テラーノベル
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後編。
一応、最終話になります。
続きです。
🖤︎🤍です。
注意事項等は恐れ入りますが、1話の冒頭か、このシリーズのキャプション?的なところに書いていますので、そちらの方をご確認の上お読みください!!
めめが僕の家に…!!
今日ライブ行く前部屋の掃除しておいてよかったぁ。
ここ最近、今日のライブのために仕事頑張って終わらせなきゃいけなかったから家事とかが疎かになってたから今日早く起きたしちょっと時間に余裕があったし、朝の自分グッジョブすぎる!!👍
︎🤍「狭いですけどどうぞ。」
🖤「お邪魔します。 おぉ、シンプルな部屋だね。」
︎🤍「そうですかね? まぁ、趣味とかほとんどないので物は少ない方かもしれないですね笑 あ、適当な場所に座ってください、コーヒーでいいですか?」
🖤「うん、ありがとう。 ラウ、趣味ないの? あ、でも俺のグッズとかはいくつかあるよね? 部屋の所々にそれっぽいの飾ってあるし。」
︎🤍「はい、インスタントですけどどうぞ。 …そうですね、あえて言うなら、服…ファッションが好きで、服だけなら寝室のクローゼットに沢山あるくらいですかねぇ。 Snowyのグッズは殆ど最近増えた物なのでそれまでは本当に何も無い部屋でしたよ。」
🖤「そっかぁ。 ラウはさ、なんでSnowyを好きになったの?きっかけとか。」
︎🤍「きっかけ…は、えーっとぉ……僕、会社でいじめにあってて…。 自分がなんで存在してるのか、存在している意味すら分からなくなって… 死んだら、楽になれる、のかな、って思って、でも死ぬ勇気もないビビりで。 その日も、朝起きて、また暴言吐かれたり嫌味言われるのかって思ったら憂鬱で……そんな憂鬱な気持ちを少しでも紛らわそうとテレビをつけたらたまたま、目黒さんの朝の時間が流れてて、僕、曲が終わった後自分でも気づかないうちに泣いてて。本当に、あの曲、目黒さんのあの優しい歌声に救われたんです。 今もいじめはなくなったわけではないし、辛いことは沢山あるけど、Snowyに、目黒さんに出会えて、少しは前向きに頑張ることができてます。 まあ、本当にたまに辞めたいくらい酷いこと言われる日もありますけど…。 ……ってすみません、こんな暗い話…、重いですよね…。」
🖤「ううん。 逆にごめんね? 辛い話させちゃって。教えてくれてありがとね。ラウはかっこいいしかわいいのになんでこんなに自己肯定感低いのかなって思ってたけど、その話聞いて納得した。 今まで、俺には想像もできないくらい辛い思い沢山して…よく頑張ったね、人生諦めずに生きててくれてありがとう。これからは、俺がラウを守るから。」
めめが俺の今までの暗い話を聞いて、辛かったね、生きててありがとうって言ってくれた…。
それだけで幾分か心が軽くなる。
僕はまだ誰かに必要とされてるんだ、って思うとまた涙が込み上げてくる。
︎🤍「グスッ ありがとうっ、ございます、、こんな優しい言葉、かけられたの初めて、です。 嬉しい…。」
その後は今まで沢山話して人前で泣けなかった分沢山泣いた。
泣き疲れてめめの肩で大好きな匂いに包まれて眠気に抗えずいつの間にか眠っていた。
🖤「……寝ちゃったか。 ふふっ、寝顔も可愛い。 あ、ヨダレ垂れてる笑 こんな純粋で可愛い子をいじめるとか…、あっ、いいこと思いついた。 確かラウが働いてる会社って、今度俺たちがコラボするところじゃん。 俺、ラウが考えたファッションがめっちゃ好きだし、担当はラウにしてほしいなぁ。 それに、今丁度俺たちのグループの衣装担当の人がいないし、ラウを大事にしない会社なんかでラウを働かせるの嫌だから引き抜いちゃえばいいんじゃない? よし、早速、岩本くんとマネージャーにお願いをしてみよ笑」
そう言って目黒は自分のスマホを取り出し電話をかける。
???「…はい、もしもし。 目黒?」
🖤「あ、岩本くん、ごめんね、夜遅くに。相談があって電話したんだけど、寝てた?」
💛「まだ起きてたけど。もう少ししたら寝ようと思ってたところ。 相談?」
🖤「良かった。 うん、相談。 明日の仕事って確か、○○会社のコラボのやつで○○会社に行くんでしたよね?」
