注 意
・ 二 次 創 作
・ キ ャ ラ 崩 壊
・ 誤 字 ・ 脱 字 あ る か も
・ お か ゆ が ち ょ い 変 人
・ 長 い
・ 地 雷 注 意 (地 雷 の 方 は 読 む の を お 辞 め に な る 事 を お 勧 め し ま す)
上 記 、 大 丈 夫 と い う 方 は 物 語 の 世 界 へ !
S T A R T
いつだって猫又おかゆが考えていることは、
「退屈」だった。
特に刺激のない日々。
毎日毎日、おかゆは、実家のおばあさんが作ってくれたおにぎりを食べ、空を見たりするだけで、特に何もせず、寝る。
「あー、つまらなぁい」
口の周りに付いた米を指で取り、その米を食べながら言った。
「空は綺麗だなあ」
広い空を見ると、時間がいつの間にか経つ。
それが、おかゆの暇つぶしだった。
「それにしても、みんな、どこに向かっているんだろう」
おかゆの家の前は月曜から金曜日のだいたい同じ時間に人間の若者たちが、どこかに行くために、朝早くから通る。
だが、ここ、二、三週間通らなかった。
おかゆは基本的に早起きだ。
特にすることもないが、朝の空を見るために早起きしている。
この若者たちを追うのは、あまりやる気が起きない。
別に興味が湧くことがあれば、話は別。
「まあ、あまり僕には関係ないかな」
また、おかゆは空に視線を移す。
おかゆは、ぼーっとしながら、空を見つめる。
なんて綺麗なんだろう。
色んな形の雲があって面白い。
でも、雲を見つめるだけでは、面白くない。
猫は飽き性だから。
だが、そんなおかゆの退屈な日々は、ある人物によって覆される______
「ちぃこぉくぅだぁ!!!!!」
誰かの声がした。
おかゆは、その声の方に空から視線を移した。
その声の正体は、黒髪のショートの女の子だった。
瞳は、黄色や、緑に近い青色、とにかく、綺麗だった。
どうやら、急いでいるらしい。
おかゆは、気になった。
よし、声をかけてみよう。
「何してるのー?」
おかゆは、女の子に向かって、聞いてみた。
「うぇっ!?」
女の子はとても驚いていた。
僕が聞いたら、驚いて、固まってしまったので、もう一度聞いてみた。
「だぁかぁらぁ、何してるのー?」
「え、あっ、何って…走ってるだけだけど…?」
別に、それは知ってる。
僕が聞きたいのは、なんで急いでいるのかなんだけど…
うん。僕の質問が悪かった。
「何で走ってるのー?何で急いでるのー?」
「学校に遅刻しちゃうからだよ!急いでるから!」
と言って、女の子が、どこかに行ってしまう。
学校という言葉を初めて聞いた。
おかゆは、とても興味が湧いた。
猫は、普通に足が早い。
だから、人間の女の子を抜かすなんて朝飯前だ。(さっき、おにぎり食べたけど)
「待ってー」
「は!?」
女の子はさっきよりも驚いて、後ろと前を何度も見ている。
「さっきまで、スバルの後ろにいたよな!?」
「え、うん」
「なんで!?」
「なんでって…君が遅いから?」
「もうちょっとオブラートに包んでくれよ…まあ、スバルは走り方がアヒルみたいで遅いってよく学校で言われるけどな…」
この子が言った、「学校」っていう言葉が気になる。
「んでさぁー、どこ行くのー?」
「え…学校だけど…」
やっぱり、学校だ。
僕の辞書に「ガッコウ」という言葉は、どんだけ探してもない。
聞いてみよう。
「学校って何?」
「え、学校知らねぇの!?」
また、驚いた。この子結構驚くな。
「え、うん」
「はえー、珍しいやつもいるんだな」
「珍しいの?」
「んまあ、みんな、通ってるし…」
「へー」
「なんか自分から聞いたくせに興味無さそうな返事だな」
女の子は僕を睨んだ。
「そんなそんな、めちゃくちゃ興味あるよ〜」
「そうか〜」
「君も興味無さそうじゃん」
「たしかにだったわ」
女の子が笑う。
しばらくの沈黙があった後、
「んで、スバルになんの用だ」
女の子がまた睨んだ。
「うーん…なんの用って言われても…」
「待て待て待て、スバルに用がないのに、呼んだのか!?」
「いや、あるよ」
「じゃあ、早く言ってくれよ…」
おかゆがシンプルに興味を持ったもの。
それは、
「学校に連れてって!」
またまたしばらくの沈黙があった。
「は?」
「学校に興味を持ったんだよねー、僕」
「いや、『興味持ったんだよねー、僕』じゃねぇよ!」
「名前も知らねぇ人に『君が行きたいところ、連れてって!』的なこと言ってんだぞ!?」
「まあ、たしかに」
「まず、自己紹介してくれん?」
「おっけー」
自己紹介は、猫にとっても大事なものだ。
