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最近、有名(…?)なロックバンドの曲をよく聴くようになった。

この投稿サイトで著作権とかどうとか、そこらはよく解らないので名前は伏せさせて頂くけれども、年末の音楽番組で2年連続で賞を掻っ攫っていったあのバンドだ。


私がそのバンドの曲を聴こうと思い至ったのは、ボーカルの感性から由来したのは覚えている。


初めて聴いたのは何時からだったか、あまり覚えてない。

けれど、しっかりと聴いたのは最近お出しされたばかりの曲だった。豪華な役者を揃えている映画の主題歌にもなっていると言う。

あの曲を聴いてから、私は分かりやすく彼らに溺れ始めた。兎にも角にも、なりふり構わず、 曲を漁り続けたのだ。


中でもお気に入りなのが、深夜を冠する曲とオルゴールと静けさが目立つ曲。その2つだった。(※正確にはそのバンド自体の曲では無く、ボーカル名義での曲である)


私の中で最もお気に入りな曲とは、入眠する時に曲を変えられずに眠れるかどうかが主な基準だった。だからか、静かな曲ばかりが頭に残る。


深夜を冠する曲に関しては、小学から中学にかけて洋楽に溺れていた私としてはかなり好みに入る曲であった。サビ部分をつい口ずさんでしまう、私の世界ではすっかり流行と化した曲だった。

歌詞の意味は正確には分からないけれど、何となく理解できるから、何となく刺さるのだ。

私の勝手な考えではあるが、制作者としては何となくで刺さって欲しくないと思うので後日しっかり調べて噛み締めることとする。


オルゴールの目立つ曲は、無断転載で流れてきた動画を見てしまってからずっと頭から離れなかった。公式にダンスプラクティスがあるのでそちらを観ることを推奨する。

いやしかし、照明演出と衣装が相まってこそ神秘的であった。

一人一人の動き自体は単純なのに、それらが組み合わさってどうにも複雑に見える。

人間の動きが生み出す美しさを存分に活かしていたと思う。


それから、彼が見て触れたもの一つ一つに触れてみたいと思った。

私は心の底から気に入った人間に対して、思考と行動が一気におかしくなる傾向がある。

私に猿のような行動力があったなら、今頃犯罪沙汰になっているだろう。つまるところ犯罪者予備軍である。

彼が感じたこと、捉え方を理解してみたいと思った。彼の世界はどんなものなのか。彼から世界がどんな風に見えているのか。

表も裏も、彼が成したもの全てを知ってみたい。


そんな行き場の無い探求心は、この話の中に永遠に留めておくとする。

何らかの一線を越えれば何もかも崩れると理解しているから、私はこの心だけは追い出さずに閉じ込めて生かしておくのだ。

退屈しのぎのモノローグ

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