💛「明日? あぁ、そうだよ。 そこの会社の新作コーディネートファッションの宣伝とモデルだね。 それがどうかしたの?」
🖤「実は……(ラウのことを話す) ってことがあって、丁度今俺たちのグループ衣装担当さん退職されて、新しい人募集してるじゃないですか。 で、その枠に彼を入れてほしいなって。 俺、彼が、ラウが選ぶ服が好きなんです。もちろん、それ以外も、人として、恋人としても好きですけどね笑 だから、岩本くんとマネージャーさんにお願いしようと思って。 ね、ダメ…かな?」
💛「…えぇー、、、。 なんか情報量多すぎて処理しきれないんだけど…。 えっと、とりあえず、目黒はその、ラウ?って子とお付き合いしてて、その子がその俺たちがコラボする○○会社の営業部の社員だけど虐められてて、それを助けたいのと、その子はファッション好きだから、○○会社を辞めさせて、俺たちの衣装担当に引き抜きたい、ということでOK? とりあえず、マネージャーと他のメンバーにも話さなきゃいけないから、そうなると明日それをやるんなら、今から急ピッチで行動しないと明日の○○会社行くまでに間に合わないじゃん。」
🖤「そうだよね…。 やっぱり、無理、かな?」
💛「うーん、ちょっと厳しいかもだけど、目黒がそこまで言うってことは、その虐めの話も結構酷めの話だったんでしょ? なら、俺も助けてあげたいし、俺たちがコラボする会社でそんなことがあってるって考えたらそれはなんかちょっと…って思うから、できる限りどうにかしよう。 ただ、そうしたら、その○○会社のことももっと詳しく調べあげて、虐めがどんな感じで起こってるとか事実確認もした上で、○○会社とのコラボを辞退した方がいいかどうかも検討しなきゃいけない。もし本当にそんな酷いことしてる会社と俺たちがコラボして、悪評が立っても嫌だし。 とりあえず至急マネージャーに調べてもらって確認するわ。 明日の○○会社に行く昼までには結果出せるように頑張るから、目黒は恋人をしっかり守ってやれ。」
🖤「…うん。 ありがとう、岩本くん。 ラウは俺が絶対に守る。 もしかしたら、ラウのスマホとかのやり取りにも虐められてる証拠になるメールとかあるかもだから、本人に了承を得て確認してみるよ。」
💛「おう、頼んだ。 じゃあ、俺早速動かなきゃだから、また明日な。 メンバーには俺から伝えとくから、目黒は明日に備えてしっかり休んでくれ。」
🖤「うん、ありがとう。 また明日。」
🖤「よし、あとはラウをベッドに運んでちゃんと寝れる体制にしてあげないと。…よっ、と。 え、いや軽っっる!!マジで俺より背高いのにこれは軽すぎるだろ…。 ちゃんと飯食ってんのか? あの会社でこき使われてほぼ毎日サービス残業させられるって言ってたし、あんまり食事とってない可能性があるな…。 マジで許せねぇわ。」
とりあえず、ラウベットに寝かせたから今のうちに明日の朝すぐ朝ご飯食えるようにちょっと準備しとくか…。
クイッ
🖤「うわ、…ラウ? 起こしちゃった? まだ寝てていいよ?俺リビングのソファで寝るから。」
︎🤍「うぅー、ん…。 ぃや…、離れないで…蓮くぅ、ん……。いっしょにねて、おねがい…」
🖤「(うっ、可愛すぎ…。え、天使じゃん。てか泣いてる、やっぱ仕事のこととか不安だったんだ…。)ラウ…。 ……わかった、一緒に寝よう。 入るからちょっと奥つめて。 今日はぎゅってして寝ようね。」
︎🤍「ふへへ/// 蓮くんと一緒に寝れるの嬉しい… スゥ…」
🖤「…はぁーーーーーーー、もうなんなの。そんな可愛いこと言って…。マジで襲いてぇ。けどさすがに我慢しなきゃ。 付き合ってすぐに襲うのはよくない。 てかもう寝ちゃったし笑 俺が隣にいて安心してくれるなら、いくらでもそばにいるよ。 おやすみ、ラウ。」
もう朝ごはんは明日起きてからでいいか…。
ラウの寝顔みてたら俺も眠たくなってきたしアラームだけセットしといて寝よ。
ー翌朝ー
ピピピッ、ピピピッ
ふぁーぁ、起きて朝ご飯作るか…。
ラウはまだ寝てる…
🖤「ふふ、かわいい寝顔笑」
︎🤍「ゔぅーん……れんくん…?」
🖤「あ、起きた? 今からキッチン借りて朝ご飯作ろうと思うけど、食べる?」
︎🤍「食べぅ…。 蓮くん抱っこしてぇ…。」
