お前なんか大っ嫌いだ
2話
お前のことが
📢×🌸
紫 × 桃
有
👑×🍵
黄 × 緑
…
紫「追いかけるか、いや、俺が行って意味があるのか?」
紫「あいつは今俺に追いかけられたとして嬉しいのか?嫌いな奴に追いかけられて」
…
紫「そっ…か俺嫌われてんだな…」
紫「俺が嫌われるようなことをしたのか」
紫「だっさ…」(涙
紫「恋愛ごときで泣くのもだせぇよな」
紫「俺、どうしたらいいんだよ…」
紫「いつも俺に教えてくれてたの桃だったよな」
紫「こればかりは他のやつに頼るしかねぇよな」
紫「でも、俺がやったことに助けをもらうのか?」
…
紫「…ほんとに恋愛向いてねぇよ…」
紫「俺は好きなんだよばか」(泣
着信音
紫「はぁ?なんだよ…」
紫「も、もしもし…」
緑「え」
紫「は、はぁ?なんだよその第一声…」
緑「紫ちゃん泣いてた?」
紫「泣いてない」
緑「嘘だぁ…」
紫「つーかなんだよ…ひぐっ」
緑「泣いてたんだね…」
紫「うるせぇ」
緑「紫ちゃん桃桃追いかけないの?」
紫「は、はぁ?」
紫「な、なんでだよ…」
緑「黄ちゃんから聞いたよ」
紫「黄…?」
緑「まぁ、それは置いといて」
緑「今、どう?」
紫「…俺なんかが追いかけていいのか、」
緑「そういうことね」
緑「行きたいなら行きなよ」
紫「でも、嫌いな奴に来られて嬉しいかよ」
緑「え、嫌い?」
紫「大っ嫌いって言われた…」
緑「あ〜らら…」
紫「行っても喧嘩するだけだろ」
緑「それは分かんないよ」
紫「お前に何が…!」
緑「気持ち伝えればいいじゃん」
紫「は…は?」
緑「伝えてないから、照れ隠ししてるから、こういう事になってる」
紫「…」
緑「1度言えばいいじゃん」
緑「”好き”って一言を」
紫「でも…」
緑「びびってるだけ、桃桃は待ってるよ」
緑「”紫ちゃんを”」
紫「…行ってくる」
緑「うん、行ってらっしゃい」
通話が切れる音
紫「ありがとな緑」
紫「自分の気持ちを押し殺してまでも」(涙
緑side
通話が切れる音
緑「はぁ…」
緑「頑張ってね紫ちゃん」(涙目
緑「大好きだったんだけどなぁ…w」
緑「桃桃のこと」(涙
黄「ただい…うぇ?!緑くん!?どうしたの?!」
緑「黄ちゃん…」(涙
黄「おいで」(手を広げる
緑「ごめん」(黄の胸に飛び込む
黄「どうしたの?」
緑「お、俺…ひぐっ、桃桃の事大好きだったのに…うわぁぁぁ」(泣
黄「うんうん」(緑の頭を撫でながら
緑「もう、叶わなくなっちゃった…ひぐっ」
黄「大丈夫だよ、緑くん」
…
黄「こんな時に言うのもあれだけど」
黄「俺、緑くんが好き、付き合ってください」
緑「今の俺でもいいの?」
黄「うん、もちろん」
緑「…はいっ…」(笑
黄「大好きだよ緑くん」(強く抱きしめる
緑「ありがとう黄ちゃん」(泣
巻き戻し
桃side
桃「あ〜あ…ほんとに出てきちゃった…」
桃「ほんとに馬鹿だな、俺」
桃「好きなのに…」
桃「紫のこと好きなのにな…」(涙
桃「何してんだよ…」
桃「あぁ懐かし、ブランコなんて…w」
桃「1人の公園って寂しいな…w」(涙
桃「笑ってないと、崩れちゃいそう」
桃「あ、黄…?」(手を振る
黄「ん!?桃桃!なんでここに…」
黄「って、どうしたん?!」
桃「紫と喧嘩しちゃった」(苦笑
黄「いつものと違うっぽいね…」
桃「あのね…_」
黄「うぇ?!嫌いなんて言ったの!?」
桃「うん…」
黄「ほんとは好きなのに?」
桃「うん…」
黄「あちゃ…(紫くんやばいだろうな…)」
桃「ほんとに、俺どうしよう…」
桃「俺帰れないよ」
黄「じゃあ、俺に任せとき!」
桃「え?」
黄「俺がなんとかする! 」
桃「で、でも…」
黄「いつも頼りにしてるリーダーに頼られるのはちょっと憧れ…!」
桃「しょーもな…w」
黄「しょーもな言うな!」
桃「あははっw黄と居ると笑えるわw」
黄「そう?嬉しいんか…?」
桃「緑にも合いそうやね」
