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泉side
夕方。
はぁ…やっと帰れる。
俺にとっては、この時間が最っ高のご褒美……なはずなんだけど。
今回は厄介者がついている。
真「泉さん!一緒に帰ってもいい?」
泉「別にいいけど…。ゆうくんって家反対方向じゃなかったっけぇ?」
真「……そうだけど。」
そうなのだ。ゆうくんの家は反対方向にある。
それなのに、ゆうくんは俺に一緒に帰ろうと言ってきたのだ。これは何か企んでいるに違いない。
まあ…一旦様子見てみるか。
帰り道。
泉「………あ」
ようやく、見つけた。俺の家。
真「?泉さん、どうしたの?他の人のこと見ちゃダメだよ?」
やっぱり、ゆうくんはおかしくなっている。ゆうくんの口から出る言葉じゃない。
他の人って…どんだけ俺のこと好きになっちゃったの、ゆうくん?
……嬉しいから、別にいいけどね。
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