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Attention
『親友以上』
岩×深
(付き合ってない)
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start⇓
照side (深澤宅)
深「ひかる、ありがとねぇ、わら」
岩「ほんと酔いすぎだって、どんだけ呑んだらそうなんの」
岩「最終的に世話しないといけないと誰だと思ってんの?」
深「ふは、ひかるも俺の家来れたんだから嬉しいでしょー?わら」
岩「、もう知らないから」
深「ごめんごめん、わら」
ふっかはモテる
グループの中でリアルに1番モテるのはふっかかもしれない
柔らかいというか、優しい
悪い意味ではふらふらしてるけど
きっとそんなところも含めてモテるんだろうな
だから、世間に言われてる”かっこいい”とかより、俺にとってのふっかは”可愛い”が似合う
昔から一緒にいたせいか、俺と2人になると必ず俺を頼るところ
なにするにしても俺の名前を呼ぶところ
信頼されてるんだなと実感する。
深「でもさ、なんだかんだだけどいつもありがとね 」
岩「…まぁね、長年の付き合いって言うし笑」
深「あ…そうだね、もう結構長いのか」
ずっと一緒にいたい
昔から思ってたこと
ふっかの隣にいたい
ずっと話していたい
ふっかにとっての大事な存在になりたい
親友以上になりたい
その瞳の中は俺だけでいい
俺がいないと生きていけなくなればいい
こんな気持ちが憎い
けど、気持ちは変えられない
深「あのころはひかるも俺の可愛い後輩くんだったんだけどなぁ わら」
岩「…じゃあ今はなんなの?笑」
深「…俺にとって1番大切な人かな」
深「たぶんこれからもずっと隣にいる」
驚いたと同時に、一瞬でも期待した俺が嫌になる
どうせ盛って話してるだけだから。昔からそうだったろ?
岩「なにそれ、告白?笑」
深「そうかもね、わら」
岩「冗談言うな。笑」
深「冗談じゃないよぉ?」
深「やっぱわかってないじゃん」
岩「…は?」
深「だーかーら、ひかるは俺のいっちばん大切なひとなの。」
深「俺にとって1番大事な人だし、ひかるにとっても俺が大事であってほしい」
深「ひかるの隣はずっと俺がいい」
深「…好きだよ、」
深「……ひかるは?」(首 傾
そんな目で俺を見るな
俺はふっかを見れてない
目の先は歪んでる
そんなものじゃないんだよ俺は
この関係を超えたい
親友じゃ足りない
もっと愛したい
もっと愛されたい
全部支配したい
独占したい
全部、全部
ぐちゃぐちゃに壊してやりたい
岩「…ふっか、酔いすぎ。」
岩「これ以上言うんだったら俺も責任取れないよ?」
深「ん、どゆこと、わら」
岩「わかんなくていい、ずっと」
岩「ふっかのこと汚したくない」
深「なにいってんだ…わら」
深「ひかるもけっこう酔ってんねー?わら」
岩「意識しっかりしてるし、ふっかほどじゃない」
深「そうですかー、わら」
深「あ、ちょっと盛った わら」
岩「…うん、知ってるから」
深「ばーか、全部ほんとだよ わら」
岩「は、どっちだよ…笑」
深「…俺は真面目だよ」
深「ひかるはさ、俺のこと好き?」
そう言って君はなんとも言えない妖艶な目で俺を見る
その瞳は薄暗い室内を照らした窓から入る月明かりを反射していた
続く
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