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# 2
📕「はぁ゛ー…」
📕「テストやだぁ…!!」
🐼「俺もだよ…」
🎤「…あれ、紫恩くんって頭良いんだったよね?」
📕「うん、そうだよ」
なんで僕には引き継がれなかったのやら…
📕「いっつも3位以内に入ってるの!!」
🐼「へぇー!凄いねぇ…!!」
ホームルームが始まりそうな時間、高橋くんが廊下へ向かっていった。
📕「…あれ?高橋くーん!どうしたの?」
「図書委員会で今度プレゼンがあるんですけど、まだ出来てなくて…」
「発表のコツとかも知らないので、紫恩君にアドバイスをもらおうと思って…」
📕「…へぇー!頑張ってね!」
「うん! 」
紫恩は意外と顔が広くて、近所の人達からも好かれてる。
おじいちゃんおばあちゃんの話を静かに聞いて、ちゃんと自分の考えも伝える。
いわゆる、お話上手っていうか…?
🎤「…で、テスト勉強どうする…?」
📕「えー…どうしよっか!」
🐼「きりやんとシャケには来てもらうとして…もうちょい人いた方がいいよね?多分」
🐼「できれば、結構頭が良くて_」
頭が良くて僕らの知ってる人、友達なんて、紫恩ぐらいしか居ないじゃん
📕「…でも、いいって言うかな…」
そもそも、家に帰る時間も分からないし…
📕「…うーん…」
🐼「そーいえばさ、紫恩君って、どっち似なの?」
📕「お父さんかな 」
🐼「ぶるーくは?」
📕「お母さん。」
🎤「え、まじで。 紫恩くんとぶるっくちょー似てるのにね」
📕「え、顔似てる??」
そんなこと初めて言われたな
内面とかだったら、僕は断然頭が悪いけど…
何度お父さんに怒られたことか笑
…1回くらい、 お父さんに褒められたかったなぁ
高「…紫恩君、ありがとう!」
😊「ううん、全然大丈夫。」
高「…あのさ…テスト勉強の仕方とかって…あ、嫌だったら全然いいんだけど… 」
😊「…それは_」
「あ!居たっ! 」
😊「!萌結先輩…」
「今度読書週間だから…」
いいな、紫恩は。
…みんなから頼られて、信頼されて。
僕も、頭がよかったらいいのに。
🐼「…じゃあ、きんときはきりやんに伝えて?俺はシャークんに伝えるから」
🎤「…あ、ぶるーく。今日はきりやんの家で勉強会ね! 」
📕「…え?きりやんに伝えたの?」
🎤「伝えてないけど。」
🐼「…ま、まぁ、きりやんなら許してくれるよ!…多分!」
🐼「…あ、紫恩君にも伝えといて欲しくて」
📕「紫恩?」
🐼「頭いいし…」
📕「それだったら、この僕が居るじゃーん!」
🐼「いやいや、ぶるーくは不安だろ笑」
📕「確かにぃ笑」
自分の頭の悪さも分かってるくせに、勝手に期待して勝手に落ち込んだ僕は、正真正銘の馬鹿だった。
キーンコーンカーンコーン
「…では、ホームルームを_」
…どうしたら、みんなからそんなに頼りにされるのかな。
どうして双子なのに、こんなにも違うのかな。
「ッ瑠季!!!!」
📕「はい!」
「…何回も呼んでいるだろう。呼ばれたらちゃんとこたえろ。」
📕「はい」
「では、授業を_」
「姿勢。礼。」
🐼「でさ笑」
📕「僕、ちょっとトイレ行ってくる。」
🐼「はーい」
😊「…」
📕「…あ」
今、1番会いたくない人を見つけてしまった。
…でも、みんなから声かけといてって言われたし…
📕「…紫恩!」
😊「…!…何?」
📕「今日勉強会があるんだけど…来てくれない?」
😊「…俺はいい。」
📕「…紫恩は頭がいいから、教えてもらおうと思ったんだけど…」
😊「別に、”教える位”だったら瑠季でもできるでしょ。教科書にも答え載ってるし」
😊「…後、俺は場違いだから。」
そう言うと、紫恩は教室へ早々と帰ってしまった。
…教える位って。僕はそれでずっと苦しんでるのに
紫恩がすぐ解けるような問題も、僕には難しくて…
📕「なんで分かってくれないかなぁ…」
…そっか、紫恩には、この気持ちが分からないんだよね。
頭の構造が違うんだもん。
📕「…紫恩、ちょっと待って」
「さっき、紫恩さんに勉強教えてもらったんだよね」
「まじ!?後で教えてくれん?」
「一見怖そうだけど、意外と話したらおもろいんよな」
…あーあ、いいなぁ。紫恩は
📕「羨ましい…」
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