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これは、司朝と桜が付き合う前の話


司朝は1人で学校に向かっていた


司朝:朝なのもあって人多いな〜…


すると、ヘッドホンをした女性が路地から出て来る

小柄で背筋がピンとした歩く姿は、まるでどこかのお嬢様のようだった


司朝:高校にあんな人いたっけな…?

司朝:嘘みたいにビジュ良いな…


とその時、女性が信号を渡った矢先に信号無視している乗用車が突っ込んで来た


桜:危ない!!


その叫びに女性は司朝の方を見る


桜:えっ…?


司朝は咄嗟に女性を抱き抱え、歩道側に弾き飛ばした


桜:きゃっ!

司朝:ぐっ…!


司朝は女性と同じ動線にいたため、突っ込んで来た車両に跳ねられた


司朝:大丈夫?怪我して…いっ!


司朝はその場に倒れ込んだ

一方、目の前で起こった事故の一部始終を目撃していた女性は、我に帰り自分を助けた司朝の元へ向かう


桜:大丈夫ですか!しっかりしてください!

桜兄:桜!!大丈夫か!?

桜:私は大丈夫…。でもこの人が…

桜兄:おい!しっかりしろ!おい!


2人は救急車と警察に通報し、目の前で起きた事故を涙ながらに説明する


通行人:どうした!大丈夫か!?

桜:この人が…私を庇って…

桜:うぅ…グスッ

桜兄:ダメだ!意識も呼吸もしてねぇ!

通行人:応援呼んでくる!

桜:お願いします!


その後、その場にいた通行人同士が連携して、司朝の蘇生を試みた


午前9時10分

司朝は救急車によって搬送されていった

男女の目の前で起こった惨劇は、春真っ只中に途轍もなく最悪なものだった

轢かれた人物が自分を庇ってくれた人であれば尚更である


桜:うぅ…っ…グズッ…

桜兄:桜…大丈夫だ。絶対大丈夫だ…

桜:うん…っグズッ

桜兄:(神様…桜を庇ってくれたこの方をどうかお助け下さい…!)


自分のせいで助けてくれた人が、目の前から居なくなろうとしている

この辛い現実は、彼女の心を深く傷付けた

おっとりしている僕の彼女

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