rbru
口悪めなとこあり
rb「」
ru『』
rb視点
お兄さん、今一人ですか?
俺は今、男に絶賛ナンパ中。
時は遡ること数分前……
「今回も失敗かぁ〜。」
これで今週は3回目か?
最近、女との体の相性が良くない日が続いている。俺は今まで本気で誰かを好きになったことがないから、同じ奴と何度もシたことはない。だから毎回違う奴。でもヤる時の流れが同じになってきて正直マンネリ化して飽きた。
[今日はありがと♡楽しかった♡来週の日曜日にまた会おうよ〜♡♡ ]と、さっき体を重ねたであろう女からの連絡が来る。
こんな名前だったっけ?アカウントの名前が書いてあるけど興味ないから全然話聞いてなくて忘れたわ。多分俺がホテルの風呂に入ってる間に勝手に連絡先を交換されていたのだろう。
「はぁ〜。面倒くさっ。」
ついため息が出てしまう。
俺はその連絡を未読スルーしたまま、ゆっくりと自宅へと歩き出した。
なにか刺激的なものが欲しい。
都会は人数も多いから綺麗な奴がいっぱいいると思っていたが、俺からすれば別にそうでもない。ただの体の関係なのだから、性格とかどーでもいい。だからとにかく俺の好みの顔を見つけたい。本気で愛せなくてもいいから…。
と思いながら夜道を歩いていると、あまり近くはない距離からでも分かるほど顔立ちの良い奴が人混みの中立っていた。
男…だよな?
俺は目を疑った。
女でもこんなに色白で細くて綺麗で俺のどタイプな人は見たことがなかったからだ。歳は俺とあまり変わらないくらいか…?その美しさに彼以外の誰一人も俺の視界に入ることは無い。
俺の体は無意識に彼の方に向いていた。
そのまま彼に近づき俺はこう言う。
「お兄さん、今一人ですか?」
近くに行って分かったことは彼からほんのりと甘いホワイトムスクの香りがすることと、彼の身長が俺よりも数センチ程低いということだ。背があんまり変わらないのに彼はわざと上目遣いで俺を見てくる。何処か儚くて、まるで宝石のようで、透き通っている綺麗な瞳だ…。
『そうだけど。何?』
「いや〜、とても綺麗だなって思ったので」
『まあ、お互い様やね』
静かに心を揺らすような低い声でそんな言葉をクールに返される。見惚れてしまっている自分の姿が彼の目に映るほど俺らは見つめ合っていた。
この人とヤってみたいなぁ…
抱かれてる時、どんな顔をして、どんな反応をしてくれるんだろうか。意外と甘くなってくれるのだろうか。
そんなことを考えていると彼がこう言った。
『どーすんの?俺このままだと帰っちゃうよ?』
彼から言ってるのにまるで俺の誘いを待ってるみたいな…、思わせぶりな態度。これは手慣れてるな、と思いながら俺は彼の細い手を取り甘い声で誘う。
「簡単には帰しませんよ?」
『笑その言葉を待ってた。』
「じゃあ、そこのホテルにしますか。」
『おう。』
彼の微かに笑った顔も美しい。ますます心が躍る。
ホテルに着き、指定された部屋の鍵を開け、中に入る。
俺は待てずに片手を彼の首に添え、丹花のような唇を衝動のまま奪う。
『ふっ…//…ッはぅ// …んン//』
彼の唇はとても柔らかくて、癖になってしまう。俺は舌の動きを止めることはない。気持ちよさそうにする彼の歯の裏、頬の内側、喉の奥近くと、隅々まで味わうように動かした。部屋には彼の甘い声と唾液の音だけが響く。
(かわいい…♡)
今までキスをしただけでこんなにも可愛いという感情が湧いたことがなかった。あまりにも長くし過ぎたためか、彼が俺の肩をトントンと叩く。もっとしたい気持ちがあるが、息が出来ずキツそうなので嫌々彼の言うことを聞く。ゆっくりと口を離すと、そこには顔が真っ赤で目も潤んでいてふにゃふにゃになっている彼がいた。そんな彼を見て俺は興奮した。はやくヤりたい。
『…風呂、入ってくる。』
俺に背を向けてそう言った彼を止めるため、後ろからそのまま抱きつき、彼に俺のモノを押し付けてわざとらしく擦りつける。
「もうヤりません?俺我慢出来ないんですけど。」
そう彼の耳元で囁くと、彼の体が少しビクッとなった。
俺は耳が敏感なんだな、と思いながらいいよと言った彼の腕を引き、少し強い力でベッドに押し倒した。
『あ、俺下なんだ笑』
「当たり前でしょう。」
今さっきまであんなにキスだけでふにゃふにゃになっていたくせに。俺は彼が余裕そうな表情をしていて少し腹が立つ。でも身体は正直なようで、もう彼のモノはズボン越しでもわかるほど大きくなっていた。
「余裕そうに見せてるようですけど、ここはもう限界みたいですね♡」
俺は彼のモノにちょんちょん、と指で軽く叩きながら言う。
