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気づいたら、そこはうっそうとした森の中だった
(ここが…幻想郷?
想像とは…違う)
木々に覆われ日も当たらないのか
とても暗かった
(とりあえず、歩こう
でもこんな所…
ライトでもないと
歩けないよ)
そう思った時
私の手元に
一本の杖があった
「こ…れ…!」
それは私の宝物の一つであった魔法の杖なのだ
(でも…なんで?)
その時どこからか物音がした
「!」
とっさに私が杖を構えると
物陰から金髪の人が現れた
「ん、おまえ
そんなところで何してるんだ?」
(魔女?
でも魔女はこんなに若くないはず…)
「しかもこんな時間に
お前もキノコ狩りに来たのか?」
(キノコ?
魔女がキノコを食べるの?)
私の頭が混乱しかけたとき
またあの人がすき間から出てきた
「あら魔理沙
如何したのよ」
「おう紫
キノコ狩りしてる時に
こいつに出会ったんだ
いったい誰なんだ?」
「この子は
私が招待した外来人
幸夢望愛よ」
「お前が外来人を招待するなんて
明日は隕石が降ってきそうだな」
「それはどういう意味よ
ああ、望愛
心配しないで。
あの子は悪い人じゃないわ。」
「ああ
私の名前は霧雨魔理沙
普通の魔法使いだ」
私が最初に出会ったのは
霧雨魔理沙という魔法使いらしい
「あ…わた…しは…」
「ああ
お前のことは紫から聞いたぜ
取り敢えず、博麗神社にでも行くか?
いろいろと聞かなきゃいけないこともあるし」
魔理沙さんからの誘いに
私はこう答えた
「は…い」
「私もついていくわ」
「ああ、そうしてくれ」
こうして私たちは博麗神社というところに行った
「あら
あんたたち、どうしたのよ
急にここにきて」
「紫が外来人を連れてきたんだ」
「あら
珍しいこともあるのね
それでその子はどこ?」
「ここにいるぜ」
魔理沙さんに引っ張り出されて
私は霊夢さんの目の前に立たせられた
霊夢さんは私をじろじろ見るとこういった
「なんでこの子のこんなにも小さいのかしら?」
「本当にな
私よりも低いぜ」
「とりあえず中に入りましょう
こんなところで立ち話してもあれだし」
「そうだな」
「それで
この子はいったいどうしたのかしら」
「そうだな
でも体中を見る限り
傷だらけで髪もぼさぼさだぜ」
「本当ね
それに顔色も悪いし
とても痩せているわ
ねえ、あなたはいったいどうしてこんな見た目をしているの?」
「え…と」
「ゆっくりでいいわ」
「は、い」
霊夢さんに聞かれ
私は元の世界の時に
されたことをすべて話した
そのうちに三人の顔は見る見るうちに
青くなっていった
「…なんてひどいのかしら
大切な人にそんな乱暴されてるなんて」
「…本当だな
なあ、望愛」
「?」
「私たちは望愛のことを
いつでも守ってやるからな」
「!、は…い!」
今まで言われたことのない言葉に
つい涙を流してしまった
「そういえば
この子に能力はあるのかしら
紫」
「あるわよ
望愛の能力、それは
宝物を操る程度の能力よ」
「「宝物を操る?」」
「ええ
この子にはたくさんの宝物があったんだけど
そのすべてをあいつらに壊されたのよ
だから私がそれを能力としてあげたの
もちろん実際にも戦えるのよ」
「だ、から…さっ、き…」
「ふふ
そうよ
それはあなたの能力となったから
自由に使っていいのよ」
「う、れしい…」
「とりあえず
あとで紅魔館に行かないといけないわね
咲夜に見た目を変えてもらわないと」
「は、い」
ということでついに能力開放です
ちなみに宝物の中には武器のおもちゃも含まれていますが
全て特性つきで復活しました
どんなのかはまた次回で
多分この子の初めての弾幕ごっこはフランと一緒にするかもしれない…
あとこの子の宝物は
おもちゃと本とお絵描きセットとぬいぐるみです
こどもだね(((((