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琳:「行ってきます……」
私は琳(りん)。今日もいつもと全く同じ時間を過ごしていた。
私はよくいる陰キャ。
みんなから嫌われている……って言うか空気。
悪口を言われても言い返せない陰キャ。
言い返せよとか言われるけど…そんなの出来るわけないじゃん。
言い返したって「陰キャが調子乗んな」とか。
先生:「授業を終わります。」
琳:「休み時間だ……」
私にとって休み時間は地獄。
陽キャにパシられて終わり。
あーあ、めんどくさいな。
私は廊下を歩いていた。
(ドンッ)
琳:「!」
麗奈:「は?お前どこ見てんだよ。頭大丈夫?眼科行けよw」
こいつがイジメの主犯格の麗奈。
私とは真反対の陽キャの美少女。
琳:((めんどいことなったな))
琳:「ごめん……」
麗奈:「えー?聞こえなぁーい。」
琳:「ごめん……!」
麗奈:「ごめんで済まされるなら警察はいりませーん!」
麗奈:「お前ごときの雑魚はこれが丁度いいわ。」
(バシャ)
琳:「やめて……!」
麗奈は私に水道水をかけた。
この前に比べればマシだけど……
そう、この前麗奈は私の顔面に墨汁をかけてきた。
私は廊下を全力でダッシュした。
琳:「恥ずかしい…\\\」
別に誰も私なんか見てないけど……
(ツルッ)
私は勢い余って廊下から落ちた。
:「イテテ……」
はぁ……ケガとか無くて良かった……
キーンコーンカーンコーン
あ、チャイム鳴った……
早く教室に戻んなきゃ!
(ガチャ)
???:「え…誰ですか?」
琳:「え……こちらこそ誰ですか?」
あー、やばい!変な言葉になった……
ってか!
みんな知らない人なんだけど!
え……?ここ学校だよね?
いくら確認してもここは学校だ。
おかしいなぁ……
(ガッシャーン)
琳:「わぁッ!!」
琳の横を黒い影のようなものがとてつもなく速いスピードで通った。
……なんだろ。
ついて行ってみよ!
その黒い影は体育館の方へ向かって行った。
(タッタッタッタ)
私は全力で走った。
(パリーン)
琳:「あ!」
黒い影は学校の外へ向かった。
琳:「ええええ?!」
外に出てみるといつもと全く違う光景が広がっていた。
私は異世界へ迷い込んでいたのだ……!