(閲覧注意)嘔吐・洗脳など、ヤンデレ?です
どうして、どうして。
こんなにも君を大好きなのに愛してるのに…
僕じゃない、あいつのとこに行っちゃうの?
僕を、愛してほしいから。
僕だけを、見ててほしいから。
ちょっとだけ苦しいけど我慢してね。
目の前で、倒れこんで唸る莉犬を見て、そう思った。
『るぅ…とっ、くっ‥ん、』
『なーに?』
『なに、っを…いれ、た‥の?』
『僕の愛情だよ』
『っ、?』
『僕は、莉犬がだーいすきなのに…』
『へ…?』
『とぼけないでよ』
『なんで、なんで?』
『るぅっ、と‥くん、?』
『もう、いいよ』
『もっと苦しんじゃえッ!』
『!?』
そう言って僕は、莉犬に使った薬を口に入れて、そのままキスをし、口内に流し込んだ。
溢さないように、顎を持ち上げ、上を向かせると、いとも簡単に飲んでくれた。
『っ…きもち、わる、い‥…ッ?!』
『う”ッ、ぇ”‥ぁッ』
咄嗟に口を押さえた莉犬だが、抵抗も虚しく吐いてしまった。
元々、体の弱い莉犬だから、この薬に耐えることが出来なかったのだろう。
そのままぐったりと、床に倒れピクリとも動かなくなってしまった。
さすがに心配になったので、僕が声をかけると、ゆっくりと顔をあげて
『るぅとくん…♡』
だなんて、ハートの映った瞳をした君から言われたら、僕の理性だとか全部ぶっ飛んだ。
ただ、目の前のこの発情した犬を犯したい。
それだけだった。
『その思い、応えてあげるっ!』
こんなこと許されないのに。
下手したら捕まっちゃうのに。
このスリルがたまんないっ♡
僕の愛の形は少し歪んでるけど、愛なんてそんなもんだよね。
ドロドロに溶かして、底なし沼のように溺れて出られないようにしてあげる。
もう、僕なしじゃ生きれないように…
『っ…莉犬?』
『なーに?♡』
『僕のこと、すきっ?』
『すきっ、すきだよ…るぅとくんっ♡』
『すきだけ?』
『んーん!』
『アイシテル♡』
光を失った莉犬の瞳から、一粒の涙が溢れ堕ちた。
コメント
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ブクマ失礼します。 とてもストーリーの書き方の雰囲気が素敵で、内容?のヤンデレも私の性癖にぶっ刺さりました! また、次の物語も楽しみに待ってます!ヽ(*´∀`)ノ♪