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第3話











________












kg「ゆじなぁ!」








kg「ご飯たべよぉ」









この人を突き放さない決断をしてから









数日が経った。









教室への襲来も定着した。









一緒にいると気づいたことは









思ってたよりも怖くない。









話し方は子供っぽいし








やる事も話すことも無邪気だし









喧嘩さえしなければ









まったく怖くない。









zh「今日もお早いお迎えですねぇ」









kg「別に着いてこなくていいですよぉ~」










はんびにひょんともはおひょんとも馴染んだ。









はおひょんとは波長が合わないらしいから









いつもいがみ合ってるけど。










sh「すっかり仲良しね~笑」









hy「みんなもう慣れたね 」









sh「そうだね~」













sh「…なにも起きてない?」










はんびにひょんは未だに僕の心配をする。









そりゃあ傷だらけの怖い人と









ずっと一緒にいたら心配になる。










hy「なにもないよ」









まだなにも起きてない。









あの人の日に日に増える傷は…









気になってしかたが無いけど。

















________
















ー帰り道ー













毎日ふたりで帰るようになった。








この時間も








意外と平和で嫌いじゃない。









……ただ…










kg「?…なーに?見つめて」









hy「……痛い?」









顔の傷を指さして言った。









聞いちゃダメかもって









ずっと思ってたから聞かなかったけど…










kg「これ?いたくないよ」









そんな訳ないのに平気そうな顔をして言う。









誰にされたの?とかは








聞けなかった。










hy「…いつも家まで送ってくれるけど」









hy「ひょんの家はどこ?」









僕はこの人のことをまだ何も知らない。









kg「ん~…今はむこうのほう」









hy「…今は??」









kg「友達の家にいさせてもらってるから~」









kg「今いる所はむこうのほう~」










hy「……そっか」










家族は?自分の家は?









聞かなくても分かっちゃう気がした。









ねぇ、ひょんは








今までどんな風に生きてきたの?











誰に愛情を貰ってたの?









助けてくれる人はいるの?









hy「……」









この人が生きてきた境遇を想像するだけで









心臓がいたい。













kg「……ゆじには」











kg「こうなっちゃだめ」










hy「…!」









屈託のない笑顔で








ひょんが言ったこの言葉が









頭から離れない。















________













ー次の日ー












hy「……」









sh「…今日来ないね?」









hy「うん…」










次の日、ひょんは来なかった。








連絡も無かった。












________













その次の日も、またその次の日も。









ひょんはずっと来なかった。









zh「また廊下気にして笑」









hy「…!……気にしてない」









ただ、いつ来るのかなって。










『ゆじには、こうなっちゃだめ』









じゃあひょんは今、








どんな境遇にいるの?









ずっと我慢してるの?









また、怪我してるの?










sh「ちょっと心配だね~」









zh「自由人だからなんとも…」










hy「……」









痛い思いしてないといいな。











________













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