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一生懸命攻撃したって弾かれる。
私が殺し屋としてナイフを使うことをどれだけ練習したって弾かれる。
そしてまた煽られ、馬鹿にされる。
とんでもない屈辱だ。
二曲目が終わる。
やぶ:「ねえ...本当に容赦しないけどいいの...?」
BF:「あ?何いってんだよ。これがお前の本気のラップなんじゃないのか?」
やぶ:「”今の姿”の状態ではね...」
GF:「...」
BF:「まあ、どんな姿でも僕はお前に勝つからね、意味ないよ」
やぶ:「言ったな...?
後悔させてやるよ...」
そうして紫色の光が放たれる
この世の全てが憎く見える。
今目の前にいるこのBFというラッパーのせいで。
今目に見えるこの二人の幸せを、壊してやりたくなった。
全てを。この二人の全てを。
例え誰が何を言おうとも。何が私を否定したとしても。
この世界に私の居場所なんかもう殆ど残っていないのだから。
BF:「うわっ」
GF:「...嫌な予感はしてた...わかってたのに...私は結局彼女の逆鱗に触れるまで放置していたのね...」
やぶ、そう、あなたは...
この世界の中で最も嫌われていて、トップクラスと言えるぐらい強い悪魔なのだから。
やぶ:「さあ...否定するがいい...この現状を...
もう私は容赦できない
悪いが私の本気に付き合ってもらおうか...
お前が愛したこの世界へ別れを告げておけ...
GF:「...気をつけなさい、BF(小声」
BF:「...分かってるよ...愛してるよGF...」
この世界への理解を拒む悪魔がそこにいる。冷や汗が出てしまう。それでも僕は眼前の悪魔に向かっていつもの笑いを見せていた。
やぶ:「準備はできたか...?」
BF:「ああ...望むところだ...!」