コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
10日後 防衛隊員選抜試験二次
透(アイマスクいい感じだ)
カフカ「透ソレ見えてんの?」
レノ「思いました。」
透「私は目はいいから見えてるよ」
レノ「すげーこれが防衛隊立川基地!」
透「へぇー」
レノ「社会科見学で行った熊谷基地よりずっと大きい」
カフカ「ここは陸自の駐屯地と併設だからな、しっかし隊員が多いな」
透「こんなところで変身したらひとたまりもないんじゃない?笑」
カフカ「ビビってもしゃーねー行きますか」
キコル「ねぇおじさん」
カフカ「受付はどこかな 」
透(めんどくさいことになりそう)
キコル「ねぇおじさんってば」
レノ「先輩」
キコル「そう。あんたよおじさん。さっさと気づきなさいよウスノロ」
カフカ「えっ俺おじさん?」
透「ぶひゃひゃひゃ」
カフカ「は?は?おじさんじゃないですーまだ32ですぅー」
キコル「おじさんじゃんあのオンボロあんたのでしょ邪魔よ。私の車が停められないからどけなさい」
カフカ「…めっちゃ空いとるやんか」
キコル「そこに停めたいの」
カフカ「なんだとーなんじゃこの高飛車小娘…!!ちょっと来いお兄さんが礼儀ってやつを教えてー…」
キコル「もういいわ自分でどける」
カフカ「ちょ急に何ー…」
透「わーお」
レノ「えぇっー」
カフカ「あー会社の車を!」
レノ「君は一体…」
キコル「受験番号2016番四ノ宮キコルよ趣味は怪獣殺し覚えときなさい。それよりおじさんなんか怪獣臭くない?」
レノ「俺たちは怪獣処理の仕事をしてるから」
キコル「処理業者がなんでこんなところに」
カフカ「よっと」
透「あちゃー」
キコル「なっまさかあいつもプライベートスーツを」
カフカ「受験番号2032日比野カフカだ!覚えとけよおじょーちゃん」
キコル「へーただの通過儀礼のつもりできたけど楽しめそうじゃない。吠え面かかせてやるわ!日比野カフカ!じゃあね」
レノ「さっそく力を使ったな」
カフカ「ひっけどうまいこと見えない変身だし」
透「そ~ゆう問題じゃないでしょ」
警備員「大きな音がしたかトラブルか?」
カフカ、レノ「いえ!なんでもありません」
レノ「つぎつかったら強制送還ですから」
カフカ「一部が体力検査、二部が資質検査だ確実に体力検査で点数わ取りたい」
透「そうだね」(さてどこまで本気でやるか迷うな真ん中くらい目指すか)
透「お疲れカフカ、レノ」
キコル「早かったわね吠え面かくの」
カフカ「うわああー忘れて!俺の名前なんて」
レノ「まじで使わなかったんすね怪獣の力」
カフカ「みんな努力してきたんだ、俺だけそんな力使ったら卑怯だろ。ってカッコつけたけど使っとけばよかったよぉ!ブランクやべぇよ」
透「お疲れカフカ。落ちても慰めてやるよ」
カフカ「透ー!!お前順位は?」
透「100」
レノ「はや」
カフカ「裏切り者ー」
透「ウケるー」(まぁ術式使ってないしな)
アナウンス「これより二次試験二部適性試験を行います」
レノ「ここ2年2部には怪獣死骸処理が採用されてますだから俺はバイトに解体業者わ選びました。次に賭けましょう」
透「そうなんだ。今年はどうかな」
カフカ「でか」
保科「僕は今回選抜試験の選考委員長に任されとる第三部隊副隊長の保科や。二部てまはこの演習場で怪獣をー」
保科「討伐してもらう」
透(やっぱりな。俺が試験官でもそうする)
保科「とはいえ丸腰ってわけにはいかんから君らにはこいつを着てもらう」
“身体計測及び形状同化完了”
“怪獣筋肉繊維正常動作”
“解放戦力を測定します”
透(へぇ~。こうゆう感じかどんくらいになるかな)
機械「市川レノ解放戦力8%」
レノ「あのこの解放戦力というのは」
保科「スーツの力をどれだけ引き出してるかの指標や訓練積んだ一般隊員で大体20%くらいやー」
機械「西ノ宮キコル解放戦力46%」
機械「出雲ハルイチ18%」
機械「神楽木葵15%」
機械「古橋伊春14%」
保科「あ凹むことないで市川くんぶっちゃけ現地点で0じゃなければ合格!そもそも0なんてやつ見たことないけどー…」
機械「日比野カフカ解放戦力0%」
保科「えー何アイツ0でたやん笑」
カフカ「もう少し待ってください今キバッてるんで」
保科「いやウンコちゃうから!キバッても出んて!」ギャハハ
透「ブフ」
機械「天条透、エラー発生!警告システムオーバーロード」
小此木「えっ?」
保科「小此木ちゃんどないなっとる?」
小此木「測定不能を示してます!こんなこと初めてです!」
透(あちゃー。やっぱり呪力こめるとこうなるかミスったなー)
保科「じゃあこいつの解放戦力は測定不能ってことか」
小此木「えぇ、そうなりますね」
レノ「!!」
保科「まぁこのことは置いといてみんな着れたことだし、最終審査はじめよか」
保科「ターゲットは広大な市街地型演習場に配置された本獣と余獣36体、去年八王子で16人の被害者を出した怪獣を後進育成のために生け捕りにしたものだ。君たちにはそれぞれ1台の自動追尾ドローンが付き行動をこちらでモニターする。こちらの判断で命の危険と察した場合遠隔でスーツのシールドを発動させるけどそれは同時に失格を意味すると思ってくれ。」
透(へぇー頭のいい試験なことで限界まで実力をドローンで確実に見てると)
保科「正直ここから先に命の保証はないそれでも行くという覚悟のあるものだけ進め」
透(しょーじき、個人で動いても怪獣の倒し方いまいちわかんないからカフカ達と動くほうがいいか)
カフカ「俺たちも行くぞ!しっかりついてこい市川、透!! 」
レノ「こっちのセリフですよね透」
透「そりゃそうだー」
カフカ「スーツの補助なしだとクソ重いんだよこの装備!!これはゼロのものしかわからん!」
レノ「ちょっとかっこよく言うな。けどどうしましょう俺たちにあんな攻撃能力ないですし」
保科「あっそうそう言い忘れてたんやけど最終試験は亜白ミナ隊長にも審査入ってもらってるんでみんな張り切ってアピールするよう 」
透(だれー)
カフカ「市川、透審査側がわざわざ俺たち一人一人にドローンを付けてモニターする理由はなんだ?」
レノ「!確かに審査の基準が討伐数だけなら数をセンサーで数えればいいだけのはず」
カフカ「そう、能力状況に合わせてどう行動するかを見てるんだ」
レノ「そうなると攻撃能力の低い俺たちが取るべき行動は」
透(ナイス考察)
カフカ「ああ、攻撃手をサポートすることだ!!」
レノ「透、先輩!!右と左で交戦中」
透「なら回り込んで援護だな、私は左行く、二人で右行け」
レノ「わかった。」
カフカ「気をつけろよ」
左
古橋「チックソ」
透「あぁめんどくせぇな」ギャア
古橋「すまねぇ助かった」
透「気をつけろよー」
透(てかあいつらどこいった?)
