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「この広い世界の頂点で。」
第四章 ‐ 経緯 ‐ 1
ky「んん…?」
ここ、どこだ…?
家…?俺の、家…?
確か…レト先輩と
カフェに行ったら…
攫われて……
今家ってことは…
ky「夢!?!?」
まぁ、そうだよな、
あと“玲翔”さんに会えるなんて
夢に決まって…
rt「んん〜、うるさいなぁ〜」
ky「レト先輩ッ!?!?」
試しにレト先輩の腕を触ってみる。
ky「本物だ…」
rt「ん〜どしたんキヨくん」
rt「って、ここどこぉ!?」
ky「お、俺の家!」
rt「っへ、…?」
rt「綺麗やなぁ…」
ky「そ、そんなこと言わないでよっっ」
ky「絶対レト先輩の方が綺麗に決まって…」
?「ん゛〜?」
ky「ひっ」
知らない人の声に
怯えて震えていると、
レト先輩が俺のことを
優しく抱きしめてくれた。
rt「お前ら、誰や」
?「うわっっ!?」
?「だ、誰ぇ!?」
rt「いや、こっちが聞いてんねん!」
?「ん〜?…どしたの、うっしー」
us「いやっ、なんか…知らない人が!」
us「ガッチさん、知ってる!?」
gt「え〜?」
小柄な男が言う、
「ガッチさん」という人物は
俺らの方をじっと見ている。
gt「知らないなぁ」
rt「ん〜、見る限り、
悪い奴らじゃなさそうやなぁ」
gt「俺ら、なんか変な奴に攫われて
ここに来たんです」
rt「変な奴って…もしかして、
自分のドッペルゲンガーみたいな
ヤツらですか?」
gt「あー!そうです!」
gt「あなた達も会ったんですか?」
どんどん二人だけで
話が進んでいっている…
流石、大人の余裕ってやつだ。
その間に、俺は
「うっしー」とやらと話した。
ky「あ、あの、どうも」
us「あぁぁ、どうも、?」
ky「あの…お名前は」
us「えぇっと、牛野です」
us「ガッチさん…じゃなくて、
この人からは『うっしー』って呼ばれてます、」
us「あなたは…、」
ky「清川、です…
『キヨ』って呼ばれてます」
us「よ、よろしく」
ky「よろしく…、」
凄く気まずかったが、
親近感が湧いて、なぜか安心する。
四人で仲良くなれたころ。
?「あれ、皆起きてたんだ。」
どこかから声が聞こえてきた。
?「今向かうで〜」
俺たちをさらったヤツら…
つまり、俺たちのドッペルゲンガー。
us「いっ、今向かう!?」
gt「逃げないと、!」
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