「僕の名前は、猫又おかゆ、おにぎり屋で飼われてる猫だよー」
女の子が目を見開いて固まってる。
どうしたんだろう。
「ね、ね、」
「?」
「猫!?」
「…え、うん」
「猫が喋ってる!?」
「うん」
「ケモミミ!?」
「うん」
「あー、分かったわ」
「分かってしまったんですケド」
女の子の言った、『けど』だけ、片言になった。
「あはは、何その語尾ー」
「けどって言うと、こうなっちゃうんだよなー」
女の子は、ニカッと笑う。
可愛い。
「そーれーでー、君の名前は?」
「あぁ、そうだったわ」
「スバルの名前は、大空スバル!今日からホロライブ学園の2年生だ!」
「2年…生?」
「あ、おかゆ学校知らないんだった」
「まあ、明日教えるわ!」
「え、後回し?」
「まあまあ、とにかく、自己紹介した所で悪いんだけど、スバル急いでんだ!」
「明日またここ来るから!」
「あ…うん」
「じゃあな!」
スバルちゃんという女の子はドタバタした走り方で向こうに行ってしまった。
スバルちゃんの第一印象
ものすごいスピード感がある子だった。
なんか勢いがすごい。
僕と全然違う。
でも、面白い。
「まあ、明日来るって言ってたし、明日が来るまでダラダラしてよー」
おかゆは、家に戻った。
翌日、僕は、家の前でスバルちゃんを待っていた。
「スバルちゃん来るかなあ」
おかゆは、内心ワクワクしていた。
すると、
「今日は遅刻しねぇぞぉ〜」
この前聞いた声が聞こえた。
「おかゆ〜来た…ぞ…?」
スバルちゃんが僕のことを見て固まった。
まあ、それはそうだ。
なぜなら、
「なんで、ホロライブ学園(うち)の制服着てんの!?」
まあ、そりゃ、驚くよね〜
「いやあ、スバルちゃんと会って、解散したあと、おばあちゃんに頼んだんだよね〜」
「そしたら、なんか入れた」
「はぁ!?」
「おばあちゃんの友達が、なんか学校の関係者だからぁ、みたいな?」
「おばあちゃん行動力やばすぎだろ…」
「ね〜」
「『ね〜』じゃねぇよ…」
「まあ、これから一緒に登校?っていうのしようよ〜」
「ま、まあ、そうだな!」
状況の飲み込みが早い。
「っていうか、スバルちゃん、僕たち友達っていうやつになりたい!」
「ん?いいぞ?」
「わーい!」
「あのさ、」
スバルちゃんが、少し間をとって言う。
「なぁに?スバルちゃん」
「おかゆって友達いなかったん?」
スバルちゃんが気まずそうに言う。
「うん」
「そっか…まあ、スバルが最初の友達ってことだな!」
僕は、昔から友達がいなかった。
だって僕は、猫だもん。
人間と友達になりたかっただけなのに、みんな、「猫だ、猫だ!」って言って、逃げてく。
でも、やっぱり、スバルちゃんはみんなと違う。面白そうな子。
僕と友達になってくれた。
「よぉーし、スバルが通ってる学校について、教えてあげよう!」
「わーい」
スバルちゃんは、僕に、たくさん学校について教えてくれた。
まず、ホロライブ学園は8年前くらいに出来たこと。
そして、ホロライブ学園は高校であること。
あと、生徒会長って言う人がいて、その人が、「ときのそら」っていうアイドルみたいな子だってこと。
校長先生は、谷郷元昭(通称YAGOO)っていう人らしい。
そんなことを話してるうちに、ホロライブ学園に着いたようだ。
「ここが!ホロライブ!学園!だっ!!!」
スバルちゃんは、大きい校舎を指差す。
「あんまり人いなさそうだけど…」
「まあ、ホロライブ学園(ここ)は生徒数が80人くらいだからな」
「ふぅ〜ん」
人間から変だと思われてる僕と友達になってくれた人がいる学校。
どんな人がいるんだろう。
前編終わり
ここからは、主の話
読まない人は、いいねとコメントとフォローをお願いします!(切実)
余談
一旦終わりにさせて頂きました!
いや、ヌッシーだってね、1話完結にしたかったんだけど…
思ったより、長くなっちゃったので、前編と後編に分けさせていただく!
後編の話なんだけど、スバおかってさ、個人的に、おかゆがスバルをイジる的なやつが思い浮かんだすよ!なので、まあ、おかゆがスバルちゃん(スバ虐)にハマるお話を書きます!(タイトルと同じこと言ってて草)
結構ガチで頑張ったんすよ…
小説初心者なんですけど、ハマってる小説を見ながら、書きました!
日本語も多分おかしいところがあると思うんですが…
後編も読んでくれると嬉しいですっ!
それでは〜次のお話でお会いしましょう!
ばいばい!
コメント
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声が脳内再生された!後編楽しみ!