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ここは中目黒の探偵事務所。
「龍次相変わらずいい身体してるな…♡」
「やめてくださいよ公共の場でそんなとこ触らないでくださいよ。」颯太は龍次の下腹部を探るように接触する。
「依頼人が来たらどーするんですか。」
「今は大丈夫ほら委ねて。」二人はソファで身を寄せ合い唇を重ねようとした瞬間コツコツとヒールの音が聞こえてきた。
「折角お楽しみ中だったのに。」
「依頼人ですかね?見て来ますね。」龍次が外に出ると女性が立っていた。
「あの…主人が失踪して…。」
「警察には言ったのか?」颯太はきだるそうに言い放つ。
「警察に言ったのですが取り合ってくれなくて。」
「酷い座って。」龍次は女性をソファに案内した。
「おい結菜何で対応しなかった?」
「こっちは今例の事件で追われてて…。」結菜は低音ボイスで颯太に報告した。
「例の事件?」
「ええ実は午後6時に男性が刃物で刺されて亡くなったんですよ。」電話でのやり取りを聞いた女性が震えながら「まさか主人じゃ…。」と叫んだ。
「まだそうとは…。」龍次は優しく手を取って宥めた。
「結菜お前来い宝塚音楽学校を卒業したのに男役にならずに刑事になったー」
「それ言わない約束でしょ分かりましたよ助手と××してるスケベ探偵。」結菜が乱暴に電話をきると颯太は舌打ちした。
「また喧嘩ですか…結菜来るんですね。」
「ああそうだ。」車の音がこちらまで聞こえて来る。
「来ましたよ。」
「颯太さん今日は特別ですよ。」結菜が颯太に資料を渡した。
「これが例の事件の一覧か。」デスクに資料を並べてマジマジと見つめる。
「被害者は尾形再二郎26歳後頭部を鋭利な刃物で刺され死亡。」
「やはり主人だわあなた何で聞いてくれなかったの?」女性は結菜を問い詰める。
「私の落ち度です…。」
「落ち度じゃ済まされねえよ。」颯太の目には怒りが宿っていた。
「結菜さんこの女性を署まで連れて話を聞くべきです。」龍次も間髪入れずに述べた。
「悪いな龍次。」
「全く結菜さんはすぐに空回るんだから。」颯太の後頭部に手を回し自分の唇に押し付ける。
「ん…。」思わず手を腰に回してぐっと力が入る。
「颯太さん…可愛いな…♡」
「資料コピーしてくれ…。」
龍次は頷いて「分かりました。」とウィンクした。
「玲子さんでしたよね先程はすみませんでした。」
「もう良いんです主人は戻ってきませんから…。」結菜の謝罪の言葉に女性は涙を流した。
「犯人は何らかの動機でご主人様を刺した。」
「強い恨みがあるとしか。」
資料を漁ると興味深い資料を見つけた。
「龍次これ見ろ。」
「朝日輝夫46歳再二郎さんより年上だけど部下で解雇されてますね。」颯太はにやりと笑い
「目星が付いたぞ。」
「まさか犯人がこの輝夫ですか。」
「即座に解決が俺らだろ。」
龍次は頷いた。
朝日が務めてる会社に向かい入っていった。
「朝日輝夫さんですね。」
「そうですが。」戸惑っている朝日に颯太は睨み「その傷何ですか?」
「これは…料理をした際に。」
「会社でですか?ズボンに土が付いてますが。」
2人が詰め寄ると「何ですかあなたたちは。」と朝日は怒鳴った。
「探偵ですよ資料を見てあなたが犯人だと分かりましてね。」
「かなり動揺してますよ図星じゃないんですか?」
龍次が核心をつく言い方をする。
そこへ立花警部が来て「またお前たちかさすがだな。」呆れながらも感心した。
「クソあともうちょっとだったのに。」
「ふざけるな奥さんから聞いたぞお前不正に金を着手してたんだろ。」結菜も合流し一喝した。
「なるほどそれで殺したのか。」
「俺は資料を見ただけで匂いでわかった微かな恨みの匂いが。」朝日は手錠をかけられ連行された。
「ありがとうございました。」
「いいえ奥さん前へ進んでください。」女性は一礼に車に乗り込み走り去って行った。
「若手社長は最初から見抜いてたんですかね。」
「そうかもしれないな。」
2人はホテルの一室で裸体を寄せ合いながら語り合う。
「何で犯人が朝日ってわかったんですか?」
「資料から匂いがしたんだ逆恨みの匂い。」龍次は目を輝かせながら右足を颯太の腹に絡ませる。
「さすが颯太さんそれが決め手なんですね。」
「龍次そこは…。」身体がビック痙攣する様に反応する。
「事務所で僕に襲おうとした癖にたっぷりヌイてあげますよ。」
「良いよヤッて。」龍次はぐっと抱き寄せた。
「龍次…。」
「はいずっとそばに居ますチュ」淫美な音が部屋中に響く。
「今日の事件は…俺正直吐きそうで…。」
「忘れましょう…まだ癒えない?」颯太はむくと起き上がり
「いやそうじゃなくて凶器がナタのような気がして…。」
龍次は資料を見直し「確かにナタのような跡があります結菜さんに確認しますか?」
颯太は首を横に振り「良いよ今は忘れたい。」と答えた。
「忘れましょう。」2人は熱く唇を交わした。