どこかで＿＿

ｼﾞﾖﾝside

ｼﾞﾖﾝ

、すんちゃんって取り憑かれてんの、?

結構真剣に聞いた質問だった。

どんな夢を見てるんだろう。すごい、泣いてるし、、うなされてるし、、その、感じて、たり、

やっぱり取り憑かれてるんじゃ、と、思ってた。

でも、

ｽﾝﾘ

え、?笑笑

じよんひょんって、天然、? 笑笑

え、取り憑かれてないのかな、

天然、??俺が、?? 舐めすぎでしょ、!

ｼﾞﾖﾝ

真剣なんだけど、

ｽﾝﾘ

はは笑 かわいいですね笑

ｼﾞﾖﾝ

バカにしてるでしょ、（　///

その笑顔。だいすきだよ、ほんとに。

どこかで見たことある。ずっと探していたような。

ｽﾝﾘ

俺、小さい頃からよく夢見てるんですよ。

顔も知らない男の人がでてくるんです。

ｼﾞﾖﾝ

知らない、人、

（　じゃあ、夢の中で、その人と、??　）

ｽﾝﾘ

目が覚めると、泣いてて、自分でも分からないんですよね~、笑

でも、きっと、大切な人なんじゃないかなって、笑

ｼﾞﾖﾝ

そう、なんだ、

すんちゃんには、夢に出てくるくらい大切な人がいるんだ。誰かわからないのに、大切な人って言えるのは、余程、大切なのだろう。

俺も、夢が見れれば、誰を探しているのか分かるのかもしれない。

ｽﾝﾘ

誰か、分からないんですけどね、（　ぽろ

ｼﾞﾖﾝ

ぇ、ど―したの、?､

ｽﾝﾘ

あれ、なんで、だろ、（　ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

わからない。

すんちゃんが泣いた時に、「　ごめん。　」

という思いが込み上げてきた。

俺は反射的にすんちゃんを抱きしめた。

ｽﾝﾘ

、！！（　泣

ｼﾞﾖﾝ

ぁ、ご、ごめん、

ｽﾝﾘ

ぃや、このまま、で、いて、（　泣

ｼﾞﾖﾝ

、うん。

なんでこんなに、すんちゃんを愛おしく感じるんだろう。

ずっと探してたような、、この感じ。

すんちゃんを抱きしめた時、懐かしみを感じた。

すんちゃんとハグするのは初めてなのに、

前にも、していたような、

恥ずかしいけど、心の底で小さく思っていた。

「　この子は、運命の人だ。　」

初めて会った時からだった。

なにかが、ピンと来た。

だから俺は、こんなにもすんちゃんに惹かれるのかもしれない。