🖤「なに、抱っこしてリビングまで連れてってほしいの?笑 可愛いねぇ、いいよ、ほらおいで(腕広げ)」
︎🤍「やったぁ〜ありがと蓮くん!!」
🖤「あーー、もうっ、なんなの可愛すぎでしょ!!」
俺は寝起きのラウをお姫様抱っこしてリビングに行きソファーに座らせた。
🖤「あ、そう言えばラウ、ちょっとさ、あんまり見せたくないだろうけどさ、ラウのスマホの、会社の人とやり取りのメッセージ、見せてもらえないかな? 無理にとは言わないんだけど、俺、やっぱり、ラウのことを悪く言うような会社にラウに行ってほしくない。 だから、俺からラウに提案があって…」
︎🤍「え、会社の人とのメッセージ…? で、でもっ、蓮くんが気分悪くなるようなこととか書いてあるかもだしっ…。 それに提案って…?」
🖤「大丈夫だよ。例え、気分悪くなるような内容が書いてあったとしても、俺はラウの為だから耐えれる。 提案って言うのは、ラウ、服とかファッションが趣味って言ってたじゃん? だから、ラウが良ければなんだけど、俺たちSnowyの衣装の担当として俺たちと一緒に仕事してくれないかなって。 今、ちょうど前の衣装担当さんが退職されたから、募集してるんだよね。 で、俺はラウの考えたファッションとかめっちゃ好きだから、俺達のために衣装選んでほしいって思ってる。 リーダーの岩本くん達にはもう話してあるんだけど…どうかな?もちろん、無理にとは言わない。 それでも今の会社で働きたいって言うなら、本当は嫌だけど、諦める。」
︎🤍「えっ!?僕がSnowyの衣装担当!?いやいや、僕なんかじゃ無理だよ…!! それに推しグループの衣装担当とか… ファンの人に殺されちゃう!! ただでさえ蓮くんと付き合えただけでもやばいのにっ」
🖤「大丈夫だよ。 ラウなら…、いや、ラウだからこそ俺らSnowyのことをよくわかってて俺達に1番合ういい衣装を選んでくれるってわかるよ。だからさ、お願い、ラウにもう辛い思いさせない為にラウと会社の人がやり取りしたメッセージの履歴が必要なんだ。」
︎🤍「うーん…。 そこまで言うなら、わかった。見せるけど…。 本当に気分悪くなったらすぐ画面閉じてね?」
🖤「わかった。ありがとう。」
そう言ってめめは僕のスマホを受け取ると僕が今まで苦しんできた会社の人からの数々の罵倒メッセージをたまに怖い顔をしながらスクショして自分のスマホに転送していた。
︎🤍(僕のためにここまでしてくれるなんて…。 僕もめめのためになにか返したいな。 …さっき言ってた、今の会社を辞めてSnowyのグループの衣装担当になる話、受けようかな。)
暫くすると、一通り見終わったみたいで僕にスマホを渡してくる。
🖤「ありがとう。 これで証拠は大方揃ったっぽいから今日の昼楽しみだね笑 それで、結局、ラウはこれからどうする?」
︎🤍「僕は……、今の会社を辞めて、Snowyの衣装担当の話を受けようと思う。 蓮くんが、こんな僕でも必要って言ってくれてすごく嬉しかった。 だから、僕の好きなことで、僕のことを認めてくれて僕のことを必要としてくれる人の元で頑張りたい…!!」
🖤「……、良かった笑 断られたらショックだったから。 じゃあ今からその方針に確定で話進めるね。」
︎🤍「うん!! ………ありがと、蓮くん。 …大好きっ///」
🖤「は?可愛すぎ。( ‘-’ )」
そうして僕達は朝ご飯を一緒に食べて、僕は出社の時間が迫っていたからめめに家の鍵を渡し戸締りだけお願いして慌てて家を飛び出した。
何とか遅刻せずに間に合い、朝礼が始まる。
部長「えー、今日は我が社の商品の広告モデルに、あの有名アイドル、Snowyが午後から来られます。 皆さん、失礼のないようにしてください。 特に何の関係もない女性社員、キャーキャー騒がないように。以上、朝礼を終わります。各自仕事始めてください。」
モブA「えっ、今日Snowy来るの!?ヤバくない!?え、知ってたらメイクもっとバッチリしてきたのにぃ!! 」
モブB「本当に!! 岩本くん見れるかな!? てか全員来るんだよね!? 」
周りの女性社員がSnowyが来るってずっとソワソワしている。
さっき部長に女性社員騒ぐなって言われたばかりなのに…
話し聞いて無さすぎじゃない?
