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第3話
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kg「ゆじなぁ!」
kg「ご飯たべよぉ」
この人を突き放さない決断をしてから
数日が経った。
教室への襲来も定着した。
一緒にいると気づいたことは
思ってたよりも怖くない。
話し方は子供っぽいし
やる事も話すことも無邪気だし
喧嘩さえしなければ
まったく怖くない。
zh「今日もお早いお迎えですねぇ」
kg「別に着いてこなくていいですよぉ~」
はんびにひょんともはおひょんとも馴染んだ。
はおひょんとは波長が合わないらしいから
いつもいがみ合ってるけど。
sh「すっかり仲良しね~笑」
hy「みんなもう慣れたね 」
sh「そうだね~」
sh「…なにも起きてない?」
はんびにひょんは未だに僕の心配をする。
そりゃあ傷だらけの怖い人と
ずっと一緒にいたら心配になる。
hy「なにもないよ」
まだなにも起きてない。
あの人の日に日に増える傷は…
気になってしかたが無いけど。
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ー帰り道ー
毎日ふたりで帰るようになった。
この時間も
意外と平和で嫌いじゃない。
……ただ…
kg「?…なーに?見つめて」
hy「……痛い?」
顔の傷を指さして言った。
聞いちゃダメかもって
ずっと思ってたから聞かなかったけど…
kg「これ?いたくないよ」
そんな訳ないのに平気そうな顔をして言う。
誰にされたの?とかは
聞けなかった。
hy「…いつも家まで送ってくれるけど」
hy「ひょんの家はどこ?」
僕はこの人のことをまだ何も知らない。
kg「ん~…今はむこうのほう」
hy「…今は??」
kg「友達の家にいさせてもらってるから~」
kg「今いる所はむこうのほう~」
hy「……そっか」
家族は?自分の家は?
聞かなくても分かっちゃう気がした。
ねぇ、ひょんは
今までどんな風に生きてきたの?
誰に愛情を貰ってたの?
助けてくれる人はいるの?
hy「……」
この人が生きてきた境遇を想像するだけで
心臓がいたい。
kg「……ゆじには」
kg「こうなっちゃだめ」
hy「…!」
屈託のない笑顔で
ひょんが言ったこの言葉が
頭から離れない。
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ー次の日ー
hy「……」
sh「…今日来ないね?」
hy「うん…」
次の日、ひょんは来なかった。
連絡も無かった。
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その次の日も、またその次の日も。
ひょんはずっと来なかった。
zh「また廊下気にして笑」
hy「…!……気にしてない」
ただ、いつ来るのかなって。
『ゆじには、こうなっちゃだめ』
じゃあひょんは今、
どんな境遇にいるの?
ずっと我慢してるの?
また、怪我してるの?
sh「ちょっと心配だね~」
zh「自由人だからなんとも…」
hy「……」
痛い思いしてないといいな。
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コメント
3件
最高すぎる…!!めっちゃ見るの遅れてごめんなさい……最高すぎる…!!
待ってました ~ !! 相変わらず最高です ჱ̒(ー̀֊ー́˶ ぎゅびにひょん ߹߹