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~ 消えた貴方へ ~
紫のマフラーを纏った貴方は
一体何処へ行ったの？
屋上で
貴方が褒めてくれた歌を
毎日、
歌っているのに。
「何処にいるの、戻ってきてよ」
“ ここに居る。”
貴方の優しい声色が聞こえた
俯いていた顔を上げると
煙草を吸いながら
こっちを見ている貴方を見つけた
嗚呼、やっと会えた
「私は貴方だけ。離れないで」
“ 嗚呼。これからは一緒だ “