『はっ、笑もういいから早くしろ』
『俺も待てないわ』
彼のツンデレっぷりは理性の耐久テストをされてるみたいに煽られる。俺は理性が爆発せず、長い時間楽しめるように慎重に攻める。
「じゃあ遠慮なく♡」
彼の服を脱がせ、自分も服を脱ぐ。
『はっ、お前の結構でかいんだな…♡』
「大きさには自信ありますからね。もう挿れますよ?」
俺は指で慣らすことをせずに早速彼のナカに挿れる。
俺は男とは初めてだが、彼の方は今まで何度かヤっていたのだろう。彼のナカは大きくなった俺のモノを受け入れる。そしてどんどん奥に挿れていく。
『ッ…//ッふぅー…///ッ…はぁ///』
彼は手で口を塞ぎ、声を抑えている。
余裕そうに見せようとしてるのがバレバレ…笑♡
そんな彼の姿に余計興奮する。俺は気持ちいいところを探りながら彼のナカを突く。
『!?ッあ”ぁ”ッ//お”ぉ”ッッ///』
ビュルルルルル
「あっ、ここが気持ちいいんですね?」
『や”ぁ”♡やめぇ”ッッ///』
彼は弱々しい力で俺の肩を掴んでくる。彼はこんなにも興奮している俺を止めているつもりか?綺麗な顔と低い声で喘いで…止めれるわけないだろ。俺は腰の動きを早める。
「まだ挿れたばっかッ♡じゃないですかッ♡」
『ッあ”ぁ”ぁ”///ちょッ/どッ//まってえぇ”///』
「待つわけッ♡ないじゃないですか♡」
「煽ってきたのはッ♡そっちですよ?♡♡」
「ほら♡素直にッ♡なってくださいッ?♡」
「俺たち結構相性ッ♡良いみたいですよ?♡」
『ッッはあ”ぁ”///ッッ…別にッ、気持ちッ//よくッねーしッッ///』
そんな言葉誰が信じるのか。
こんなにえろい顔して。
俺は初めて相手を誰にもこんな抱かれている姿を見せたくないと思ってしまった。俺の初めては彼にどんどん奪われていく。
なかなか素直になれない彼の唇に再び触れ、本音を吐かせようとする。
『…ッ//ッふっ……//ッはぁ///きもち…///』
少し長めのキスをするとすんなりと本音を吐いてくれた。彼はどうやらキスが好きなようだ。俺は上も下も止めることなく彼の喘ぎ声に興奮しながらも思うがままに動かした。
「こんなにトロトロになって…♡♡かわいい♡」
『はぁ”?//ッかわいくねぇーし///』
もう何回キスをしたのか分からない。彼に触れるたびに彼のことが愛しくてたまらなくなる。どこを撫でても、どんな風に抱いても、彼は「俺のものだ」と思えるのだ。
こんな時間がずっと続けばいいのに。
朝
目を覚ますと俺の胸に抱きついている彼がいた。俺の体に触れる彼の髪はとてもサラサラで、なんだかくすぐったい。
昨日激しく動き過ぎたせいか、深い眠りについていたようだ。いつもだったら、相手が起きる前にホテルに出て無かったことにするはずなのに。そんなことを考えていると彼はゆっくりと顔を上げ、俺の方を見た。寝起きの彼は昨日とは違って、なんだか少しふわふわしていて可愛らしい。
「あ、起きちゃいました?」
「おはようございます。」
『ん、はよ。』
『てかお前、名前なんていうの。』
「星導ショウです。」
彼と深い関係になりたいと思ったのか、俺は無意識に自分の名前を言っていた。今まで関わった誰かに本当の名前を言ったのは初めてだ。
また彼に俺の初めてを奪われてしまった。
『ふーん。聞かない名前だな。』
「そっちは?」
『小柳ロウだけど。』
「小柳くん。素敵な名前ですね。」
『そうか?』
『まぁ星導もな。』
俺たちは抱き合いながら互いの名前を何度も呼び合う。
「小柳くん、大好きです。」
『笑はいはい、』
「えっ、小柳くんは違うんですか?」
『んー。どーだろーな笑』
「えぇー?冷たくないですか〜??」
「るべち、かなし〜」
『笑笑なんだそれ』
俺たちは所詮ただの体の関係なのだから小柳くんは俺のことをそんな目で見てないと思うが、少なくとも俺は小柳くんのことをもっと知りたいし、もっと触れたいし、これからもずっと一緒にいたいって思ってる。
「俺は愛してますからね?」
『…へ?』
真っ直ぐ彼を見つめる俺の本気の言葉に小柳くんはビックリしながらも少し照れていた。小柳くんの笑った顔、恥ずかしそうな顔、ちょっと怒った顔、全部全部大好きだと改めて気付かされた。
『っちょっ// 星導、きついって//』
小柳くんのことを考えるたびに愛おしい気持ちが溢れる。
俺は小柳くんが振り向いてくれるようどんな事でもすると決め、彼を強く抱きしめた。
くぅ…😭😭
テスト前に何してんだマジで
あと喘ぎ声難しすぎなんよ。
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