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酔った勢いにはなりたくない

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酔った勢いにはなりたくない

2 - 酔った勢いにはなりたくない②

♥

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2023年03月25日

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「俺はふわっちとキスしたいの!」

「あ…うぇ?」

あまりに予想外の言葉に情けない声が出てしまう。

「…ふわっち俺とキスしたくないんだ。」

「は、え?」

「男はやっぱり気持ち悪いんでしょ…。」

涙ぐむ明那を見て慌てて抱きしめる。

「ちょっと待って!明那俺の事好きなん?」

コクンと頷く明那。

「はぁぁぁぁぁ。」

なにそれ、両想いだったんか。

「ふ、ふわっぢ?…ごめんね、気持ち悪いよね?」

なんでそんな否定的なの。俺も明那のこと好きかもとか思わなかった?

「…気持ち悪いわけないでしょ。」

「明那のことめちゃくちゃ大好きだけど俺も気持ち悪い?」

「…へ、ふわっちもおれのこと好き?」

「大好き。離したくない。」

強く抱きしめると明那が笑い出す。

「明那どしたん?」

「ふふっなんでもない。」

「…ずっと我慢してたんですけど、両想いなら手出してもいいすか?」

「…ふわっちからしてね。」

赤面して答える明那に食いつくようにキスをする。

「明那好き。大好き。」

「っ照れるからそんな何回も言わんといてぇ!」

「はぁー可愛い好き。好き。好き。好き。」

「ふわっちが壊れてもうたぁ!」


「…明那今日一緒に寝よっか。」




続きを我慢し、ベッドに入る。

「…寒いからふわっちにくっついてい?」

「ええよ、おいでぇ。」

よたよたと近づく明那がとても愛らしい。

「ふわっちこれ夢じゃないよね?」

「夢になんかさせんぞ。」

「んはっ良かったぁ。」

眠たそうな明那の頬にキスをし、電気を消す。

「おやすみ明那。」

「…おやすみぃふわっち。」



明那、絶対離さんから。



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