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lament🟰L👈カナタです。
ミズキ🟰M
イツズ🟰I
【使えない,,,殺せと言ったよな?⠀】
【あれから4ヶ月経った。1度も連絡もなく、何も成していない。お前を導入したのが失敗だった。⠀】
L「そう仰らずに、報告はもちろん致しませんでした。しかしそれに相応する情報は得ています。」
俺は口の端を持ち上げた。
L「私は4ヶ月,あの白のものに誰にもバレず情報を漁りました。」
目の前にいる陰に隠れた女性に続ける。
L「今からその情報をお伝えします。」
「彼は今何をしているのかな。
考えると悲しくなるのに考えてしまう。
のろいなのかな。
丸い窓の縁に肘をつき空を眺める。
彼を取り返すと言っても、何をすればいいのか、
コンコン
部屋がノックされる
、、、?
ガチャリ,,,返事を待たず扉が開いた。
顔を見せたのはー。
,,,え?
L「〜とまぁこんな感じですね。ニコリ」
【では抜け道があると?⠀】
L「はい、その道は我らの基地の近くにございます。」
【⠀で、それはいつ実行するのだ。】
目の前の女性はイスに置く指で肘置きを叩く
L「ハハッそうお急ぎにならずに」
【,,,,,,回りくどい言い方はやめろ⠀】
L「,,,お察しで?」
彼女は眉をひそめる。
半殺しにされては困る。そろそろ種明かしか
L「私と共に居た女性を見ましたよね?婆さん」
横目に目を向けると、
婆さんは隅の方でこくりと頷いた。
L「あの女性、おそらく人間では無い。」
俺の言葉に周りがどよめく。
L「転生,生まれ変わり,おそらくそのたぐいでしょう。」
【どうしてわかる⠀】
L「目や口の動き,言葉遣いなどで分かりますよ俺くらいのベテランになれば」
〈調子に乗るな〉〈元々お前の失態だろう〉
周りから非難の声が上がる。
俺はそれらを一瞥し、無言で流す
そんなもの羨みの言葉でしかない。俺に満たないからだ。
L「明日,あの国へ攻め込みます。」
〈!?!?〉〈そんな急な!〉〈バカなのか〉
など底辺の声が聞こえるが、そんなものは気にしない。
L「うるさいなぁ,俺がすると言ったんだ。」
目をギラつかせてそちらを見やるとそいつらは小さくなる。
L「あなたも同じ考えではないのですか?」
【好きにしろ。⠀】
L「なんとも勝手な方だ」
「では作戦会議へ話を変更します。」
後ろのドアがガチャリと開き、中へ入ってきた。
「今回は、ミズキやイツズにも話を回しております。」
M「こんちゃー!前回の殺しに出させていただけなかったんで、今回うちらが活躍しますんで!」
呑気な声をあげるのは、過去に3ヶ国を1人で滅亡させた女の子。ミズキ。
I「言葉遣いに気をつけな,今回の作戦、私らが計画し致しましたので,これからお話します。」
冷静かつ沈着なこの女の子はイツズ。人の心を読むことができ、精神を操ることが出来る。俺としてもとても厄介な奴だ。
アムアにあわせては,,,!?
危ない。もう関係ない者のことなど考えるだけ時間の無駄。
これから俺たちはあの国を潰す。
それだけを考えろ。もう。戻れない。