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親友
私の名前は愛由。中学2年生。私には2人の親友がいる。とても明るくて面白い茜とめっちゃ元気な彩月。2人とも私と正反対の性格をしている。だからか私と2人には見えない分厚い壁があった。いつしか私は2人のことを親友と呼べなくなっていった。
ある日の帰り道
茜 「昨日のあれ見たー?めっちゃ面白かったよね。 」
彩月 「え〜、めっちゃ分かるー。」
2人が前で話している。
(何の話をしてるか分かんない。)
私は2人の会話についていけずにいた。
(これって私いらないんじゃない?)
私はそう思いながら仲良く前をいく2人を見つめた。
次の日の休み時間
私は2人のことを考えながら階段を降りていた。すると、
愛由 「あっ! 」
階段で足を滑らせてしまった。
ドサッ
「大丈夫っ?」
意識が遠のいていく中そう聞こえた気がした。
病院
(、、、ここはどこ)
目をあけると見覚えのないところにいた。
30代後半の女性 「愛由っ、目を覚ましたのね。待っててねすぐ先生を読んでくるから。」
そういって30代後半くらいの女性が先生をつれてきた。
「、、、あの、どちら様ですか?」
30代後半の女性 「えっ、、、」
愛由 「何も思い出せなくて」
先生 「きっと愛由さんは頭を強く打っていますので記憶喪失を起こしているのかもしれません。」
30代後半の女性 「そんな、、、本当に覚えてないの?私だよ、お母さんだよ」
私は首を横に振った。
その後は私のお母さんとお父さんが私のことについて話してくれた。退院には後数日しないといけないことも教えてもらった。
学校
私には記憶以外軽症だったから学校に行くことにした。
彩月 「愛由、大丈夫だった?」
教室につくなり女子から話しかけられた。
愛由 「ごめんなさい、私記憶を失ったの。貴方は私とどういう関係なの?」
彩月 「私と愛由は親友だよ。」
愛由 「親、、、友」
彩月 「そうだよ、なんか思い出した?」
私は首を横に振った。
(なんだろう、心が、、、なんか、変)
私はどうしてこの時心が動いたのか分からなかった。
自分の部屋
私は自分の部屋であるノートを見つけた。それは記憶がおる時の私が書いた日記だった。私は少しでもみんなのことを思い出そうとそれを読むことにした。そのノートにはほとんど2人の人物しか出てきていなかった。1人は茜という人ともう1人は彩月っていう人。その2人に感じている気持ちがそのノートに書かれていた。羨ましい、不安、不釣り合い。書いてあるほとんどはネガティブな言葉ばかり。
(なるほど、だから今日彩月ちゃんに話しかけられたとき心がザワついたのか)
私はやっとあの時の胸がザワついた理由が分かった。
次の日の放課後
今日の放課後、茜ちゃんと彩月ちゃんと遊ぶことになった。2人は早く私に記憶を戻してあげたいらしい。そこで私は、
彩月 「2人は私のこと親友だと思ってるの?」
と聞いてみた。すると、2人は即答で
2人 「当たり前じゃん」
と言った。私にはこの2人の記憶がないけれどとても嬉しく思った。心が軽くなった気がした。私は2人に向かって満面の笑みを浮かべた。
それからというもの2人は毎日のように私に話をしてくれるようになって、この出来事の2週間後には記憶を取り戻した。
いつもの帰り道、3人で話しながら楽しく帰った。『私の親友はこの2人だ』
今ではそうはっきりと言える。