テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※センシティブシーン無し。
※センシティブワード少しあり。
※ストーリーの構成下手。
※自己満のいらないシーン多め。
今週の裏新聞
【二年B組の王子系アイドル佐野勇斗 地味系男子吉田仁人との熱愛・体関係発覚】
先週土曜日、隣町の××町にて、二年B組の佐野勇斗と吉田仁人が恋人繋ぎでデートをしている所を発見。
二人はアウトレットやクレープ屋で二人の時間を楽しんでおり、どちらも普段では見ないような顔ばかりだった。
そして今週月曜の午前三時、理科室での性交を発見。
吉田仁人は佐野勇斗のネクタイで目隠しをしており、行為中には喘いでいた。
我々がシャッターを押すと、急いで隠れて逃げて行った様だった。
あの大人気の佐野勇斗を女子を差し押さえて掻っ攫って行く男、吉田仁人はどのようにして佐野勇斗を手に入れたのか。
これからも期待できそうだ。
勇斗「な…何これ。」
この見出しが一番大きく出されており、その隣には二人が恋人繋ぎで歩いている写真、クレープを食べている写真、性交中の写真はモザイク処理をして載せられていた。
皆の冷たい視線はこれが原因なのかと今思う。
勇斗(今、もし仁人がこれを知ったら…真田、アイツ…。)
「あっ、勇斗!どこ行くんだよ!」
何故か怒りが治まらなく、気づけば二年D組に居た。
ガラララッ、バダンッ!!
勇斗「おい、お前。」
勇斗「おい!真田!お前だよお前!」
真田「はい、何っすか?」
今日で初めて喋って今日で初めて感情をぶつける事になるが、勇斗は我慢が利かずに言ってしまった。
勇斗「テメーなぁ!なんでこんな新聞作ってんだ!皆勘違いするかもしんねーだろ!」
真田「え、それって事実っすよね?w事実載せて何が駄目なんすか?」
鼻につく言い返しをされ、勇斗はこのままだと埒が明かないともう思ってしまう。
しかも、裏新聞は生徒に人気で真田はこんなはた迷惑な事で金儲けをしている。
勇斗「じっ、事実じゃねーよ!しかもお前、人のこんなっ…こんなプライバシーに触れる写真、貼るなよ!」
真田「もう三十枚売っちゃったぁ…w遅いよ言うのw」
勇斗「お前っ…ほんとクソだな。人の恋愛に手ェ突っ込むとか…。」
真田「お、認めた感じっすか?w」
もうすぐで真田をぶん殴ってしまうくらいなので勇斗は教室を後にした。
自分の教室に戻ると仁人が女子達に囲まれてアワアワしているようだった。
「ねぇ!あれ嘘でしょ!?何近づこうとしてんの!?」
「お前なんか佐野君に似合わねーだろw」
仁人「あぁっ…あの…違くて…。」
何度仁人が困っても離れない女子達に勇斗は物申し、女子の目を一旦引こうとする。
勇斗「ちょっと!皆離れて…!仁人困ってるじゃん…。」
「何?あれほんとなの?勇斗君、今ならまだ引き返せるんだよ?」
「本当なら証明してよ!」
「どうせ嘘なんでしょ!?そうだよね…?」
女子達の鋭い視線と圧の物凄い事。
「証明」というのは恋人としての事を成せば認めて貰えるのだろうか、そう考えた。
勇斗「…仁人、ごめん。」
仁人「えっ?んぐっ…んっ…。」
「えっ…?キモっ…。」
「なんか無理になって来た…ちょっとキモいかも。」
女子達に見られているにも関わらず、勇斗から熱心に口づけをする。
仁人も周りも困り果てているこの状態でも仁人を強く抱きしめる。
勇斗「…はぁっ、どう?俺、仁人しか興味ねーから。」
「あいつゲイかよw俺も襲われるかもー!やばーい!w」
「この写真の吉田みたいにされんぞw」
周りのガヤがうるさい。
こんな時に「俺が仁人と付き合ったのが悪かった」と思ってしまう。
キーンコーンカーンコーン…。
チャイムが鳴ると皆座り、勇斗は心が落ち着かないまま居た。
ー放課後ー
勇斗「…仁人、今日…ごめん。」
夕焼けのオレンジ色に染まる放課後に仁人と帰っていると、勇斗はそう切り出した。
少しの沈黙を挟んでから仁人が答えた。
仁人「あっ…まあ…良いよ。」
どこか許してなさそうなその声でまた心の穴は拡がる。
勇斗「俺、どうかしてた。…本当に。」
なんて事を言っていると、早速、目的地の勇斗の家に着いた。
自転車を傍に置いて二人は部屋へと向かっていく。
今は母も居ないようで、外もカラスが鳴くだけ。
勇斗「はぁ…。」
ため息を吐いている勇斗を横目に仁人は何かを考えていた。
仁人「…今、そういう事したくない?」
勇斗「…え?」
仁人「いや…何も。」
気まずさに言葉を濁して言う。
二人のこの空間でも飲み込みきれないわだかまりがまだ喉にはあった。
仁人「じゃ、じゃあ、ゲームとか。」
勇斗「…どっちでも。」
余計に気まずさと仁人の焦りが大きくなる。
どうにか勇斗を元気づけたい気遣いに勇斗は気付かない。
仁人「えっと…あ!勇斗、ほら!笑って!」
勇斗「あぁ。うん。」
口角だけを一瞬上げただけで、普通に真顔だ。
どうすれば勇斗は笑ってくれるか、このままでは勇斗が可哀想に思えてしまう。
仁人「あっ、」
何かを閃いた様に立ち上がる。
仁人「勇斗、良いものあげる。」
コメント
4件
すみません、今別アカウントを作ったら戻れなくなっちゃったので返信やフォローなどが返せない状態です。 ちなみにこのコメントはTDNDBが別アカウントで打ってます…。 信じて貰えるか分かりませんが、まだ復帰まで少し待っていてください!!🙇♀️

今回も最高でした!次のお話も楽しみにしてます!

ほんとにありがとうございます😭 TDNDBさんの作る作品全て好きです