僕に仕事遅いとか云々文句言う前にまずその人の話聞かないところどうにかした方がいいんじゃない?そんなんじゃ人に無能とか言えないって笑
と僕は普段言えもしない皆に対する文句をいつも通り心の中で思う。
どうせこの会社とも今日でオサラバだしっ!!
なんか今日は何言われても気分良いかも!!
C男「おいっ、お前なにニヤニヤしてんだよキモイんだよ。 てか今日も俺らの仕事やっといてよ笑 どうせ暇でしょ笑 だって趣味もなんもない無能だもんなぁ笑」
あぁーあ、今日、今そんなこと言っていいの?笑
君明日から会社いれるかもわかんないよ?笑
実は僕は今とあるものを蓮くんに持たされてポケットに忍ばせている。
それは、録音レコーダー。
ポケットに忍ばせていると言ったが、蓮くんが持たせてくれたのは、結構高性能なペン型のタイプのもので、見た目は普通のちょっと高級なボールペンにしか見えない。
そして録音方法は超簡単、いつも通りペン先を出すためにノックするだけ!!
それで簡単に録音が始まる。
僕はCさんが近付いてきたあたりですぐにそのペンをノックして録音を開始していた。
だから、最後だし、今日は言い返す。
︎C男「おいっ、聞いてんのか? 無視するなんていい度胸してんじゃねぇか。」
︎🤍「うっさいなぁ…。 そんな耳元で叫ばなくても聞こえてるって。 てか、自分の仕事くらい、いい加減自分でやったらどうですか? 僕がいつまでもあんたらの言うこと大人しく聞いてると思ったら大間違いですよ。もう僕あんたらの言いなりになる理由もないし笑 てか、僕のこと無能無能って…そんな無能に仕事押し付けてるあんた達は仕事やってないんだから、無能以下じゃないっすか?笑」
C男「あ゙ぁ゙?てめぇ、舐めた口聞いてんじゃねぇーよ!! 何も出来ねぇお前にこの俺が仕事与えてやってんだろうが、感謝しろ!!」
そう言いながらC男は僕に向かって拳を振り上げる。
あ、やばい、殴られる…
僕はこれから来る痛みに耐えるために目をぎゅっと瞑った。
数秒経っていつまでも衝撃が来ないから不思議に思い薄く目を開けで確認する。
そこには、Cさんの振り下ろした腕を掴んで僕を庇う人影があり見上げるとその人物の正体は蓮くんだった。
🖤「ラウ大丈夫?!」
︎🤍「…れ、ん、くん、…?なん、で…」
🖤「うん。怪我してない? ちょっと朝嫌な胸騒ぎしたから予定より早く来たんだけど…、本当に早く来て正解だった。」
︎🤍「そっか、ありがとう。 僕は大丈夫… 」
🖤「無事なら良かった。 てか、ラウもう今日は帰ろ? こんなとこいたらラウが危ない。ラウを殴ろうとする奴がいるところなんてっ、」
💛「目黒っ!! やっと見つけた…、ってなにやってんの?てかどういう状況?」
🖤「あ、岩本くん。すみません、ちょっと朝嫌な胸騒ぎして予定より早く来たんですけど、殴られそうになってたから…あ、あと、彼が僕が紹介したラウールです。」
💛「お、おう。そうか。てかマジでラウールくん?君背ぇ高いね!! めめより高いって言うからちょっと疑ってたけど、本当にめめより高かったわ!!笑」
︎🤍「え、あ、はい。 村上真都ラウールですっ!! ………あっ、蓮くんこれっ!! 」
🖤「あぁ、ペンね笑 そう言えば朝渡してそのまま忘れてたわ笑 ありがとね笑」
モブA「……なんでこんな出来損ないがSnowyの目黒さんと知り合いなわけ!? ありえないんだけど!! てかブスの癖にイケメンの隣によく並べるよね!! その神経マジありえない!!」
︎🤍「………。」
