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敦(すいません!
瑞薫(もう大丈夫。謝らないで。
ていうか、距離が近いだけでぶつかったわけじゃないから。
さっき見たのは、一種の走馬燈なのだろうか?私が、私達が幸せな。
否、シにかけた訳ではないから違うのだろうか。
瑞薫は自問自答を繰り返す。
そして決めた。この事は忘れようと。
瑞薫(明日、作戦を実行しようと思う。
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解説(おさらい)
探偵社(瑞薫)の作戦
梵天の姫(透)を使って情報収集
梵天に潜入
仲良くなっておしまい
↓ 変更
谷崎君の異能を使って、学校を上書き
その瞬間に外に出る
学校を創造した異能力者を太宰さんに預ける
梵天に潜入
※梵天内に残っている、社員を確保。軍警に手渡す
瑞薫(仲良くはなれそうにないので警察に渡そうと思います
梵天の作戦
創造の学校と本物の生徒を使って、探偵社を罠にはめる
透の作戦
探偵社(瑞薫)に助けを求める
梵天を裏切る(情報を全部渡す)
透(人をコロしてはいないとはいえ、犯罪組織に居たので、生きて罪を償おうかと
生きていられたらの話ですけど
学校について
建物自体は創造の異能力者が創ったもの
生徒は梵天の人と、本物の生徒が半々
以上
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谷崎(異能力「細雪」
学校が細雪に覆われていく。
上書きと言ったが、言うなればこれは特異点の様なものである。創造の異能力者よりも谷崎の異能力の方が、能力が強いため創造の異能を上書きする事が出来る。
今、この学校は谷崎のものだ。
谷崎(早く正門の方へ
学校は上書き出来ても、学校にいる人達を上書きする事は出来ない。梵天の人に見られたら、この作戦は水の泡になってしまう。
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作戦には無かったが、この瞬間瑞薫は学校で知り合った人達から、瑞薫たちの記憶を消しておいた。
そう、これで透の作戦が水の泡になってしまった。
そして思いもよらぬ少女漫画的展開が待ち受けていた。
学校があった場所はただの空き地で、そこに学校があるだなんて分からないぐらいに、草木で生い茂っていた。
敦(脱出、成功ですね。
瑞薫(嗚呼。大成
その言葉は最後まで言われなかった。何故なら……
瑞薫がやばいと思った時にはもう遅かった。
食パンでは無く、ノートパソコンを持った、女子高生では無く、青年と曲がり角でぶつかった。
瑞薫に傷は無い。ノートパソコンにも傷は無かった。青年は……
瑞薫(すいません!
怪我してませんか?!
武道(はい!大丈夫です!貴方は?
瑞薫(私も大丈夫です。
どうやら二人とも浮かれていたらしい。
瑞薫は作戦が成功した事に。武道は梵天の居場所を突き止めた事に。
武道(あの、オレ急いでるんで、失礼します
そう言って走って行った彼。向かった先は空き地だった。
まるでそこに学校があるかの様に、全てを知っているかのように、空き地へ向かう彼。瑞薫は違和感を感じた。
作戦の変更と創造の異能力者の件とともに、彼のことについて聞こうと携帯電話に手を掛けた時、武道が着けていたブレスレットを思い出した。妙にオーラが滲み出ていて、それは異能を発動した時によく見る文字列で、その文字列には「夜叉白雪」と見えた。
厭な予感がした。瑞薫は咄嗟に「待て青年!」と言っていた。
「夜叉白雪」その文字は、彼が探偵社に依頼をしているという十分な証拠になる。何故なら「夜叉白雪」は泉鏡花の異能力だからだ。そして瑞薫は勘づいた。彼、武道の目的は梵天だと。
瑞薫(敦、異能を使って彼を連れ戻して来てくれ
敦(分かりました
多分10秒も掛からなかったんじゃないだろうか。すぐに戻って来た。
武道(あのオレ急いでるんですけど
瑞薫は自分達が武装探偵社員だということを伝えた。そして、そのブレスレットについても。
このブレスレットは異能力の一欠片を込める事ができ、異能力者ではない人でも、異能を使う事が出来る。唯、込められている分の異能を使い果たした時、ブレスレットは身に着けている人の体を貪る様に黒い霧の中に閉じ込めてしまう。タイムリミットは約10分。閉じ込められた人を助けるには、ブレスレットに込めた異能の持ち主でないといけない。メリットとデメリットは半々と思うかもしれないけど、このブレスレットはデメリットの方が大きい。武道を担当した社員が誰かは分からないが、異能力者たるものこのことを知らない人はいないであろう。もしくは、これ程までに危険だということを伝えた上で、武道は承諾したのかもしれない。
瑞薫(梵天は私達が責任を持って捕まえます。それでも、自分で捕まえたいのなら裏で私達が協力しますから、一人でどうにかしようとしないでください。
そう強く念押しした。
主(気分が乗ったので、いつもより早く物語を作れました。私いつも更新頻度が亀なもんで……。
ブレスレットあたりは私が考えたので、原作とは関係無いです
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩「Information exchange」
お楽しみに〜