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一般的な女性の平均身長より少し小さいくらいではあるものの、普段着は子供服ではなく大人の女性とである。
子供の頃からトイレが近かったわけでもなくオムツが取れるのが遅いとゆうこともなかった。
だからこそ(?)オムツが気になってしまったのかはわからないが、妹や親戚の子供にオムツを当てられているのを見ると羨ましくて仕方なかった。
ある日、突然出先で漏らしてしまいオムツのお世話になって以来、急にトイレの我慢ができなくなってしまった。
好きだったオムツも恥ずかしすぎて嫌になってしまう。
長椅子に広げられたオムツにお尻を乗せ、布おむつとおむつカバーをあてていく。
少し枚数を増やしたので、股の膨らみはあるがスカートでなんとか隠すことができた。
(やばいよね、今日は早退しよう)
と決心しスーツをなおし、会社へ戻る決心をした。
心臓が飛び出そうになる気持ちを抑えて会社のドアを開ける。
見渡すとみんなが忙しそうに仕事をしている。
こっそり自分のデスクに戻りパソコンの前に座る。
布おむつのおかげで座り心地が悪く仕事が進まない。
(やっぱりダメかも)
と上司に早退を伝えに行こうとした時、
(さっき頼んだ書類できてるの?急ぎだから確実に終わらせてね)
先輩だった。オムツのことは知っていて弱みを握られているので早退したいだなんて言い出しにくい。
(はい……)
と返事をして頼まれた書類を進めることにした。
仕事に集中していてもふとした拍子にオムツのことを思い出してしまい手が止まる。
(どれくらいあるんだろ?)
書類の山を数枚めくると1枚のメモがはいっていた。
《オムツは大丈夫なの?そろそろ交換するタイミングなんじゃない?》
そう書かれていて、オムツ、という文字にドキッとなり左右を見渡す。
幸い気づいていないようで胸を撫で下ろすと、後ろから肩を叩かれ、慌ててメモを隠す。
いたのは先輩で
(どう?進んでる?大丈夫?)
さらに
(あっちは大丈夫?そろそろじゃないの?)
と小さく笑みを浮かべながら聞いてきた。
あっちとはもちろんオムツのことだがおもらししたことをバレたくないので
(だいじょうぶです)
と返すのが精一杯だった。
(そう?昼からお客さん来るから時間作っといて)
というと自分の席に戻っていった。
(お客さんってきっと朝の人だよね、なにがあるんだろ?)
採寸はしたものの全く分からないさゆりは何をどうされるのかわからないまま時がくるのを待っていた。