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ドヨンside
目が覚めるとカーテンから眩しい程の太陽の光が差し込んでいた
泣いたせいで頭が痛い
昨日の事を思い出す
腕を見ると大きめの絆創膏が貼ってあった
テヨンイひょんが応急処置してくれたみたいだ
コンコン
誰かがドアをノックする音が聞こえた
その時、この絆創膏が見られたらどうしようと思って急いでベットの隣にある小さい机に置いてあったパーカーを着る
「はーい」
ドアの先に居たのは、テヨンイひょんだった
🌹「おはよう。ドヨンア」
「ひょん、おはようございます。どうしたんですか?こんなに早く」
🌹「……いや、特に用は無いんだけど、何かドヨンアに会いたかったから」
思ってもいなかった返事に少し驚いた
「急にどうしたんですか?」
🌹「まぁ、本当はドヨンアの様子見に来たんだけどさ」
「体調は大丈夫?」
やっぱり
「大丈夫です。」
🌹「そう、なら良かった。」
優しく微笑んでそう言うひょん
「………あの、」
🌹「ん?」
「昨日の事…誰にも言わないでください……」
ひょんは暫く黙った後に
🌹「誰にも言わないよ、2人だけの秘密だから。」
そう言った
「……ありがとうございます」
🌹「ううん、別に大丈夫。」
「あ、そう言えば腕の傷の絆創膏変えないといけないからちょっと待ってて」
「はい」
ひょんは部屋を出て行った
リビングの方からガタガタと音がして、次は此方に歩いて来る音がする
🌹「パーカー脱いで腕見せて」
言われた通りパーカーを脱いだ
🌹「痛いかもしれないけど我慢して」
昨日貼ってくれた絆創膏をゆっくりと剥がしてゴミ箱に捨てる
傷痕を見て「痛そー」と言うひょん
🌹「消毒するね」
ティッシュを傷の下辺りに当てて消毒を少しづつ出していく
しみて痛かったから眉を顰めていた見たいでひょんから「ごめんね〜」と言われてしまった
「大丈夫です…」
🌹「よし!後絆創膏貼っておしまい。もうちょっとちっちゃくても良いかな」
救急セットの中から色んなサイズの絆創膏を出して比べているひょん
少し悩んだ後に「これ丁度いいかも」と言って絆創膏を貼ってくれた
🌹「これで良いよ。血は止まってるし傷も深いわけじゃないから、大丈夫だよ」
ゴミを片付けて部屋から出ていこうとするひょん
🌹「あ、そうだ!ドヨンア、今日の夜俺の部屋来て。一緒に飲もう」
「うん。分かった。ありがとう」
🌹「ううん、全然……今日の練習無理しないでね」
そう言ってリビングへと行った
ひょんは本当に優しいな
その後はいつも通り皆で朝ご飯を食べて会社へと向かった
練習では、前間違えた所を中心に練習した
レコーディングも、先生に「ドヨンのペースで良い」と言われて自分のペースですることが出来た
皆、「無理しないで」と言って励ましてくれたお陰でいつもより上手くやることが出来た
今日の練習が終わって休憩している時テヨンイひょんに手招きされた
何かあったのかと思って小走りでひょんの所へ行った
「どうしたんですか?」
🌹「隣座って、」
隣をトントンとされたから座った
🌹「今日の練習どうだった?」
「え……いつもより上手く出来ました」
🌹「そう?良かった!先生に間違う所とか、重点的にやりたい所を言ったら全然良いよって言われたから」
「ひょんが言ってくれたんですか?」
🌹「ん?まぁ、リーダーだからさ、皆がやりやすい様な環境作るのが今の役割」
かっこいい
「、ありがとうございました。ひょんのお陰です」
🌹「ううん、大丈夫。でも、上手く出来たんだったら嬉しい(*^^*)」
天使の様に笑うひょんを見て鼓動が早くなった
🌹「あ、ちょっと待って…汗」
ひょんが僕の額の汗をタオルで拭いてくれた
その後髪を直してくれた
いつもなら何とも思わない行動も、今日は嬉しく感じてしまう
ひょんに触られたところが熱くなっていく
🌹「どうしたの?顔赤いよ?」
「い、いやっ、なんでもないです…」
🌹「そう、まぁ上手く出来たなら良かった!練習お疲れ!」
「はい、ありがとうございました」
🌹「いえいえ〜」
そう言って片付ける為に立ったひょん
僕も片付けないとと思って立ち上がる
皆で機材等を片付けて、車へと向かった
宿舎に着いて誰からお風呂に入るかで争っていた
🌞「僕1番にはいるー」
🐶「ダメだよっ!僕が1番!!」
🐟「2人共喧嘩しない」
🌕「僕2番に入る」
🍑「テイリひょんの次〜」
🐙「俺ジェヒョナの次〜」
🌹「ドヨンアは?」
「ぇ、僕はいつでも」
🐯「オッパの次〜」
🐟「じゃあ此処は公平にジャンケンで決めよう」
🌕「さんせーい」
🐯「僕も〜」
🌹「じゃあジャンケン!!出さなきゃ負けよジャンケンポン!!」
🌕✌
🐟✋
🌹✋
🐙👊
🐰✌
🍑✋
🐶👊
🐯✌
🌞✌
🌞「これじゃーあ決まらないよ〜!」
暫くジャンケンをして結果はこうなった
🐶→🐙→🍑→🌕→🐰→🐟→🌹→🐯→🌞
僕は丁度真ん中になった