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K side
R「カノン休んだらー?」
ベッドの上でオンラインゲームをしているルイから声がかかる。
K「うーん、あと少し…」
俺はルイの横に腰かけて仕事の打ち合わせ資料に目を通している。
今日はプロモーションで地方に来ているんだけど、グループでそれぞれ分かれて、俺はルイと2人。
ホテルの部屋は毎回一人一人取ってくれるけど、いつもルイは、寝るまで俺の部屋で過ごす。といっても特別な事はせず、ほとんどゲームと少しの雑談。
K「ちょっ…髪食べんな」
R「へへっ」
時々ルイがちょっかいを出してくる。
この変な距離感に慣れてる俺は、あまり気にせず資料を読み進めていく。
R「んー!今日は疲れた…!」
ルイはスマホをサイドテーブルに置くと、 長い手足を思いきり伸ばす。
K「でも楽しかったよね、美味い物も食べられたし」
R「うん、カノンが一緒だから何でも楽しい」
K「そ、そっか…ありがと」
素直に嬉しい。
ルイはいつも恥ずかしがることなくストレートに気持ちを伝えてくれる。
R「まだ終わんないの?」
K「んー…あと少し…」
ルイは俺の肩に頭を乗せ、一緒に資料を見つめる。ホテルのシャンプーの良い匂いがする。
R「ねー、しばらく忙しかったじゃん?カノンさ、いつ抜いたー?」
唐突に聞かれる。
K「…?///」
朝ごはん何食べた?と同じテンション感だったから、聞き間違いかと思ってびっくりしてルイの方に目をやる。本人は特に恥ずかしがる様子もなく俺を上目遣いで見つめて応えを待っている。
可愛い…。
中性的な顔立ちを至近距離で見て改めてそう思う。
K「抜くって…そうゆうプライベートな事は言わないもんだよ」
R「ふーん」
間が少しあってから、 持っていた資料を取り上げられてしまう。
K「あっ」
R「なんか1人で抜いてると時々寂しくならない…?」
鼻と鼻が付いてしまうくらいに距離を縮めてくるから、咄嗟に顎を引いてしまう。
K「っ…///さぁ…思ったことないけど…」
平静を装ってるけど、顔が熱くなるのを感じる。
何を考えてるか知りたくて、ルイの表情を読み取ろうと見つめ返す。
R「ふふっ、何?その目…キュルキュルで可愛い…」
チュッ…
K「っ…!!!」
一瞬唇が重なって頭が真っ白になる。
ルイがトロンとした目で俺を見ている。
いつものルイじゃない、ステージとか撮影の時とかの色気のあるルイだ。
ヤバい…惹き込まれる…。
K「…どうしたの」
R「1人じゃ寂しいから、カノンとしてみたい…」
K「え?…んッ…」
チュッ…チュ…ッ
角度を変えながらついばむようにキスをされる。
K「…ッッ」
チュ…チュプ…クチュッ…
顎を掴まれたかと思うと唇を開けされられ、舌が入ってくる。
K「…まッ…待っ…て…んッ…ッ」
すごく戸惑ってる自分がいるのが分かる、けど拒絶できない。
R「ッハァ…嫌…?」
K「ッ………」
沈黙してしまう。
だってここでルイを拒否したら、ひどく傷付けてしまうんじゃないかと思うから。
R「いいってことね」
低く柔らかい声でそう言うと、耳にルイの吐息がかかる。
ピチャ…ッ…
K「ッッ!!」
耳を舐められて身体が跳ねる。
チュク…チュル…ッ…
ヌルヌルとルイの舌が耳の中と外をくすぐる。
K「ッ…ッんんッッ」
変な声を聞かれたくなくて強張った身体に力が入る。
R「カノン、緊張してる…」
すぐに気が付かれてしまう。
K「するよ…緊張…」
R「電気、消す?」
フロアスタンドだけの明かりになる。
これでもまだ明るくて恥ずかしいけど、煌々と照明が付いてるよりマシだ。
R「なんか…それっぽい雰囲気…」
ルイがフッと笑って、俺の首筋に唇を落とす。
チュッ…チュ…チュプ…ッ
舌が不規則に動いてるのが分かる。
頭に浮かぶ、ルイの綺麗なピンク色の舌。
ドクンッ…
K「…ハァ…ッハァッ…」
下半身が熱くなり、呼吸も乱れていく。
R「カノン、固くなってる」
ルイが嬉しそうに言う。
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