透(あっいた。てか襲われてるじゃん何してんの仕方ないな)
ドバーン
透「油断しすぎだカフカ。私は君に期待してるから今回だけは助けてやるよ」
カフカ「透!助かった」
レノ「ごめん透。」
透「べつにー」
保科「2032番聞こえてるか、管制室の保科や君のバイタルに異常が出てる。おそらく複数箇所の骨折場合によっては内臓損傷があるかもしれん。審査側としては君にリタイアを勧めー…」
カフカ「やらしてくれ。いい歳こいて夢なんてサマになんねーのは分かってるけどもう一度追うってきめた…!今度はぜってー諦めねぇ!!どうだまだ立てるぞ」
透(反転術式かけたら治るけどここでは使えないな危険すぎる)
保科「しゃーないなやばかったら即遠隔シールドやで」
カフカ「上等!!」
レノ「俺がフォローします。やれるだけやりましょう」
カフカ「市川!そーいうことなら…!」
透「私は絶対ヤダよ。援護はするけどね 」
カフカ「行くぞー!!市川、透!!合体作戦だァ!」
レノ「めっちゃ見られて恥ずかしいんですけど」
透「そんなことだろうと思ったよでもブフめっちゃおもろい」
カフカ「機動力はお前に任せた!存分にスーツの力を使え!」
レノ「攻撃は任せましたよ。知識をフル活動してください」
カフカ「俺に遠慮なく全速でキコルを追え!!急がねーとあっという間に終わらせちまうぞ」
透「まじでおもろその作戦」
レノ「振り落とされないでくださいよ、先輩、透追いついたらすぐ援護できるよう準備を」
カフカ「まかせとけ」
透「了解ー!!」
アナウンス「さ…最終審査終了……!! 」
カフカ「ってマジであっという間すぎだろあのヤロー」
レノ「噂に違わぬバケモノでしたね四ノ宮キコル」
カフカ「結局吠え面かかされっぱなしだったぜ。とはいえアイツのおかげで最後まで失格せずにやり切れたあとは結果を待とうぜ透、市川」
レノ「そうですね」
透「あぁ」(この感じもしかして)
カフカ「!?なんだコレ」
透(やっぱりか)
カフカ「よしそろそろ防衛隊が来てくれるはずだ俺たちも避難しよう…」
モブ「四ノ宮キコルがボロボロになりながらも本獣を足止めしてる」
透(マジでぇ)
レノ「先輩どうしまー…」
透「いないし、変身してないかなーレノ」
レノ「やばい!この状況でバレたら間違いなく殺される。けどこの状況ならあの人は迷いなく」
カフカ「お前もうちょっと自分を大切にしろよな 」
レノ「あんたもな!」
カフカ「!透、市川なんでここに!?」
レノ「相談なく飛び出してって案の体派手に変身してるし」
カフカ「来るまでは部分変身でなんとかなるかもって思ってたんだけど実物見たら全然だめだった」
透「マジで気をつけないと今処刑されるよ」
ドッ
カフカ、レノ「四ノ宮!?」
レノ「思ってたより怪我が軽くて四ノ宮も命に別状はなく防衛隊の全科学力を持って治療中だとか」
カフカ「また入院かよ」
透「カフカは骨折だからねー」
カフカ「何その差!!俺もそっちでおなしゃす!」
カフカ「あっという間だったぜ久しぶりにすげー奴らと競い合って思い出した。夢を追うってのは一番譲れない大事なもので毎分毎秒誰かに負け続けることなんだ」
レノ「先輩」
カフカ「けどそんなことどーでもよくなるくらい熱くなれるんだよなそれを思い出した!」
透(懐かしいな)
カフカ「お前らが背中を押してくれたおかげたありがとな透、市川」
コツ
レノ「え?」
透(だれ?)
レノ「亜白隊長!?」
透(この人が)
レノ「隊長がなんでここに」
亜白「君たちが重症の四ノ宮を運んでくれたらしいな人命救助に感謝する」
透(へぇー)
亜白「邪魔をした」
カフカ「ミ…」
透(…)