kn side
寒い冬を越した
なのに、紫色は目を覚さない
「そんなに俺の事が嫌いかよ…..w、」
虚しく響く機械音と、包帯で巻かれていて顔が見えない後輩の上で涙を流した
今、遠距離部隊は遠距離部隊副隊長と暗殺部隊によって保っている
紫色が出世した時にあげた万年筆
此奴が好きな猫のストラップがついている
愛用してくれていたのだろうか、
アウターの内胸ポケットに入っていた
万年筆を手に取る
蓋を取り、手紙を書く
「お前、」
「買い換えればええのにな…..w」
白い紙にはインクは出ず、
自分の持っている万年筆で書いた
「紫の方が見やすいんやけどなぁ….」
「起きたら新しいの買ったるかw」
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syo side
寒い
眠い
疲れた
此処はどこ?
?「ねぇ、一緒に兵士になろう!」
「いいよ!おんなじ隊に入ろうね!」
誰?
分からない
体が動かせない
痛い
早く起きろよ
誰の声?
みんな心配してる
姿が見えない
身体が動かなくても良い
元通りじゃなくても良い
起きてよ…..。
仲間だろ、ッ?
なか…..マ、?
そんな人、いタっ、ケ?
みんな、”ボク”の事…..
いじめテたのニ?
コメント
2件
一気読みさせて頂きました!最高です!続きが楽しみです!