー、なるせとが良かった」
マンションに引きずられて行ったローレン
「あいつ結構イケメンなんだよなー」
「ま、いいや帰ろ」
マンションの扉を開けて閉めて鍵をかけた
「ふふぁ〜眠」
隣から声が聞こえてくる
「あはははwwローレンおもろいな」
「ただのクソ野郎かと思ってたけど、バリおもろいやん」
「あざーす笑なるせの好きなタイプって何?」
「なるせかー、ムズいぞ〜?」
「絶対俺の物にします」
「きゃーかっこいい」
「すごいカタコト」
「ははww」
…
「あいつら何やってるんだか」
「寝よっ」
隣から聞こえてくる声を耳栓で塞ぎ
眠った
次の日朝起きてから
ローレンのアプローチは始まった
「なるせ付き合お?」
「なるせ結婚しよ?」
「可愛いねー大好き」
「好きほんとに」
「かわいい」
「意外と大食いなの?かわい」
「全部好き」
「ねー、俺と付き合ってよ?」
「その服似合ってるかわい」
「どんな服でも似合うね」
「スタイルいい〜」
「好きだよ」
2週間こんな言葉をいっぱい聞かされて さすがに好きになり 付き合った
「なるせ」
「何」
「結局俺の事好きになったねw」
「うるさい」
「痛い痛い」
クッションで殴りまくる
「俺の事大好きだもんね〜?今じゃ」
「ハイハイ大好き大好き」
「傷ついた、ちゃんと言って?」
「大好き」
「可愛いね〜w」
こんな感じですごい ヒモだったくせに
「ヒモだったのに俺のために働いたりするのは、惚れちゃうじゃんかさすがに」
「あー、ね、」
「あれ〜?あのローレンが照れてるー!」
「うるさい」
手で口を抑えて顔を背けいてる その姿がとても可愛らしく、かっこいい
「ねえ、それヤバイ」
「え、これ?」
「うん、好きな仕草?かもそれ、」
「へ〜積極的にこれするわ」
「一応言うけど ローレンに飽きることは無いよ」
「絶対それ俺が言った方がいいセリフ」
「言って?」
「なるせに飽きることは絶対にない」
「んふふ笑えへ〜そっかー、!」
「可愛すぎ」
「黙れアホ」
「酷い⤴︎︎急に酷い⤴︎︎」
「あはw」
最初会った時から俺が 惚れるのは確定だったのかも まああんだけされたら誰でも 惚れちゃうよね
コメント
1件
最高😭👍