🖤「え、何。俺が誰と関わってようとあなたには関係なくないですか? てか今どき見た目とかでそうやって悪口とか言うの良くないと思いますけど。 てかラウがブスとか、自分の鏡みた後にラウのことバカにしました?僕からしたらラウの方が誰よりも可愛いしかっこいいしキラキラしてますけど。 てか岩本くん、僕こんな最悪な人達がいる会社の広告モデルとかしたくないんですけど。 やっぱり今日ハッキリと断りましょうよ。 マネージャーにももう確認してあるんですよね?」
💛「目黒、お前いくら大事な人悪く言われたからって、荒ぶりすぎ。 少し落ち着け。 まぁ、でも俺も目黒と同じ意見だわ。 俺達みたいに外部の人間がいる前でもこんな堂々と隠さず本人の前で人のことを悪く言う人達とは一緒に仕事したくないし、こんな人達と仕事したら俺らの印象もめっちゃ悪くなるわ。」
🖤「ですよね? 早くマネージャー来ないんすか? 俺、さっさとこんなところからラウを連れ出したいんですけど。」
部長「なんの騒ぎだ!! 会議室の方まで声聞こえてきたぞ!! 今日は外部から人が来られるからと朝礼でも言ったはずだが!?………!?す、Snowyの目黒さんと岩本さん!? まだ時間にはだいぶ早いですが…汗」
💛「あぁ、部長さん、すみません、ちょっと確認したいことがございましたので、少し早めに来ました。 そして、僕達とマネージャーの方からもお話がございますので、もうすぐメンバーとマネージャー全員揃うと思います。 もう少しで着くと今連絡がありましたので。 そして、お話は会議室とかではなく、こちらのフロアでさせていただきます。」
部長「え、ここで…? えっと…、今回のうちのファッションの広告モデルの件でのお話、ですよね?」
💛「それは、僕から、と言うより、マネージャーが来てからマネージャーから話してもらいますので。」
マネ「おはようございます。 本日はよろしくお願い致します。 では、早速ですが、お話させていただきますね。 うちのリーダー岩本からこちらでそのままお話させていただくことお聞きしてますよね?」
部長「あ、はい。 先程、お伺いしました…。」
マネ「ありがとうございます。では単刀直入に言わせていただきますね。 今回の御社のファッション広告モデルをうちのSnowyに、との事でしたが、メンバー全員の意見を聞き、お断りさせていただくことにしました。 その際に、少し気にかかるお噂をお聞きしたので、その件でも、申し訳ありませんが、Snowyに仕事をしてもらう前に御社のことを調べさせていただきました。 とある1人の社員がほぼ会社全体でいじめを受けていて、良心的な何名かはその事を会社外の公的機関に相談したそうですが、調査が入った際にその方々にも圧力をかけて脅して、虐められていたことも揉み消していたそうですね。さすがに殴る蹴るまではまだされてなかったみたいですが、それも時間の問題だったでしょうね。私達はこのことを公的機関と警察、にもお話してます。もちろん、その証拠もしっかり警察の方にお渡ししてますし、今うちの目黒が証拠もちゃんと回収したみたいですし。」
部長「…え? いやいや、そんな、嘘ですよね!? 仮に、もし会社内でいじめがあっていたとしても、今回のお仕事の件とは無関係では…」
🖤「無関係、ですか。 そう言えば丸く収まるとでも思ってます? 俺の大切な人を傷付けといて? あなた達は知らないでしょうけど、あなた達がここで快適に仕事してる間にあなた達からの虐めを受けてたラウは死ぬことまで考えたんですよ!? あなた達のせいで、1人の命まで奪うところだったんです!! 俺は、ラウのことを家族同然に思ってるし、いずれ本当の家族になれたらと思っています。 それに、さっき岩本くんも言いましたけど虐めやって平然としてる人間がいる会社と仕事なんてしたら俺達Snowyの印象が悪くなる、そんなこと、メンバー皆が納得すると思ってます?その考えからどうにかした方がいいと思いますよ。あと、岩本くん、例の件、俺から言ってもいいですか?」
