テラーノベル
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王室馬車の中。車輪の音だけが、やけに大きく響いていた。
(……また、って何よ)
さっきの言葉が、頭から離れない。
(まるで一度、私を失ったことがあるみたいじゃない)
向かいを見る。アレクは、いつも通り無表情で窓の外を見ていた。
「……ねえ」
「何だ」
「どうして分かったの?」
アレクがこちらを見る。
「私に何かあったって」
空気が、ぴたりと止まった。
「偶然にしては、早すぎるわよね?」
さらに畳みかける。
「どうやって、私が危険だって分かったの?」
「それは……!」
フローラが口を開いた。
「……言うな、フローラ」
「無理です! お姉さまに隠し事なんて、私には耐えられません!」
「フローラ?」
フローラが、びしっとアレクを指差した。
「お姉さま。この人――ルピと、禁忌魔法の《守護契約》を結んだんです!」
私は、ゆっくりとアレクを見上げた。
「…………は?」
花月夜れん
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世羅 鈴🎨🎤
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ひより
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#主人公最強
伊織
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