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作品の背景としては 帰り道に告白をする感じです。
恋愛に繋がる告白ではなく 同じクラスの女子に「ずっと前から好きでした」
と言われ友達になりたいといった告白です。
所謂友情の方の告白です。
友達を作るのは一見簡単そうに見えて 意外と勇気が必要で難しいことだよね。
と言った作品です。
読み手は告白をする側です。
この部分を聞き手に話すかはお任せします。
では本編はこちら。
(あの〜…お話したいことがあるんですけど、出来れば2人きりで…。
お時間頂くことって出来ますか?)
わざわざすみません、ありがとうございます。
お話の場を設けていただいて。
すぐに終わりますので…。
単刀直入に言います。
私は貴女の事が好きです。
あ、恋愛感情では無いですよ?
同性ですしね。
私は貴女の事がずっと前から…好きでした。
入学式に貴女と出会い、たまたまクラス表を確認するところで貴女に助けてもらいました。
背の低くて 前に行く自信のない私を助けてくれました。
それだけじゃないですよ?
1番後ろで黒板が見えづらいときはすぐに気付いて教えてくれたり、先生に当てられて音読をする際に分からない漢字を教えてくれました。
私が体調を崩して休みをした時に何も言わずにノートを見せてくれました。
体育祭の時は熱中症になりかけてた私にすぐに気付いてすぐに助けてもらいました。
まだまだ沢山、言いきれないほど私を助けてくれました。
段々と私は貴女の事が好きになり、いつか友達になりたいと思っていたのですが。
気付いたらもう入学式から半年も経っていて。
親に相談をしたら
「明日放課後に声をかけて告白しなさい?」
と言われ、学校に登校する時に背中を押してもらい、今こうして自信を持って告白が出来ました。
私は、貴女と友達になりたいんです!
毎日一緒に帰っているあの子のように私も…!
(まぁ仲良しの友達が1人居る設定)
え?なんで笑ってるんですか?
(だって、友達になりたいんでしょ? こんなに必死に告白をして友達になろうとしてる人始めてみたんだもん)
↑読まなくてもいい 任せます
あ、え?
良いんですか…?
(もちろん、それと。タメでいいよ?
それにもう
友達でしょ?)
↑読まなくてもいい 任せます
嬉しい…。ありがとう!
実は私こんな自信の無い感じだから友達も今まで居なくて…。
本当に嬉しい!
ありがとう!ありがとう!
私の唯一の…初めての友達になってくれて。
あ、わざわざ2人きりの場を作ってくれてありがとう。
↑ 告白された側の友達
(この子が私たちと友達になりたいんだってさ! ね、いいでしょ? )
(もちろん!これからよろしくね!)
↑読まなくてもいい 任せます
あ、ありがとう(涙目)
本当に!本当にありがとう。
これからよろしくね!
あ、手紙が…。
風に飛ばされちゃった。
けど、
本来は自信が無くて手紙にするか迷ってたからもう必要ないか。
ふふ、もうこんな時間になっちゃったね。
帰ろう?
実は家も近所なんだよ〜。
明日は土曜日だから一緒に遊ぼうよ!
えへへ、今日の事があって 少しは自信を持てるようになって来たかも。