※BL要素あります
・死ネタ?です(切ない)
・この作品は「書く習慣」にて書いたものです
「あっそぼ〜!」
君と僕は、いつもそうやって遊んでいた。
春夏秋冬、いつだって。
「うん!」
僕がそう言うと、君は
「ふへへっ、やったぁー!」
ってすごく喜んでくれて。
大好きだった。その笑顔が。
その日も君はいつもの帽子をかぶって僕と一緒に遊んでいた。
…でも。
「ちょ、!危な…い、」
キキキキキーッ!!
僕はその瞬間を見た。見てしまった。
「あ、ぇ…?嘘…、嘘だよ、ね、?…ねぇっ、!」
あれから何年も経った今、その帽子が目の前にある。
「気持ち、伝えとけば良かったなぁ…」
震える声でそう言うと、君の笑顔が鮮明に蘇ってきた。
「………大、好き…」
END.