💛「待って。マネージャー、目黒こう言ってますけど。」
マネ「うーん、まぁ、目黒くんから言ってもいいですよ。提案したのは目黒くんですから。」
🖤「マネージャーありがとうございます。 じゃあ許可が出たので言わせてもらいますね。 ここにいる、村上真都ラウールくん、今日付けでこの会社を辞めてもらいます。 あなた達にラウは勿体なさすぎるので。こちらを辞めたあとは、俺達Snowyの専属の衣装担当として働いてもらいます。 ハッキリ言うなら、引き抜き、ですかね。だってあなた達、ラウのこと散々こき使うだけこき使って仕事押し付けて虐めて、ラウのこと全然大事にしてないんだから、ラウがいなくてもいいですよね?俺達がラウのこと大事にするので。メンバーも皆納得してくれてます。」
蓮くんは言いたいことを全部言い切ったという顔で僕の前に立った。
🖤「ってことで、村上真都ラウールさん、絶対に、辛い思い、悲しい思いはさせません。 これから俺達と一緒に最高のパートナーとして、仲間として、一緒についてきてくれますか?」
と手を僕の前に出す。
僕は、迷うことなくその手を取り、
︎🤍「はいっ!! 僕が力になれるなら、よろしくお願いします!!」
返事をして蓮くんの手を取った。
それからは、会社に警察や専門機関からの外部調査などが入り、会社は営業停止になった。
ニュースなどでもたくさん取り上げられ、Snowyのファンの皆は、Snowyがこんな会社の広告モデルをやらなくて本当によかったと口を揃えて言っていた。
僕は、Snowyのメンバーから公式動画チャンネルでSnowyの衣装担当として顔出しで紹介された。
一部のファンの方はあの時のライブに来てた人だと覚えてる人もいたみたいで皆さんが僕を衣装担当って認めてくれて、とても楽しく仕事をさせていただいてる。
本当に、勇気をだして、あの会社を辞めて、蓮くんの差し出してくれた手を取ってよかった!!
数年後。
日本社会でも同性婚が認められた。
僕は蓮くんと役所に行って婚姻届を貰い提出しました!!
なので、今は村上真都ラウールではなく、目黒真都ラウールになりました!!
家も、ぼくが会社を辞めたあの日から2人で住めるところを探し、同棲しています。
ファンの皆には、僕達がお付き合いをしていた頃にその事を発表していて、批判の声も少なからずあったけれど、色んな壁にぶつかりながら、2人で、時にはメンバーの皆にも助けてもらいながら今ではいわふかよりもラブラブって言われてます笑
いわふかは熟年夫婦で、僕達は新婚夫婦って呼ばれてる笑
本当に、あの時からは考えられないくらい、僕は今幸せですっ!!
ということで、長いこと僕のお話に付き合ってくれてありがとね!!
僕はこれからも蓮くんと、Snowyとファンの皆と、皆で幸せに過ごしていきます!!
完結。
コメント
1件
読み終わりました…!めめがラウを守るために会社に乗り込むシーン、すごく熱かったです。「生きててありがとう」って言葉、あの状況で言える人ってなかなかいないし、めめの優しさと強さが伝わってきました。伏線として冒頭で触れられた会社とのコラボが、後半でラウを救うカギになる構成も巧いなと。同性婚が認められて2人が結婚するところまで描かれて、本当にハッピーエンドでほっとしました。ラキアさん、素敵な物語をありがとうございます!
#雑談?
ラキア
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