テラーノベル
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痛みと快感の嵐が、俺の思考をぐちゃぐちゃにかき混ぜていく。
ベッドに押さえつけられ、黒羽のなすがままに体を揺さぶられる。
視界の端で、無機質なビデオカメラの赤いランプが点滅しているのが見えた。
この屈辱的な光景が、全て記録されている。
新一「はっ…ぁ…!く、ろば…やめ…っ!」
快斗「やめないぜ。だって、こんなに気持ちよさそうな顔してるじゃねぇか、新一」
黒羽は俺の耳元で囁きながら、腰の動きをさらに速めた。
深く、激しく、体の芯を抉るように突き上げられるたびに、俺の口からは喘ぎ声が漏れ出す。
新一「ん”ぅ…っ♡あ、そこ…だめ…!」
快斗「ここか?ここが好きなんだろ?正直になれよ、名探偵」
黒羽は確信犯だった。
俺がどこをされたら弱いのか、まるで知り尽くしているかのように、的確にもっとも感じやすい場所を執拗に攻め立ててくる。
新一「あ”ぁ”…っ!も、むり、だから…イく…っ!」
快斗「いいぜ、イけよ。俺の前で、みっともなく全部晒け出してくれよ…♡」
その言葉が引き金になった。
腹の底から熱いものが突き上げてきて、俺は白く思考を飛ばす。
びくびくと体を痙攣させ、一度目の絶頂を迎えた。
新一「はぁ…っ、は…ぁ…」
快斗「…はは、すげぇ可愛い…。なあ新一、まだ終わりじゃねぇぜ?」
ぐったりと弛緩する俺の体を
黒羽は許してくれなかった。
俺の中で熱を保ったままのそれが、再びゆっくりと動き出す。
新一「ま、待て…!もう、やめ…」
快斗「ダメだ。俺はまだイってない。お前を俺の色でめちゃくちゃにするまで、終わらせてやんねぇよ」
黒羽は俺の足を持ち上げ
さらに深く結合できる体勢に変える。
逃げ場のない快感が、再び俺の体を支配し始めた。
快斗「なあ、新一。俺の名前、呼べよ。工藤新一を抱いてるのは、怪盗キッドじゃねぇ。『黒羽快斗』だってお前に教え込みてぇんだ」
新一「や…だ…よば、ない…」
快斗「…そうかよ。じゃあ、呼ぶまで啼かせてやるだけだ」
黒羽の動きが、さらに激しさを増す。
さっきよりも深く、乱暴に。
俺はただ、シーツを掻きむしり、喘ぎ声を漏らすことしかできなかった。
何度も何度も絶頂を迎えさせられ、思考は完全に麻痺していく。
涙で視界が滲む。
壁一面の俺の写真が、ぼやけて見える。
あの写真の中の俺はこんな屈辱を知らない。
こんな快感を知らない。
もう、あの頃の俺には戻れない_
快斗「…新一…っ、好きだ…!」
不意に、黒羽が苦しそうな声を上げた。
俺の中で、今まで以上に彼の存在が膨れ上がるのを感じる。
新一「ひ…っ!だめ、なかに、は…!」
快斗「遅ぇよ」
腰に走る強い衝撃と共に
熱い奔流が体内に注ぎ込まれる。
俺はその熱さに、再び絶頂へと突き落とされた。
新一「あ”あ”あっっ…////♡」
意識がブラックアウトする。
最後に聞こえたのは、満足げな黒羽の声だった。
快斗「やっと捕まえた…。俺だけの、新一。」
どれくらい時間が経っただろうか。
俺が次に目を覚ました時、窓の外はすでに暗くなっていた。
体の節々が痛み、特に下半身は鉛のように重い。
隣を見ると、黒羽が満足げな顔で俺の寝顔を覗き込んでいた。
快斗「お、起きたか、新一。気分はどうだ?」
新一「…最悪だ」
体を起こそうとするが、腰に激痛が走り
再びベッドに沈む。
黒羽はそんな俺の額にそっとキスを落とした。
快斗「まあ、無理もねぇか。ちょっと激しくしすぎちまったしな」
新一「…帰せ」
快斗「帰すわけねぇだろ?言ったはずだぜ、『お前は今日から俺のものだ』ってな」
黒羽はベッドから立ち上がると、壁に貼られた写真の一枚を剥がした。
それは、俺が蘭と笑い合っている写真だった。
快斗「こういう顔は、もういらねぇんだ」
そう言って、黒羽は写真をくしゃりと握りつぶし、ゴミ箱へと投げ捨てた。
快斗「これからは、俺の前だけで笑え。俺の前だけで泣け。俺の前だけで、感じろ。お前の全部は、俺が管理してやる」
その目は、もはや狂気としか言いようがなかった。
俺は、とんでもない男に捕まってしまった。
この歪んだ愛情の檻から、果たして逃げ出すことはできるのだろうか。
絶望的な現実が、重く俺の心にのしかかる。
黒羽快斗による、完全な『飼育』が始まろうとしていた。
4話おわりー
はらいてー!!!!!!!!!!!!
コメント
4件
マジでテラー界1️⃣書き方上手い!!毎回神作で飽きない❣️
最高です 🥲︎💗 お腹の方は大丈夫ですか !? まだ痛いですか !? 😖💧