45日目
日記乾いたよ!!
良かったぁ、、!
敗れてるところもテープで貼ったし大丈夫そう!
あ~本当に良かったよ~!!
じゃ、日記見返してくるね!
瑞希
パラパラパラ……と日記を見返していく。
『あははっ、日記見返すの…ちょっと面白いかも!』
喜怒哀楽全て含まれているこの日記は、暇つぶし程度に読んでいるボクにとっては面白いものだった。
『……え、コレ…何だろ…?』
とあるページにボクの筆跡ではない文章を見つけた。
ボクが書いた日記の下にヒッソリと書いてあった。
『……絵名、、っ、!?』
その瞬間全身から血の気が引いていく。
その時のページから数ページは絵名がボクの後に書いていた。
『なんで…いつ、、?!』
『それより、この日記の存在が……バレ、てる、、?』
日記を少し握りしめる。
バレてたんだ……、と思う深い絶望感。
きっと、学校で書いた時に……?
皆が優しくなったのも、まふゆや奏、絵名があんな言葉を掛けたのも……ボクが自殺するって決めてるから…、?
『ああ、もう…ボク、は……』
心配掛けたくない人ばっかり心配掛けちゃうなぁ…!
暖かい何かが頬を伝う。
『っ……、、』
心にぽっかり空いた空白は、誰も埋めてはくれなかった。
『そうだ……いっそ、死ぬ日数を早めればいいのかな…』
良くない事が頭を過ぎる。
でも、それじゃあ皆が…………。
……いや、もう、、皆なんていいか…。
『皆なんて……、別に…』
みんなでお揃いにしたリンゴのキーホルダーがユラユラと揺れる。
『……ごめん、なさい』
ボクの言葉がポツリと部屋の中に響いた。
コメント
5件
タヒんだら私泣くよ、!、 なまちょこさん天才すぎる、!
や、やばい
瑞稀!!!! タヒんだらえななん達が悲しむ!!!何!?それともえななん達が不満なの?!そんな事ないだろ!!!ナイトコードの人達もミク達も信用出来ないの!?信用出来るよな!?なら早く生きろ!!!!