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ラビットホールです!!( ꜆ᐢ. ̫.ᐢ)꜆
今回、曲パロをしようと思います!!
本家とは違う内容になってますが 、ご了承くださいm(_ _)m
曲名は、『悪ノ娘』です。ちなみに、デリザスタです。
キャラ崩壊、原作無視エグいうえに、下手くそ、そしてこの曲を知っている人は分かると思いますがこれは死ネタです。
セルがデリの弟
前世設定にもなってます。
これら↑が苦手な方は、今すぐお逃げ下さい。
それでは👋
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むかしむかしある所に、悪逆非道の王国があった。その頂点に君臨していた王
その名は、デリザスタ。絢爛豪華な調度品、顔のよく似た召使い。愛馬の名はジョセフィーヌ。デリザスタは全てを手に入れられた。お金が足りない様だったら、愚民から奪い取った。
だから、市民や一部の貴族から批判された。だから
デリザスタ「は?俺っちに逆らうワケ?おい。そいつ等全員粛正しろ。」
逆らった者は誰であろうとギロチンにかけて殺した。
世は、彼の意志で全てが動く。彼はまるで鮮やかに咲いて魅了する様な花だった。周りの醜く哀れな雑草は、彼の鮮やかさに変わって養分の様に消えゆく。
そんな彼も好きな者が居た。その者は海の向こうの国、黄色と黒の少年。少し女っぽい色気があった。でも彼は、黒髪の女に一目惚れした。
嫉妬に狂った王は、ある日大臣を呼び出して、低く、冷たい声でこう言った。
デリザスタ「緑の国を滅ぼせ」
いつもと違うデリザスタの怒りの声に、場に緊張が走る。
セル「…了解いたしました。」
幾多の家が焼き払われ、幾多の命が消えていく。王の命令によって。
民「もう疲れた…」
民「誰か助けて!!」
そんな民の苦しみ嘆き泣き叫ぶ声なんぞは王には届かない。
ゴーン…ゴーン…ゴーン…
デリザスタ「あ、おやつの時間だ」
悪の華は咲き誇る。狂気により、穢された美しい花。とても美しい花なのに、棘が多すぎて触れる事が出来ない。
そんな狂気で傲慢な王を倒すため、ついに人々は立ち上がる。烏合の彼らを率いるのは赤い鎧の女剣士。つもりに積もったその怒りは、国全体を、王を倒すための炎に変える。
兵士は抵抗したが、王の無茶な命令、長年戦争に疲れ使い物にならなかった。
そしてついに、囲まれた王宮。家臣達は王なんぞ守ることなんて無駄だと逃げ出した。その中には、一番忠実だった双子の弟、セルも泣きながら逃げ出し、王宮を去った。
美しく可憐な王。部屋の窓から外の軍勢を観ていた。赤い剣士は剣を王のデリザスタに向けた。デリザスタは振り向く。赤い剣士だけでは無く、その場にいた赤い剣士の仲間はその王の様子に驚く。
本来、逆らえば呆れや怒りで上から目線で命令を下して来るのに今の彼は
何故か一瞬だけ、微笑んで居た。
この無礼者!!
悪の花は咲く。悲しい彩りで。
彼の為の彼の王国は脆くも儚く崩れていった。
悪逆非道の王国の頂点に君臨していた王、デリザスタ。処刑の時間は午後3時、デリザスタがいつもおやつを食べている時間帯。王と呼ばれたその者は、一人牢屋で何を思っているだろうか。
ついにその時はやって来た。民衆は王が現れると、石を投げつけ暴言浴びせる。
恐ろしい光景だろう。中には、黒いローブを着た王に似た者がうずくまり震えていた。
ゴーン…ゴーン…ゴーン…
彼の終わりを告げる鐘がなる。民衆には目もくれず、彼は微笑んでこう呟いた。
デリザスタ「あ、おやつの時間だ」
セル「辞めて…」ポタポタ
悪の花は可憐に散った。最初の鮮やかな花のように鮮やかに。後の人々はこう語った
「彼はまさに悪ノ王」
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どうでしょうか?続きあるのですが、出しても良いでしょうか?と言うかシリーズ化しても良いでしょうか?
次回見るときはハンカチをご用意下さい。
それでは