黄「なっ!?なんで緑くん!?」
桃「え、好きじゃないん?」
黄「す、好きだけど…」(照
桃「ほらぁ!」
黄「もう!なんでバレるんや!」
桃「ほら、どうせ、家に緑居るんでしょ?」
黄「な、なんでそれを…!?」
桃「早く帰らなきゃな〜って顔してる」
黄「そんな顔してるんか?!ほんまに?!」
桃「うそうそwてか、ここ居る時点でそうでしょ、」
黄「確かに!泊まりすぎてここら辺覚えた…」
桃「結婚でもするんか」
黄「なっ!せんよぉ!!」
桃「したいっちゃ?」
黄「まぁ、そりゃ…」(照
桃「緑は愛されとってええなぁ」
黄「桃桃も愛されてるでしょ?」
桃「好きな人には愛されないや…」
黄「それは…俺もだよ」
桃「え…両思いじゃないん?!」
黄「片思いだよぉ!」
桃「まじか…まぁがんばれ!」
黄「桃桃もだよ!」
桃「んふっwうん」
黄「じゃあ、そろそろ帰るわ!」
桃「ん、分かった」
黄「これ!今寒いからあげる!今度遊ぶ時に返してよ!」(上着を渡す
桃「黄ぉ…ありがと!」
黄「どういたしまして!」
桃「じゃあね、黄」
黄「うん!気を付けるんだよ!」
桃「俺の台詞〜!」
黄「www」
桃「…」手を振る
桃「楽しかったな…ありがとう黄」
桃「緑が黄のことを好きになりますように!」
紫side
紫「っ…はっ…ん…はぁ…」
紫「あいつどこだよっ…はぁ…はぁっ…」
紫「ここら辺なら公園?くらいか?っ…」
紫「行くか…っ」
紫「はぁっはっ…い、居た…」
紫「すぅ…ら、桃!!」
桃「え」(振り返る
桃「い、紫!?」
紫「はぁ…はぁ…」
桃「え?!ちょ、大丈夫?!」(触ろうとする
紫「桃」(触れようとした手首を掴む
桃「え?」
紫「俺…」
桃「?」
紫「お前のことが好きだ」
桃「ぇ…」
紫「嫌いなんかじゃない」
紫「あれは恋愛雑魚の照れ隠し」
紫「ほんとにごめん…」
紫「俺はお前だけが好き付き合ってくれ」
桃「そ、それ…ほ、ほんと…?」(涙
紫「もちろん」
桃「うぐっひぐっ…い、紫ぁぁ!」(抱きつく
紫「うおぉ…お前、返事は?」
桃「ぐすっ俺も好き!!付き合う!」(笑
紫「よかった…」(抱きしめる
桃「紫泣いてくれたんだね」
紫「な、なんで…」
桃「目真っ赤!!」
紫「お前もだろ」
桃「えへへっ」
紫「かわいい」
桃「はっ…ちょ…」(照
紫「こんなんで照れんなよばか」
紫「こっちが恥ずい…」(照
桃「いつも言わないこと言うんだもん!」
紫「そうか?」
桃「そうなの! 」
…
桃「大好きだよ、紫!」
紫「俺も」
桃「俺も〜? 」
紫「愛してる」
桃「ば、ばかぁ!!」(照
紫「wほら帰んぞ」
桃「うん!」
桃「家帰ったら何食う〜?」
紫「お前の料理」
桃「俺そんな作れんよ!?」
紫「俺よりはましだろ」
桃「TKGだもんねw」
紫「うっせぇw」
桃「(やっぱりなんやかんやでいつもの紫が1番だな)」
紫「(緑ありがとうな)」
桃「これからたっくさん!思い出作ろうね!」
紫「2人でも6人でもな」
桃「そう!」
紫「楽しみだな」
桃「ね!」
桃「(これからもずっと紫と居れますように)」
2話で無理やり完結させました!!
これ連載にも出来そうですよね…
ぎすぎすしすぎない4角関係とか
好きなんですよね🥲
なんと今回2800文字程書いてますっ!
とても頑張ったので!
感想お待ちしております!♡も🫣
それでは!
またお会いしましょう!
コメント
11件
お互い両思いってことに気づけてなくて桃さんに片思いしてる緑さんが桃さんと紫さんがお互いに好きで自分は叶わないことを知ってて、その上で黄さんが緑さんを励ましたりとかしてるのすんごい好きです🥹♡ 2800文字お疲れさまです~^> ̫ <^🎵
緑くん……😭 自分の気持ち隠してまで応援する なんて……でもだからこそ黄ちゃんが 支えてくれそうで余計に尊いです、 わぁぁぁぁッッッッ、尊いですッ、 何回も繰り返し読みしますッッッッ