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部活が終わり、きりやんのいる部室へ向かう
きりやんと俺は校内、他のみんなは校外の部活だ
kr「あ、スマイル!」
『あぁ、きりやん』
kr「ごめん、さっきちょうどセッションが終わった所だから」
kr「これ片付けなくちゃいけなくて….」
きりやんはトランペットを持ちながら俺に説明をする
『別に、待つぐらい慣れてるから』
そう言って、きりやんが片付けるのを待っていると
同じ部員の同級生の話が耳に入ってきた
mb「そういえば、スマイルコンテストに応募してくれって頼まれたらしいよ」
mb「まじ?あいつが?」
mb「確かに、絵はすごいけどさ…あいつ褒めても喜んだりしないから」
mb「当たり前って思ってんじゃない?」
mb「なにそれ、性悪すぎん?」
mb「だよなぁ、友達やめよっかな」
mb「それやめた方がいいって」
mb「てゆうか、これ本人に言うなよ?」
mb「言わないって!w」
mb「だよな!さっすが相棒!w」
kr「スマイル今終わったよ….って」
kr「どうした….?」
『……俺、俺、』
俺は、嫌われていたんだ
友達だと思ってた奴も、俺を嫌っていた
kr「大丈夫!?顔色悪いよ!?」
『ごめん….ちょっと、トイレ行ってくる』
目の前がぐるぐるとして、吐き気がする
俺は、重い足を半ば強制的に動かしてトイレへ向かった
『ぅ”….ぉ”ぇッ….』
『はぁッ….はぁッ…..』
俺は吐きながら、ずっと考えていた
なぜ、俺は生きているのか
どうしたら、消えれるのか
それだけを、ただずっと
考えていた