僕には目が見えない
とは言っても完全に見えないわけじゃない
光とかは感じられるし、
色もなんとなくわかる、それだけだけど、
僕の世界は全部が全部モノボケで何が何なのか
全くわからない
だから基本は目は開けずに
ずっと閉じて過ごしてる
その方がなんとなく楽だから
好きなことは音楽、
ギターとかベース、ピアノもたまに弾く
楽譜は読めないんだけどね、
最初は目が見えないんだから楽器なんて
弾けないって興味はあるのに諦めてたけど
ある人に「やってみなきゃわかんない」って
言われて
やってみようかなって気になれたから
今では、なれちゃって楽器を弾くのなんて余裕
曲作りにも最近挑戦してる
自分で曲を作って歌うのがすごい楽しい
そんな僕にも恋人がいる
僕に「やってみなきゃわからない」と
勇気をくれた人、
僕の恋人は耳が聞こえない
涼ちゃんと知り合ったのは12歳のとき
たまに通っていた障害者の施設に久しぶりに
行ったときだ
そこにはいろいろな障害を持った人がたくさんいる
僕より何歳か年下の人から年上の人まで
僕は正直その場所が嫌いだった
色々な人が叫んでいたり、
不快な音が溢れてる、耳障りで、苦しくて、
だけど、
親がいろいろな人とコミニケーションを
取りなさいと言いって
なかば強引に入れさせられた
騒がしいし、
あまり得意な場所ではなかったため、
ほぼ行っていなかった
そんな中、流石に全く行かないのも
どうかと思うのでたまに通っていたのだが
その日は新しい人が来ると言って全員集められた
何かが弾ける音がした
綺麗な声だった
僕は咄嗟に目を開けた、
見えるわけじゃないのに見たいと思った
言葉じゃないような言葉を頑張って喋っている
我慢できなくて話しかけた
「始めまして!僕は大森元貴!
きみ、名前は?」
施設の人が説明してくれた
その子は藤澤涼架といって耳が聞こえないらしい
しばらくすると言葉が返ってきた
「はじ、めまぁし、てぇ」
ぎこちない不思議な発音の挨拶が返ってきた
「ぼ、くはぁふぃはぁりょか よぉしくね」
とても綺麗で優しいあたたかい声
目を開けてみてみると黄色いひまわりのような
ふわふわとした温かい雰囲気が伝わってくる
姿を見たい
自分でもよく分からない不思議な感覚に
包まれた
僕はものの数分で恋に落ちたのだ。
これは目の見えない僕と耳の聞こえない君が
恋人になるまでの話
すいません、新しい連載になります。
僕の才能早く出せよって思いますよね?
私も思います。
ほんっとに申し訳ない、
いや、なんか見返してたんですけど、
文きしょいし何言いたいのかよくわかんないし
下手だなって思ったので、新しい連載に逃げました。
マジで申し訳ないんですけど、僕の才能は消します。
できそうだったらリメイク版みたいな感じで新しく出すかもです。
このお話は早めに完結できるように頑張ります。
末長く見守ってください。
コメント
4件
( ˘ω˘ 🫶)楽しみです(*´艸`)
わ、、、 好きです💗 続き待ってます!