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今日も
朝の5:00
アラームの前に目覚めた
部屋の中は冷えていて
窓には結露が垂れていた
今日も天使が来るのを
待っていた
天使と出会ってから
孤独を感じない
夜は独りだけど
淋しいって
思わなくなった
ずっと傍で
見守ってくれてるような
「 ぁ⋯来てたの······ ? 」
天使は頷いた
人の言葉が分かるんだ
そういえば
なんて呼べばいいんだろう
「 名前は······ ? 」
天使は
指でバツ印を作った
名前が無いんだ
「 貴方は、喋れないの··· ? 」
「 ·········れる··· 」
「 ···しゃべれるよ 」
また
綺麗な声が聞けて
嬉しかったのと
驚きもあった
これで話せる
でも
どんな話をすればいいのかな
少し緊張するけど
「 ···お話しよう··· 」
天使は頷いた
でもどうしよう
「 えっと···えっと··· 」
「 何で貴方は···私のところに来たの··· ? 」
そうだ
ずっと疑問だったんだ
「 それは··· 」
「 きみが 大変そうだったから 」